原神 第185話 7枚の凧
ピンばあやの壺の中から
「洗塵の鈴」を持ち帰る事ができたルイとパイモンは
玉京台で待つ鐘離の元へ向かう
登場人物
ルイ | パイモン |
鍾離 | 山ばあや【初】 |
タルタリヤ |
山ばあや
玉京台へ
「洗塵の鈴」、借りてきました
ああ、確かに「洗塵の鈴」だ…ふむ、いい状態だな
一緒に香膏も置いておこう
設置完了の図
知り合いでなければ、鈴が彼女のところにあると知らないだろう?
でも言いたくないなら、今は聞かないでおいてやる
ピンばあやからの伝言を思い出したパイモンさんの図
モノマネパイモンさんの図
ハハハッ、その口調、似合わないな
しかし、彼女の急須は確かにいいものだ
美味い茶が飲める
時間があったら…いい茶葉を持って、彼女に会いに行こう
次は凧を買いに行くという鍾離先生の図
まさか…休憩時間?
ハハッ、違う
凧は子供のおもちゃだが、璃月の儀式においては他にも象徴的な意味合いを持つ
詳しくはあとで説明する、まずは凧を手に入れよう
よくわからないけどわかったパイモンさんの図
解翠行の向かいにあるおもちゃ屋の露店へ
こんにちはー
お客さん、もう来たのかい?
予約していた7枚の凧はできてるよ
もう受け取るかい?
ああ、頼む
昔はちょっと特殊なお客さんが買いにきてたけどこの時期に凧を買う客は珍しいと話す山ばあやの図
それに、旅の途中で鍾離は色んな事をいっぱい教えてくれた…
茶、香料、花、虫や鳥の話も
鍾離は使いどころのない知識が好きだと思っているパイモンさんの図
ハハッ…
そういう面白いことをお前たちと共有したかったからだ
子供のおもちゃは面白いものだからね
…私も子供の笑顔を見るのが好きだけど、それとは別の思いもあるよ
子供はいつだって精巧なものを好きになる
しかし、この「精巧」も千年以上の積み重ねであり、その裏にはちゃんと「意味」が存在している
鍾離が注文した7枚の凧は普通とは異なる意味を持つ事を察した説のある山ばあやの図
解説鍾離先生の図
フフフッ…風神に捧げる凧の模様は、「自由」に色を塗らせてもらったよ
岩神に捧げるものは「契約」通りに描いた
この模様は古くからあって、「黄金屋」でも見ることができる
黄金屋にピンときたパイモンさんの図
この凧の雷の模様…ふむ、輪転する感じが上手く描かれている
まさに雷神が欲している「永久」そのものだ
「知恵」に捧げる草の模様、銀木の年齢…それらが巧妙に凧の骨組みと融和されている
素晴らしい
まだ見ぬ世界の話だ
水、炎、氷の国について語っている説のある鍾離先生の図
フフフ
詳しいお客さんからたまに褒められるのも、私の楽しみのひとつだよ
では、品物をいただこう
金に関しては…
俺が払うよ
タルタリヤ見参の図
ハハッ
ただの通りすがりだよ
鍾離先生は相変わらずだ
支払いをする時…いや、誰かが支払いをしてくれる時、いつも値段を見ないし、財布の中身も見ない
鍾離先生が実際は金銭の価値を理解していて世間の人々の苦しみだって理解しているが貧乏というものが分かっていないと言うタルタリヤさんの図
もしくは金を持っていない自分を想像できない、と言った方がいいかな
よくここまで餓死せずに生きてこれたなと思ったパイモンさんの図
…「公子」殿は相変わらず冗談を言うのがお好きだ
さて、凧も手に入れたし次の準備だ
休息は不要だろう
「送仙儀式」には物だけでなく人手も必要だ
埠頭の付近なら、労働者を雇えるだろう
ルイ、この金を持ってくといい…
あと言わなくても分かるよね?
値切りは君自身がすること
鍾離先生に任せてはダメだよ
わかった( ゚Д゚;)!!
こうして続いて
「送仙儀式」のための
労働者の勧誘へ動き出す
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