原神 第470話 無名
フォンテーヌの発明家グザヴィエから話を聞き
「御影炉心」修理の協力をする事になった
登場人物
ルイ | パイモン |
グザヴィエ | 無名【初】 |
ファデュイ兵 |
神居島崩砲
地図を頼りに神居島崩砲の場所へ
やっぱこれだったか
照準難しいな…
あそこのバリアを狙って……
バリア破壊…!
よし…この要領で…!
残り2箇所の割れ目も破壊
…!?
たたらを覆っていたバリアが破壊される
グザヴィエさんに報告だ!
戻ってきたか
さっきの騒ぎ、耳が痛くなるほど大きかったな
砲声を聞いて、ファデュイのヤツらは自分たちの行動が幕府の人にバレたと思って、ビクビクすることだろう
でも、変だな…バリアが破壊されたのに「祟り神」のエネルギーが漏れ出なかったのはなぜだ…
もしかして「御影炉心」の一部システムがまだ機能していて、すでに「祟り神」エネルギーを多少なりとも浄化していた?
くっ、なんにせよ、この機を利用してよく調べてくれ…
…幕府軍じゃないだと?
ふんっ、道理で少し賢くなったと感じたわけだ
だが幕府軍でない以上…ここで消えてもらう!
ファデュイを撃退
あいつらなんと、直接…
「御影炉心」の中にある「祟り神」のエネルギーを狙っているのは確かだな
ファデュイがこの騒ぎに気を取られているうちに、早く中に入って「御影炉心」の保存装置の状況を確認して来てくれ
もしファデュイに会ったら…相手を無力化してほしい
お前はかなりの実力を持っていると信じている
「御影炉心」調査の為にたたら探索開始
とりあえず「御影炉心」を早く見つけないと…
そして「御影炉心」を発見
早く記録して、グザヴィエのところに持っていこう
早くここを出たい
「御影炉心」の記録写真
あの装置は見つかったか?
写真を渡す
どれどれ…よかった、大きな損傷はない
緊急システムが正常に機能してるなら、装置内のほとんどのエネルギー経路が封じられたはずだ
不幸中の幸いというやつか…
だが「御影炉心」の件を解決するには…もっと準備をする必要があるな
それにもう少し考えないと…
こうして後日訪れる事に
無名
その後たたらを探索していると侍を発見
なんでだ?なんで見つからないんだ…
さ…探してるのは…忘れた
思い出そうとするたびに忘れてしまうのだ
おい、俺が何を探しているか知ってるか?
全部探したけどどこにもないと言う無名さん
覚えてないけど、探しているものは手荷物の中にないのは確かだ
俺は一体何を探しているんだ…
ちくしょう!なんで何も思い出せないんだ
ここに来た時?
ここで刀を振っていたことだけは覚えている
刀を振って何を…
刀を振って人を斬ると言う無名さん
目の前の敵を斬った時、全身の血が川のように脈々と流れるんだ
なんて清々しい、ハハハハッ
前に俺の刀が血に染まったのはいつだろうか?
ふっ、かなりの時間が経ったに違いない
そして今日は、お前がここに来た
何を探していたかという問題はさておき、長いこと考えていた俺も疲れた
休む必要がある
久々に刀を振って「貴月胴切」の囁き声が聞こえてきた無名さん
聞いてくれ、彼女は斬りたいって叫んでる
はははっ、お前と戦ったら、彼女も喜ぶだろう
「貴月胴切」の声がお前には聞こえないのか?残念だ
生死を刀に託す者は、刀の声を聞くのだ
…ふふ、彼女が斬ろうと、また俺に言ってきた
来い、武器を取れ
俺と勝負しろ
無名と戦闘開始
お主でこの刀を試そう
俺の負けだ
俺は無数の人を斬った、一度も負けたことがない
今回はお前に負けた…負けを認める
お前に殺されても文句はない
ははっ、俺は人を斬るために刀を抜くが、お前はそうではないと?
お前の戦い方は特別だ
雰囲気も尋常じゃない
俺に斬られたやつらとは違った
お前はどこの流派の弟子だ?
ふっ、言いたくないのか?
それならそれでいいだろう
今は何も思い出せないから、お前が言ってもどうせ俺は知らない
何もかも忘れてしまった無名さん
だが刀の柄を握れば、その懐かしさに安心するのだ
俺みたいな過去を失った人は、こんな荒れ地を徘徊するしかないのか
自分の名前まで忘れ、幽霊のようにこの世を彷徨うことしかできない俺を、お前はどうやって助けるのだ?
俺に家族はいるのか、故郷はどこかのか、それすらも知らない俺は、ここ以外に行くところがない
俺の過去と唯一関係があるのは、この剣術のみ
師匠…何も覚えていない
独学ということはないと思うが
この世の中、独学の者は出世ができないと聞く
幼い頃から真面目に稽古しても、費用を払えず師匠の指導を受けなければ、他の人よりも遠回りをしなければならない
ろくな刀もなく、熔錬工場の鍛造職人が捨てた粗悪品を乞うことしかできない
不用品の刀でも、大事にして、名前までつけた
このように汗を流しながら、傷だらけの体で、気力を振り絞って基礎を作った
それでも笑われたのだ
気の合う仲間の存在を語る無名さん
くっ…なんだ…この感じが懐かしいと思うのはなぜなのだ?
俺は…少し思い出したようだ…
二人の子供が刀を持って稽古している
隣には彼らの住む茅葺き屋根の家
蘇った記憶を語る無名さん
崖の下の、海に囲まれた家…
彼らは毎日建物の裏の階段に沿って、丘に行って稽古している…
彼らの刀は多分そこにあるはずだ
彼らは誰だ?
ダメだ、思い出せない、頭が痛い…
お前、俺を助けると言ってくれたな?
なら、刀を持つ子供を二人探して、その刀を持って来てくれ
俺…俺はその刀を見たいのだ
あれは俺と関係があるかもしれない
…武士の約束は一諾千金だ
お前が約束を果たすまで、俺はここで待つ
お前が彼らの刀を見つけるまで