原神 第286話 雲の海の仙獣

原神 第286話 雲の海の仙獣

甘雨の心の思いを知ったルイとパイモンは

仙人修行中の甘雨の様子を見に

奥蔵山の南へ向かう

登場人物

ルイ

パイモン

甘雨

辛程【初】

仙人の修行

そして甘雨さんを発見

甘雨

お二方、なぜここに?

甘雨

仙家の修行に興味があったのですね…

仙人の感覚を取り戻すため留雲真君が教えてくれた修行をしていると言う甘雨さん

甘雨

少しあの方の趣味嗜好が混ざっていますが…

仙人を誤解しないでくださいね

難易度確認パイモンさん

甘雨

いえ、旅人さんが秘めている実力は、私たちにも引けを取らないものです

準備ができたら始めましょう

移動しながら石碑を起動させて行く修行

次々と弓で石碑を起動させていく甘雨さん

甘雨

仙獣血脈の視界がどのようなものであるか知れば、それほど驚くことではありませんよ

小休止

甘雨

大変なのは…仙人だけでなく、人も同じでしょう

甘雨

まだ終わっていませんよ

留雲真君の修行はまだ最初の段階にすぎません

私の全ての力を引き出すにはあの仙人しかいないと言う甘雨さん

甘雨

降魔大聖です

甘雨

私も近づき難いと思っていましたが…

彼と向き合うことも「隠居」の大事な一歩だと思っています

彼はもう私を待っているはずです

興味がありましたら、一緒に来てもいいですよ

南天門へ

降魔大聖を発見

静かなる降魔大聖の図

30分遅れたな…

人間の悪しき習慣が抜けていないようだ

甘雨

すみません、留雲真君のところにいたので…私…

言い訳も許しを請う必要もない

我はただお前に修行を頼まれただけだ

先生になった魈は厳しすぎると思ったパイモンさん

仙人でも人でもないその身を俗世に置いては、迷いが生じるのも必然だろう

修行の前に、お前は自身の内側と向き合った方がいいと思うが

甘雨

私は…何も隠していません

肉体と魂は一心同体

魂に迷いが生じている時は、肉体から打開策を見つけるのも一つの手だ

我の修行では、お前の肉体に秘められた潜在能力を探る

準備OK甘雨さん

修行はするが、無駄話に付き合うつもりはない

こうして修行開始

氷元素力で凍結させつつ敵を撃退する甘雨さん

やがて大型スライムが大量に発生

雷スライムの元素力によって感電反応を起こす甘雨さん

甘雨さんの元素爆発「降衆天華」

元素爆発によってスライムを一掃

こうして試練を完了

報告甘雨さん

報告は必要ない

他人からの評価とお前の修行は無関係だ

修行の結果は、自分自身で感じろ

それがお前のためにもなる

甘雨

はい…

覚えておきます

魈は何に対しても独特な考えがあると思ったパイモンさん

明日は更に修行の難易度を上げる

お前は…

厄介なヤツがやって来たという魈

あとはお前に任せた、甘雨

これも…ふむ、これも修行の一環だ

突然人が話しかけて来る

辛程

あなた方はこの山の仙人でしょうか!

辛程

よかった、私は辛程と申します

仙人様たち、どうか恋愛運と金運と出世運をお恵み下さい…

お願いします!

対応を試みる甘雨さん

辛程

よかった!無駄足にならずに済んだ

まだ半人前みたいですが、うーん…

問題ないでしょう

では、何を恵んでくれますでしょうか?

なかなか失礼なやつだと思ったパイモンさん

甘雨

そこの…訪ね人よ

楽な道を探すのはよくありません

仙人も、無償で全ての訪問者を助けているわけでは

辛程

無償?

つまり、仙人の恵みには金が必要ってことですか?

何事もそれ相応の努力と真面目な生き方が大切だと言う甘雨さん

甘雨

何もせずに全てを手に入れるのは、他人に不公平です

辛程

ええ、分かっておりますとも

その話は父さんからも何度も聞かされてますから

甘雨

それは、あなたの父もその苦労と幸せを過ごしてきたからでしょう

あなたの歳なら、実体の掴めないものに希望を託すのではなく、仕事と家庭に集中するべきです

訝し気辛程さん

辛程

仙人の振りをして、金を騙し取ろうとしてるんじゃないだろうな?

辛程

うん…?

何だ、突然怒り出して

お前も仙人を訪ねて来たんじゃないのか?

そして辛程さんは帰って行った

ご立腹パイモンさん

甘雨

いえ…彼の態度ではなく、ただ…

彼の話は確かに一理あると感じたのです

私は絶雲の間に戻り、精一杯修行に励めば仙人に戻れると思っていました

頭を抱えてしまった甘雨さん

甘雨

でも…璃月港はもう私を歓迎していません

仙人として私は…

甘雨

はぁ…

まだ考えを変える気はないけど璃月港へ戻ってみる事にした甘雨さん

甘雨

もし、私の判断に間違いがないと証明されれば、再び絶雲の間に帰ります

やっと一歩進んだと思ったパイモンさん

こうして甘雨とともに

璃月港へ

  • B!