原神 第328話 明霄の灯

原神 第328話 明霄の灯

海灯祭を望舒旅館に運び

魈に海灯祭に参加してもらう事に成功した

そして魈とともに「明霄の灯」を見る為

璃月港へ向かった

登場人物

ルイ

パイモン

望雅

若心

伯桓

鬼じぃ【初】

ルーじぃ

寒鋒【初】

清昼

「明霄の灯」

璃月港

送るのはここまでだ

城の中まではついていかぬ

ルイ

…仕方ないか

ここからでも「明霄の灯」は見える…

人が多いのは好きではないと言う魈

何の悩みもない、穏やかに暮す人々…

我と彼らは違う

我は殺戮と共にありすぎた

苦行に慣れ過ぎてしまっている

幸福な人々と一緒にいるのを、我は…

話を終える魈

ではまた

ただの賑やかしが趣味なのか?

海灯祭は祭りである事を伝えるパイモンさん

…れっきとした…

もういい

灯りを見に行け

だが気を付けろ

何か危険な目に遭った時は…我の名を呼べ

必ず駆けつけると言う魈

お前でも、この璃月でも、全ての灯り、そして平和を祈る全ての願いは、我に届くのだから

そして夜

こうして明霄の灯は打ち上がり

海灯祭逸話・其の三

海に明霄あり

任務完了

その後ルイは望雅に呼ばれ

望舒旅館へと向かった

軽策の来客

望舒旅館

望雅

これで準備が整ったわね…

望雅

あら、旅人、どうしてここに…

この前、私が清昼と伯桓を軽策荘に行かせたことは覚えてるわよね

望雅

清昼と伯桓はもう軽策荘に行ってるから、気になるなら行ってみるといいわ

私はまだ用事があるから、それを済ませてから軽策荘に行くわ

望雅

そうね…それも仕方ないの

海灯祭期間中の総務司は、やることが山ほどあるから

今日は祭りの物資を届けに行くと言う望雅さん

望雅

だからちょうどここで、彼らのために少し手伝いを…

あなたは先に軽策荘に行って

彼らが戻ってきたら、物資の点検を始めるから、私もそれほど時間はかからないはずよ

望舒旅館から軽策荘へ

若心さんの所に伯桓さんも発見

若心

うむ…この字は素晴らしい

私が見た中で一番の字じゃ

伯桓

あはは、おおげさだな

ただ少し書けるだけだよ…

他に何を書いてほしい?

伯桓

君か

まだ来たばかりだけど、僕に字を書いてほしいって人が結構いてね

だから早く書かないと

清昼も来てるよ

こっちに来る時に見なかった?

一緒に来たけど悩んでる感じだったと言う伯桓さん

伯桓

なにで悩んでるのか聞いても、ひらめきがないの一点張りで、ため息もつくし

軽策荘に来て、僕が字を書き始めたら、周りを歩き回りたいって言ってどっか行ったよ

伯桓

彼を探してるのなら、他の人に聞いてみて

伯桓

それと、僕の字が書いてあるこれらの霄灯を送ってきてよ

送り先は記しておくから…

僕はここで字を書いてるから、霄灯のことは頼んだよ

題字を持つ霄灯を受け取る

鬼じぃさんの所へ

鬼じぃ

若いの、何か用かな?

鬼じぃ

そうだったか…

確かにあの方に霄灯をお願いしたんだ

これかな?

鬼じぃ

凄くいい出来だ…

持ってきてくれてありがとう

鬼じぃ

あとであの方にも礼を言いに行かなくては

何かを悩んでいる様子だったと言う鬼じぃさん

続いてルーじぃの所へ

ルーじぃ

「範木堂」へようこそ

わしにできることはあるかい?

ルーじぃ

もう書き終えたのか?

どれどれ…

ほう、なんと、これほどとは…

ルーじぃ

あの詩人のことか

さっき見かけたよ

確か…何人か子供たちを連れていたな

最後に寒鋒さんの所へ

寒鋒

わしになにか用か?

寒鋒

もう書き終えたのか?

どれどれ…

本当によく書けてる

あの方の字はやはり素晴らしいな…

寒鋒

清昼?

子供たちとここを通ったよ

寒鋒

確か…何かで遊んでいたような…

わしも、詩人が子供と何を遊ぶか気になってたんだ…

そこに向かって進むといい

見つかるはずだ

そして子供たちと一緒にいる清昼さんを発見

清昼

こんなんじゃ…だめだ

もっと磨きをかけて…

いや…いやいや

それじゃあ直接すぎる

深みがまったくない…

子供たちと「灯謎」をしていると言う清昼さん

清昼

知らないのかい?

まあ遊びと言ってもいいだろうね

霄灯になぞなぞを書いて、その答えを当てた人が霄灯をもらうっていう遊びさ

清昼

今灯謎を3つ考えてるんだけど、子供たちからどうしても灯謎に「縁起物」を付け足してくれとせがまれてね…

ふふ、「縁起物」か…

どこでそんな言葉を覚えたんやら

あの日からずっと勝負に使えそうな詩を考えていると言う清昼さん

清昼

どのような詩を作れば、璃月港と海灯祭の二つを同時に表現できるのか…

どう考えても思いつかなくてね…

望雅の招待を引き受けたのも、ここでもっと取材をしたいと思ったからなんだ

清昼

あははっ、心配することはない

もし作れなかったら、それが私の限界だったというだけさ

しかし、灯謎と取材が関係ないのは確かだ

あの子たち、海灯祭なのに家族が帰ってきてなくて寂しそうにしてたんだ…

ここには祭りの雰囲気が全くない…

清昼

だから灯祭をいくつか作って、一緒に遊んでいたのさ

祭りの雰囲気を楽しんでもらうためにね

清昼

それはさておき、さっき灯謎を3つ考えたから、霄灯があと3つ必要なんだ

旅人、霄灯を3つ作るための材料をお願いできるかな?

材料を渡す

清昼

うん

これでよし

あとは…霄灯を作って、そこに灯謎を書くだけだ

完成

清昼

ははっ…璃月人はみんな霄灯を作れるよ

私の技術なんてここじゃ普通なんだ

子供たちはもう灯謎をやってるから、気になるなら聞いてみるといいよ

灯謎

「竹の骨に石の肌、城内見渡す炎の群」

「暗き海に沈むのは、輝きの果ての光かな」

違った

清昼

正解、それが正しい答えだ

霄灯は文字通り竹と石で出来ている

それを空に飛ばすから、まさに「城内見渡す炎の群れ」

清昼

霄灯が飛んだあと、浮生の石は壊れないが、灯本体は時間が経てば海に落ちる

まさに「暗き海に沈む」わけさ

しかし海に落ちても、霄灯に込めた願いが果てることはない…

まさに「輝きの果ての光」というわけなんだ

へぇーーー

そうだったんだ?

全然思いつかなかった…

お兄ちゃんすごいね

これ…あげる!

灯謎を当てた人には「縁起物」をあげるんだって…

だからこれを「縁起物」だと思って受け取って

ルイは縁起物の「鳥の卵」を受け取った

海灯祭はつづく

 

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