『鬼滅の刃』の作者が女性発覚で荒れている件
今回は鬼滅の刃の作者が女性であった事が発覚してTwitterなどで荒れていたのでその件について語りたいと思います
作家に対する読者の妄想
作家に対する読者の思い込みなどの結果荒れたケースは過去にも多々ありました
鋼の錬金術師の荒川弘さんも女性であることが発覚した時には軽く荒れたみたいですし
もう少し遡ると、ジャンプの表紙にジャンプ作家が勢ぞろいして写っていたものが載っていた時代はるろうに剣心の作者の和月伸宏さんの外見に関して大いに話題となった様です
更に幽遊白書を連載していた時、読者の中に
などと勝手に妄想した結果、冨樫義博さんの著者近影を見て
と言った感じでアンチになったと言う話を聞いた事があります
これは割と極端な例ではありますね(;'∀')
今回の鬼滅の刃の作者さんが女性と言う事が発覚してどのように荒れているのか調べてみましたが、どうやら
「女性がこんなヒット作をかける訳ない」
と言った感じの意見があるみたいです
主な理由としては、単純に嫉妬から来る批判ですかね
少年漫画を描いているのが女性だったという点は一つの理由としては考えられるのかも知れません
逆のパターンで考えると
りぼんで6000万部の大ヒットマンガを描いている作者が男性だった
仮にこんな作品があったら
と言った理由で荒れる事があり得るかも知れません
いずれにしても今回の一件を見て思う事は、アンチの意見をいちいち気にする必要はないですし、作品の話題性が上がったと言う事でファンはむしろ喜べば良いレベルの話と言えそうです
本当のファンは今回の一件で離れる訳はないですし、むしろ団結して擁護していくでしょう
ファンタジー
思い込みって結構あるもので
例えばドラマや映画で悪役を演じる人がいるとして、その役者さんを実際に悪者だと見る人がいます
少し昔になりますが、マンガ夜話と言う番組の中で夕月光さんの「エリート狂想曲」が取り上げられた時に、ゲスト出演されていた杉作J太郎さんが
と孤軍奮闘して主張していたのを思い出しました
読者は作家と言う見えない存在を神格化していく時があるんだなあと、思います
しかし作者は神ではなく、私たちと同じ人間です
現実にルフィも孫悟空も炭治郎もいません
マンガはマンガ、現実は現実です
でも、その辺りを混同して考えてしまう人、ファンタジーと戦っている人たちは結構いるのかも知れません
SNSでの炎上や、誹謗中傷による問題も絶えませんが、結局はこういう観点に陥る人による事なのかも。