原神 第367話 暴君の遺恨
奔狼領へ向かった先で偵察中のジンと再会
そしてジンから王狼の確認を任されたルイは
ボレアスの所へ向かう
登場人物
ルイ | パイモン |
レザー | ボレアス |
アビスの使徒 | ダインスレイヴ |
北風の王狼
王狼の所へ
残魂の狼にも、跡継ぎを守る習性があったとはな
防衛のためか?
しかしその実力、魔神の足元にも及ばぬ
我々に服従すれば
過去のようにな
戯…言を…
苦しそうだぞ!
狼は、屈しない
でも、これ以上は
何度やろうと、無駄な足掻きだ
アビスの使徒を圧倒する勢いで攻撃を繰り出すディルックさん
相手が悪かったな
残魂にも、これほどまでに堅い意志があったとは…
しかしこの程度のこと、なんの影響もない
ありがとう、いいところに、きた
こんな無様な姿を…
人間の「ルピカ」に見せるとは
アビスの使徒に甘く見られたと感じたボレアス
王狼、試練、拒まない
でも、不気味な外来者、掟、守らない
オレも、罠に、気づかなかった…
ありがとう、ルイ
オレの爪、もっと、強くなる
お前たち、危険な匂い辿って、ここに?
鼻はそんなによくないパイモンさん
その…こちらの魔神殿は「最古の耕運機」を知ってるか?
我は人間の造物なぞに興味はない
故に「耕運機」なるものは知らないが、印象に残っている機械なら一つある
あれは我の試練に誤って立ち入り、我もあれを試練を受ける勇士として扱った
戦闘のためだけに作られた物だと言うボレアス
我の攻撃で損傷し、倒れる前にこの試練場を離れたがな
「ミサイル」?
いや…さっき言ったように、人間の造物には興味がない
そのような言葉、我には分からない
回転と跳躍、そして火の玉を放つ
力は魔神には及ばないが「神の目」を持つ者より上だ
火の玉に心当たりパイモンさん
役に、立った?
オイラたちは重要なことを調べに行くぞ
アビスの使徒が離れたとはいえ、教団の攻撃はまだ止んでないから、おまえたちも気をつけろよ!
もっと危険な匂いがあると言うレザー
お前たちも、気をつけろ
早くダインに知らせよう!
ダインスレイヴと合流
見かけたが、会わないように避けた
彼女は「獅牙騎士」であり代理団長でもある
俺を警戒している
気を付けなければ、彼女の調査対象になってしまうだろう
ところで、魔物は片付けたが情報はなかった
そっちは何か収穫があったか?
なるほど…
これで「最古の耕運機」の全貌も、少しは掴めるだろう
「王狼」から聞いたことだけで?
それだけではない
もっと全体的に考えた上で出した結論だ
例えば、貴様たちが協会で聞いた「歴史」について…
そうだ
そのシスターから聞いた、暴君の遺恨に関する事件だ
気付いたパイモンさん
人が近づくと、ミサイルを発射してたけど…
…ある日、ついに壊れて、その天から降る火の玉もなくなったんじゃないか?
当時のモンドの人はあまり「遺跡守衛」を見たことなかったから「暴君の遺恨」って呼ぶようになったんだと思うぞ!
どうやら、次は「風龍廃墟」と呼ばれるあの場所に行って詳しく調査する必要があるようだ
必要ない
ん?それはどういう意味だ?
あっ!分かったぞ!
あの「高塔に居座る守衛」は、確かに印象深かったな!