原神 第317話 消えた霄灯

原神 第317話 消えた霄灯

海灯祭が始まり

手助けを必要とする人たちの為に

今日もルイとパイモンは動き続ける

登場人物

ルイ

パイモン

言笑

ゴレット

約束

望舒旅館厨房にて

言笑

もっと早くしないと…

言笑

いや、そうでもない

ただ、今は祭りの時期だから、旅館の人もほとんど実家に帰っててな

人手が足りないから、全部俺一人でやってるんだ

幸い、お客さんは別に多くないから、俺一人でも問題ない

この前のお礼を言う言笑さん

言笑

それはない!もう絶対にないんだ!

もしまた出たら、今度こそ俺は耐えられないかもしれない…

本当にあの事…

あの子のことが聞きたいなら…

オーナーに聞いてくれ

俺は…本当に何も知らない…

オーナーの所へ

ヴェル・ゴレット

旅人、どうかしたの?

ヴェル・ゴレット

あの子のことね

あの事以来、大分落ち着いたわよ

ヴェル・ゴレット

でも、あの子も不憫よね

以前の祭りの時、お客さんも多かったから、彼女も寂しかったはず…

だからお客さんにいたずらをして驚かしてたのよ

でもそれって、ただ誰かと遊びたかっただけなのよね…

もとは子供なんだから…

ヴェル・ゴレット

彼女に霄灯を?

…悪くないわね

でもあの子はなかなか見つけづらいわよ…

もし探したいなら、夜にあそこの林で、霄灯を木にかけるといいわ

そうすれば、あの子もそれに気づくはずだから

そして夜になり

望舒旅館付近の冥ちゃんがいた場所へ

木に霄灯をかけてみる

あっ、お兄さん、遊びに来てくれたんだ

えへへ、この前冥ちゃんが言ったこと、覚えてる?

じゃあ、お兄さん…一緒にかくれんぼしてよ

こうして冥ちゃんとかくれんぼが始まった

お兄さんが持ってるのは、霄灯なの?

綺麗だね

触るとどんな感じなのかな…

えへへ、お兄さん、もっとこっちにおいでよ

お兄さん、早く霄灯をあそこの木の上にかけようよ

高いところにかければ、きっと綺麗に見えるから…

霄灯を木にかける

そしてその場を立ち去ろうとした時

望舒旅館

ヴェル・ゴレット

どう?霄灯は届けられた?

ヴェル・ゴレット

そう、それはよかった

これであの子も少しは楽しんでくれるかしら

果たして冥ちゃんの願いとは…

海灯祭はつづく

  • B!