原神 第386話 ローレンス家の所作
エウルアのローレンス家礼儀作法実演を通し
ローレンス家と
モンドの人々の関係を知った…
続いてローレンス家の所作を学ぶため
ドラゴンスパインへ向かう
登場人物
ルイ | パイモン |
エウルア | アンバー |
サラ |
ローレンス家の所作
ドラゴンスパイン南西
貴族の所作を学ぶためには、その中にある優雅さを身に着ける必要があるの
どんな劣悪な環境でもね
例えばここから先を見ると、とても険しい山道があるでしょ
もし、きちんと教養のある貴族であれば、葉が体に触れることなく、優雅にここを通ることができるわ
でもこれなら、貴族の言葉遣いを学ぶ時よりかは、おまえの経験が役に立つんじゃないか?
楽勝だと思ったパイモンさん
あははっ、自信があるみたいね
では始めましょう
優雅さを保つことに専念してね
吹き飛ばされたりするとみっともないから
そして山道を上っていく
そしてゴール
上出来じゃない
私の予想よりずっといいわよ
ギリギリ足手まといにならずに済んだ息切れパイモンさん
いいえ、まだ始まりに過ぎないわ
さっき経験したのは一番簡単なコース
実戦ではあんな風に立ち止まって分析する機会なんてない
見て、前方に魔物を引き寄せる地脈鎮石があるわね
激しい戦いの中で冷静に戦況を判断してこそ真に優雅だと言うエウルアさん
小さい頃から家族のしつけが厳しかったのよ
さあ、行きましょう
地脈鎮石へ
この地脈鎮石ね
起動して
吹き飛ばされたり凍らされたりしないでね
優雅じゃなくなるから
しかし攻撃を食らってしまう
残念、失敗よ
大丈夫、特訓だから、気持ちを切り替えてもう一度やってみましょう
そして…
攻撃を食らう事なく魔物撃退に成功
やったわね
君がこんなに優秀だと思わなかったわ
雪山という環境下でも思い通りに行動できるなんて、私でも君のようにはできないかな
もう教えられることはないかも知れないエウルアさん
こいつは冒険に関してはすごく得意だって
えへへっ、これでオイラたちも合格ってことだよな
早くここを離れようぜ
オイラもう凍え死にそうだぞ
修行不足パイモンさん
ええ、そうよ
特訓の時、君だけそこら辺をうろうろと飛び回ったりして、まったく優雅じゃなかったわ
私の教えをちゃんと聞いてなかったんじゃない?
それに、オイラはずっとこいつの身の安全に注意を払ってたんだ
どんな理由であれ、私の話を聞き流したことについては忘れないから
何かを飲むよう促すエウルア
毒なんじゃないかと思ったパイモンさん
違うわ
ホットミルクよ
凍え死にそうなんでしょ
温かいミルクでも飲んで、体を温めなさい
でも…さっきは恨めしそうに忘れないって…
だからこそ、こんな心配をしているんじゃない
私が復讐する前に凍え死なれたら困るでしょ?
だから、小さいの、死なないでよね
復讐のためにしただけよ
感謝されるようなことじゃないわ
モンドに戻り手土産を渡す準備をする事に
良い考えがあるの
鹿狩りのサラのところに行きましょう
モンド城「鹿狩り」
挨拶アンバーさん
オイラたちってつくづく縁があるよな
どうせなら、一緒に食べようよ!
いいわね
長いこと一緒にご飯を食べていなかったものね
こうしてアンバーと一緒に食事する事に
追加注文を聞くサラさん
私の伯父は「漬け野菜肉炒め」が好物なの
あとで伯父に届けるから、これを1つテイクアウトでお願い
はい、分かりました
ただ準備に少し時間がかかりますので、後ほどカウンターまで取りに来ていただけますでしょうか
満足サラダをアンバーが注文したのかを確認するエウルアさん
違いますよ
彼女が野菜を注文していなかったので、私からおまけとしてお出ししておきました
注文していないのに勝手に出すなんて…
ふんっ、このことは忘れないから
こんなことまで覚えておくのかと思ったパイモンさん
もう、初めて会ったわけじゃないんですし、私がこういう人なのは分かってますよね
では、私は「漬け野菜炒め」を準備してきます
ごゆっくり
はぁ、まったくサラったら、いつかまとめて清算してあげるわ
そんな料理聞いたことないぞ…
鹿狩り裏メニューについて語るエウルアさん
エウルアに勧められて一回食べたことあるけど、飲み込めなかった…
だから、わたしはあれを「復讐肉炒め」って呼んでるよ
私と好みが全然違うのね、意外だわ
でも、思わぬところで復讐を果たせたみたいで嬉しいけど
当然よ
彼女みたいに誰にでも借りを作る子なんて、モンド中探してもそういないわ
エウルアはいつも「恨み」やら「復讐」やら言ってるけど、それは彼女の生き方なだけで、実際はそこまで気にしてないから
気にしているわよ!
はっきりと覚えているわ!
もうアンバーったら、本当に憎らしい!
エウルアは実際にはいい人なんだと思ってきたパイモンさん
…はぁ、小さいの、君は私みたいに「罪人」として扱われたことないでしょ?
だったら当然知らないはずよ
悪人が善人になるのはとても困難なの
私は善人になれないし、なるつもりもない
ちょっと、そんな深刻な感じにならないでよ
冗談だから、早く食べましょう、冷めてしまうわ
サラさんのところでお会計してくるね
大丈夫よ
モラはもうお皿の下に置いたわ
直接お会計に行ったら、サラはきっとあのサラダ代を受け取らないだろうから
私の復讐に対する執着を見くびらないでほしいわね
そんな隙をサラに見せるわけにはいかないわ
ふんっ
シューベルトさんは清泉町近くの山上の拠点にいると言うエウルアさん
それは、少し都合が悪いかな
私がいない方が順調に行くと思うわ
そうだ、サラにお願いしたテイクアウトを忘れないでね
アンバーも野外調査へ戻る
ええ、またね
君たちって本当に面白いわ
サラさんから「漬け野菜肉炒め」を受け取る
もしエウルアさんに何か変なことを言われたのなら、あまり気にしないでください
彼女、実はとても優しい人ですから
でもさっきのエウルアとアンバー、それにサラとは仲が良さそうだし…
ローレンスという姓は、モンドの人にとっては拭いきれない重い意味があります
一度でもこの姓を認識してしまえば、みなさん「エウルア」ではなく「ローレンス」としか見なくなるのです
エウルアは何をしようと有罪になってしまうと言うサラさん
彼女が西風騎士団に入った時、それもう大騒動になったんです
大勢の人が彼女の入団撤回を騎士団に求める署名活動を行ったほどでした
一方で、ローレンス家の方からも一族の人たちが騎士団へと押しかけ、エウルアさんに説明を求めました
はい、エウルアさんがどれほどの覚悟と決心を持っていたかが伺えます
幸いにも、大団長ファルカさん、そして騎士団の他の人たちも確固たる意志で入団を迎えていたため、事態は収束しました
しかし、それはただ奥深くに押し込まれただけで、根本的な解決には至っていないんです
一族から見ればエウルアは騎士団の汚点でありローレンス家から見れば彼女は一族の災いだと言うサラさん
しかし、彼女はただ黙々と騎士の責務を全うし、人々を助けています
私も彼女には助けられた一人なんです
エウルアさんは、みんなから理解と関心を得るべき人だと思います
少なくとも、公正な扱いを受けるべきです
はい、その日がやってくることを信じています
今なら、どう彼女と接していいか分かる気がする
それはよかったです
口に出さないでしょうが、きっと彼女も凄く喜ぶはずです
こうして鹿狩りのサラさんから
エウルアについて色々話を聞く事ができた
そしてシューベルトに会う為
手土産を持って清泉町へ向かう