目次
原神 第299話 記憶
ダインスレイヴと共にアビスの痕跡を辿り
風龍廃墟へと向かう
登場人物
ルイ
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パイモン
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ダインスレイヴ
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記憶
風龍廃墟
「龍災」で起きた出来事は知っている
貴様たちがここを訪れた時には、とうに「風龍廃墟」と呼ばれるようになっていた
この地名も「風龍」より「廃墟」の方がしっくりくる
俺の記憶では、この廃墟とあの龍はほとんど関係がなかった
初めて「旧モンド」の廃墟を見た時「東風の龍」はまだ堕ちていなかった事を語るダインスレイヴさん
この廃墟に封印されていた「導光装置」に覚えはあるか?
「アビス教団」がこの廃墟にいるのなら、その装置に目をつけるだろう
「導光装置」があった場所に行って確かめてみろ
導光装置の周りに魔物が群がっていた
次々と襲い来る魔物たちを撃破
「残念」というのは少し違う
あんな怪物、会わないに越したことはない…
しかしこれから先、貴様たちは間違いなく、否が応でもヤツらと出くわすことになる
そんな怪物は会っても逃げるのが一番だと考えたパイモンさん
フッ…逃げることで旅の危険を回避できるなら、その方がいい
昔…あの旅人と共に旅をした時の経験だ
彼女はもう旅をしていない
旅は疲れるからな
俺は…まだやることがある
それが終わってから、家に帰って休むつもりだ
オイラたちの度は野宿ばかりだから帰る家があるのはいいことだと思ったパイモンさんの図
家が恋しくなったパイモンさんの図
うむ、旅の終点に到達してから、あとのことは考えるがいい
旅の途中は、まず…
知っている気配?
…知り合いか、もしくは会ったことのある魔物か
どちらにせよ、明確にした方がいい
風域を指し示して崖の上へ行くダインスレイヴ
崖の上へ
貴様が言っていた「気配」
まだ感じ取れるか?
確かに、何の異常もない…
俺が以前来た時と何も変わっていない
旅仲間に連れられて来た事があると言うダインスレイヴさんの図
俺か?
俺は…覚えていない
あの旅では、ただその旅仲間の付き添いをしていただけだからな
遺跡守衛の足跡…
ここにも遺跡守衛がうろついてるのか?
遺跡守衛の足跡が残っているの図
蒲公英ですら安らぎを得られぬとは…
あるいは、この蒲公英には「貴様にしか感じ取れない」何かがあるのかもしれん
「貴様と関係のある」出来事に巻き込まれた可能性がある
落ち着け
苦悩と不安は心をすり減らすだけだ
貴様の度はまだ始まったばかりだろう?
少なくとも、彼女がまだこの世界にいることが分かったんだ
今一番重要なのは、彼女を探す「旅」を続けること
その言葉、決して忘れるな
貴様の旅の意義として
旅の終点で家族に会えることを願っている
では、俺はここで一旦別れよう
暫しの別れだ、心配するな
きっとまた会える
そう言い残してダインスレイヴは去って行った
第一章 第四幕 プロローグ
ダインスレイヴ
任務完了