目次
原神 第190話 迫る客星
タルタリヤの介入により
永生香を無事入手する事ができたルイ
鍾離は玉京台へと向かい
次なる準備へ取り掛かる
登場人物
ルイ
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パイモン
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白朮
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長生
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鍾離
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講談師【初】
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甘雨【初】
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招待
今後とも弊店をよろしくお願いしますと言う白朮さんの図
「カモを見つけた」という笑い声に聞こえるわ
あんたたちも気をつけなさい
永生香を持って玉京台へ
さて、これで労働者は雇えたし、「永生香」の準備も終わった
儀式の用意が全て整うまでそう遠くないぞ
どうだ?旅人
この岩神を送別するための旅の中で、何か収穫はあったか?
変わった?
ハハハッ
どうだろうな?
旅の中の疑問は、いつだって複雑だ
旅人が見聞きしてきたことは旅人自身がゆっくりと味わえ
そうだ、共に「送仙儀式」を準備してくれた礼に…
ご馳走宣言鍾離先生の図
ん?ああ、安心しろ
今回はちゃんと、モラを持っていく
市場でも評判の港の老舗へ連れて行ってくれるという鍾離先生の図
そうだ
埠頭付近の「三杯酔」で待っているぞ
こうして「三杯酔」の営業時間まで送仙儀式の品々を観察の図
三杯酔へ
ああ、来たか
注文は俺がしておいた
ジュースを注文できない雰囲気の三杯酔の図
だから、お前には酒醸団子を注文しておいた
凝光様の「群玉閣」の話を再開したい講談師の図
市場での評判を得るには美味しい酒の他にも環境が大事だと言う鍾離先生の図
しかし、ここで言う「環境」と、『テイワット観光ガイド』に書かれるような酒場の「環境」は別物だ
講談が始まったの図
天へ届くかの如し所業とはいかなものでしょう?
ご覧ください
これこそが凝光様が築いた天へと通ずる産業でございます
晴れた日に、宮殿から外を眺めれば
凝光様は何か大事があるたびに
人払いをし
三名の腹心だけを連れて
この「群玉閣」を訪れます
腹心を連れて何をするかって?
それは腹心に情報整理や
書類の処理をしてもらうためです
書類が次から次へと壁に貼られ
それは多いほどいい…
しかし
白い壁が書類で埋め尽くされる前に
凝光様は決断を下されます
その後
彼女は全ての資料を細かく割いて
紙切れを窓の外へと放るのです
その様
まさに壮観
ゆらゆらと揺れ落ちるそれは
まるで突如現れた雪と見まがうほど
紙切れに書かれた文字は
この璃月の商人が見れば
雪の上に落とされたインク
実に目に留まります!
このような詩があります
飄々と雲上から落ちてくる雪
一片の文字でも重畳なり
一念で山河を呑み込む勢いあり
天権を尊ぶこと誰しもが知る
考えてみてください
紙切れとは言え、凝光様が策を練るために用いた「考え」にどれほどの価値がおありか
それが一枚や二枚、少しでも多く手に入れば、凝光様の指の隙間から零れ落ちる利益を同業者よりも享受できる…
凝光が気になるパイモンさんの図
やっと見つけました
「絶雲の間から帰ってきた者」
どこからか聞きなれない声が聞こえて来たの図
千岩軍でも捕まえに来た者でもないと三杯酔の屋根の上から言われたの図
確かに「璃月七星」の使者ですが…
私は甘雨
月海亭の秘書です
あなたたちに会うためここに来ました
甘雨見参の図
正確に言いますと、本職は「七星」全員の秘書ですが、今回は一時的に凝光様の特使として参りました
噂をすれば凝光の使者が現れたと言うパイモンさんの図
絶雲の間から帰ってきた者…この場で礼儀が十分に行き届いていないこと、お許しください
しかし、私が持ってきたこの手紙は凝光様が「天権」として、正式に出された招待状です
招待状に訝し気パイモンさんの図
そうです
凝光様はこう言いました
「彼を連れてきなさい」
「彼に会うわ」
凝光さんの言葉を丁寧に代弁する甘雨さんの図
そして凝光さんの言葉を残して
甘雨さんは立ち去った
第一章 第二幕
久遠の体との別れ
任務完了の図
璃月七星から招待状をもらうなんてすごいと感じ始めたパイモンさんの図
ハハッ…客人として「群玉閣」に招待される者は確かに多くない
群玉閣から戻ってきたら荻花洲で落ち合う事を約束の図
第一章 第三幕
迫る客星
開幕の図