原神 第270話 価値のある旅
知能の研究の際に発見した謎の符文
そしてアルベドの実験の目的とは…
ロサリアの言葉を胸に留めつつ
アルベドの研究所へ戻る
登場人物
ルイ | パイモン |
アルベド |
孤独
アルベドの研究所へ
おかえり、ちょうど結論が出たところだよ
しかし、戻って来るまで結構時間が掛かったね
何かあったのかい?
結論から言うアルベドさん
でも全体を通した初歩的な結論から教えられる
それは…
キミはこの世界の人類とそっくりだ
それだけ?
ツッコミパイモンさん
まあ焦らないで
キミたちにとっては当たり前だけど、この世界にとっては当たり前のことなんてない
こういう可能性は考えたことあるかい?
テイワットという世界はよそ者に対して拒絶反応を起こすと
この世界の法則を話しただろう
キミが無事にボクと会話してることは普通に見えるけど、本当は奇跡だったりするかもしれない
なぜなら、キミと同じよそから来た命、ボクが話した種はテイワットの法則に影響されて成長することすらできない
他のアイデアを閃いたと言うアルベドさん
キミの命を真似して、錬金術に新たなインスピレーションを加える…
無から有へ
芽生えから繁栄へ
それから終わりに向かう
この世界でない命を育むことは、世界を育むことにならないかい?
おや、これが限界みたいだね
一瞬だけど最高に綺麗な花を咲かす
生命の極致もここにあるんだよ
それに果実も実らなかったし…
命というのは多種多様で自由なものだよ
長さで決めつけるべきではない
たとえ一瞬でも…
短い命が必ずしも悪いことではない
効率的で完璧
孤独に囚われないことを意味する
おーい、元気出せよ、ルイ
オイラがついてるだろ
アルベドの友達になってやってもいいと考えるパイモンさん
…ありがとう
孤独をなくすことは必要だと思ってないけど…
これも悪くないかな
ルイ、キミが協力してくれたおかげで、ボクは花を咲かす可能性に気付いた
いや、雪山でキミたちと過ごした時間は、価値のある旅だったよ
またお願いするかもしれない雰囲気のアルベドさん
それなら…よろしく頼むよ
こうしてアルベドの研究所を後にした
ずっと実験結果は「普通」だって彼に言ってきたけど…
瓶の底に現れないはずの淀みがあると言うアルベドさん
黒土を吸えば汚れ、白亜を吸えば無垢になる
キミもボクも、未来が不確かな「素体」ってことか…
もしいつか、暴走するボクが
キミが止めてくれることを、期待してもいいだろうか?
白亜の章 第一幕
旅人観察報告
任務完了