原神 第305話 降魔大聖
天衡山南部にて
「銅雀」から香炉と灯を譲り受けた
こうして無事
仙法の為に必要な物を揃える事ができたルイとパイモンは
魈のところへ戻る
登場人物
ルイ | パイモン |
魈 | 掇星攫辰天君 |
仙法
儀式に使う道具は揃ったか?
魈に見せる
「銅雀」さんがよろしく言ってたことを伝えるニコニコパイモンさん
「銅雀」…
「銅雀」さんの事を思い出す魈
「銅雀」もやはり璃月を放っておけなかったんだろう…
今の璃月を見て、彼が安心できていることを願おう
では今から儀式の準備をする
準備の説明
頑張ったルイ
魈にOKをいただき次の工程へ
この術には四つの過程がある…
献香、冥想、呪文、弓射
面倒だと思ったパイモンさん
この仙法は絶雲の仙人が千年かけて悟り、手にしたもの
その奥深さを軽んじてはいけない
さもなくば自身が呑み込まれ、魂が体から離れて戻れなくなる…
また間違った反省パイモンさん
(´・ω・`)
「献香」
すなわち香炉の上にお香を一本
岩王帝君への敬畏とする
「冥想」
すなわち一切の雑念を遮断し、術の対象を脳の中に具現する
「呪文」
すなわち呪文をこう唱える
「帝婆夜叉、三尸押来」
「弓射」
すなわち2体の夜叉彫像に一矢放ち、使役の契約とする
全てがつつがなくいけば少し経った頃にあいつの魂がここに現れると言う魈
質問がないなら、さっさと始めよう
献香
あの嘘つき野郎の姿はあまり思い出したくないけどな
冥想パイモンさん
弓射
魈にまあまあの評価をいただく
後のことは任せろ
お前たちは「歓迎」の準備でもしておけ
やがて天君が出現
どうなってるんだ
体が軽い
ふわふわで重さを感じない…
仙人の前で仙人ぶるとは頭が高いと言う天君
それにしてもここはどこだ
吾輩は望舒旅館で気もちよく眠っていたはず…
そうか
うん、なるほど、さすが吾輩
ははは…
夢を見ているんだと思った天君
本当にどうしようもないやつだな
これじゃ意味ないんじゃないか…
痛みを感じるから
ほう、何をする気だ?
吾輩の夢の中で吾輩をどうしようと?
何、失敬な!
吾輩の信者はどこへ行った?
ディルックさんの裁き
やめてくれ、痛い!
どういうことだ?
本当に…夢じゃないのか?
降参天君
しない、しないさ
おかげで魂ごと消えかけたんだから…
どれだけ運が悪かったら、君たちという壁にぶつかることになるんだ
大仙人様どうかお許しを
もうしませんから…
魂を呼んだのはオイラたちだけど、本物の仙人はこっちだ
仙人を偽り民を騙し妖魔も駆除せず皆の安否にまで影響を与えたという魈
そのままいけば、必ずや地に堕ちていたであろう
あ…私は…
あなた様は…
掇星攫辰天君が魈のオーラに飲まれてしゃべれなくなってると思ったパイモンさん
仙人の名を訪ねる掇星攫辰天君
あなた様が!
本当にあなた様があの!
まさか一生の内に「降魔大聖、護法夜叉」ご本人様に会えるとは!
もちろん、逆に知り尽くしています!
私のおじいさんが民俗学者で、小さい頃から「降魔大聖」の話を聞いてきました…
今でも夜叉に関する書籍をしきりに集めています
しかし、おじいさんの遺物から「禁忌滅却の札」を見つけてからは…
始めは仙人を真似るのが好きなだけでした
しかしそんなお遊びも時間が経つにつれ、ますますと…
天君は魈のファンだったんだと思ったパイモンさん
ああ、「降魔大聖」に会わせていただけたこと、ありがたき幸せ
私は本当に夢見心地のようです
そこまで考えてなかったパイモンさん
今日これを機に「降魔大聖」様の前で…
魈に悪行をやめる事を誓う天君
その誓言、しかと受け取った…
行くがいい
ありがとうございます…
ご慈悲に感謝を
今まで璃月にしてくれたことにも感謝を…
これでもう悪さはしないと思うぞ
「禁忌滅却の札」の回収がまだだった事を思い出したパイモンさん