原神 第315話 伯桓
海灯祭が始まり賑やかさを増す璃月港
その一方で
海灯祭で多忙を極めていた望舒旅館のオーナー
そして望雅からの依頼を受けて
望舒旅館の近辺で取材中の伯桓を探す事となった
登場人物
ルイ | パイモン |
伯桓【初】 | 望雅 |
徳貴【初】 | シニャク【初】 |
伯桓
望舒旅館を出て伯桓さんを探す
やがてヒルチャールに襲われている人を発見
誰かが魔物に襲われてるぞ
助けに行こう
ありがとう…はぁ…危ないところだったよ…
ここで取材してたんだ
ほら、今海灯祭でしょ?
だから友達のために、綺麗な字を何枚か書いて…
元々ここへは、特殊な墨汁を作るための材料を探しに来たんだ…
それがまさか魔物に出くわすなんて…
望雅さんの頼み事についてなんですが…
望雅さんの依頼を承諾してもらう
軽策荘…確かお年寄りの人がたくさんいたな…
そうだ、石珀を1つと清心を1つ集めてきてくれる?
僕は墨汁を作りに行くから
はははっ
知らなかったでしょ
石珀の粉を墨汁に入れると、書き出された字が金色がかって凄くめでたいんだ
清心を墨汁に入れると、とてもいい香りを放つ
墨汁の質が良ければ、一段と上品な香りになる
なんてことないよ
本物の専門家が作る墨汁は、もっと手が込んでるんだ
今回は簡単なものでいいよ
集め終わったら僕に渡してね
既に持っていた分から渡す
よし、これで全部揃った
君は先に望雅さんのところに行ってて
僕は少し休憩してから望舒旅館に行くよ
伯桓は見つけた?
なんて言ってたの?
後で来ますよ
良かった
私もさっき清昼に会ったわ
考え事をするって言って、眉をひそめながら出て行ったけど
旅人、手伝ってくれてありがとう
私は伯桓と詳しいことについて話さないといけないから、ここで彼を待つことにするわね
それから璃月港に戻って、他の用事を…
どうやら、望舒旅館と璃月港の間を往復することになりそうね
雑用が終わったら軽策荘に行くと言う望雅さん
本当にお疲れ様です
はぁ、雑用仕事を早く終わらせなきゃ…
酒の味
璃月港冒険者協会付近
何回教えたと思ってんだ!
これもできないなら…
お前、金を稼ぐ気はあるのか!
会話中の人たちを発見
でも…
でもなんかじゃない!
客にいっぱい食わせてどうするんだ
金は入ってこないぞ!
数えてみろ!一口が一杯なら、必ず二杯目を頼んでくる
つまり二杯分の金が入ってくる!
…
それと…酒は水より高い
少しだけ入れて、酒の味がすればそれでいいんだ
あれだけ入れてどうする!
でも…酒醸団子が薄すぎて…
ただの水団子ってお客さんが…
客が言ったら聞くのか?
お前の給料を出したのは客か?
薄くて上等!
物足りないと思ったらもう一杯!
もう一杯食わせたらいいじゃないか!
そしてこちらに気づいた雰囲気の二人
商売って難しいな…
ん?ああ、酒場の商売が難しくなったって言ってるんだ
こういう飲食店を長い間やってると、メリットもデメリットもたくさんあるんだ
メリットは、時間が経つにつれ有名になる
有名になれば、お金も入ってくる
デメリットはいつか飽きられてしまう
店が大きくて、品物の種類がたくさんあれば問題はないが
うちみたいな小さな酒場はどうもな…
お客さんもあまり来なくなったと言う徳貴さん
そういえば、モンドの酒市場もかなり繁盛していると聞いた
蒲公英を使った「蒲公英酒」がとても有名らしいな
蒲公英が酒に使えるかは分からないが、やってみるしかない
蒲公英を持って来て欲しいと言う徳貴さん
頼んだよ
報酬は支払うさ
璃月の人に二言はないからな
持っていた蒲公英の種を渡す
とにかくやってみるよ
璃月の方法でこの蒲公英をなんとかするさ
これは報酬だ
受け取ってくれ
蒲公英で酒を造るのは恐らく数回は失敗すると思うんだ
蒲公英を使いきったらまた頼むかもしれない
よろしく頼むよ
海灯祭はつづく