原神 第33話 料理人シャンリン
トワリンの涙を集めるために動き出したルイ
モンド周辺を歩き回る日々が始まった
そして清泉町にて
料理人の香菱と出会う
登場人物
ルイ | パイモン |
香菱 | エレン【初】 |
ドゥラフ【初】 | ブロック【初】 |
香菱
岩とイノシシと石と木の枝と葉っぱで調理をしようとする香菱の図
レシピを思いついたらすぐに試したくなるんだけど、毎日調理器具を持ってるわけじゃないからね
するとそこへエレンが駆け付けるの図
ここはイノシシの生息地だが、狩猟禁止区域だよ!
イノシシたちが驚いたらどうするんだ?
僕たち狩人は目先の利益だけを追い求めはしない
将来のこともちゃんと考えてるんだ
最適な環境だけが、最高の肉を生み出す!
驚いてこの場所からいなくなっちゃったら…
ダメダメ、そんなの美食界の…いや、全人類の損失だよ!
反省している雰囲気の香菱の図
とにかく、ドゥラフさんのところに謝りに行った方がいい
彼は僕たち狩人のリーダーでね
ルールに厳しいからすごく怒ってるはずだ
悪いことをしたのはアタシたちなんだから
この件が落ち着いたら、また料理を振舞ってあげるからね!
安心させるパイモンさんの図
ドゥラフは清泉町にいるはずだ
こうしてドゥラフさんの所へ
すでに怒っているスタイル…?
お前が香菱、だな?
アタシが全部悪いの
お前がしたことは全部聞いた
ここに来たからには
食用肉を広めてほしいドゥラフさんの図
突然ですまない
詳しく説明する
清泉町の肉は高品質で有名だが、その名がモンドだけに留まるのはもったいないと思っているんだ
そんな時、ちょうど香菱シェフがモンドに来たと耳にしてな
呼んで来いとエレンに言っておいたんだ
聞いたことないか?
璃月港で庶民向けの料理を出すことで有名な「万民堂」、そこのシェフが香菱なんだ
食材に対して独特の解釈を持っていて、その料理は璃月の人々に愛されている
観光客の間でも評判がいいんだ
褒めすぎだよ
アタシはただ安くて美味しい料理を作りたいだけだから
ドゥラフさんの止まらない香菱よいしょスタイル
アタシ、美味しい料理を作ることだけ考えてきたから、食材が限定されてたり、宣伝したりするのは苦手で…
ここの肉はお前の使いたい食材なんだろ?
何の問題もないと思うが
たとえば、料理にスライムの液体を入れたいってアタシが言ったら、同意してくれる?
そ、それは…もう少し普通の食材ではダメなのか?
調理法さえ合っていれば、どんな食材でも美味しい料理になるんだから!
食材によってインスピレーションが制限されるのは、アタシの信条に欠けるの
だって、そんなのつまらない料理しかできないもん
諦めたドゥラフさんの図
そして立ち去るの図
うん?これ…?
近くで調理している人を発見の図
ごめんなさい
予約でいっぱいでね
今からだと食べれるのは7日後になるけど、大丈夫かしら?
なんでドゥラフは香菱に依頼したんだ?
はぁ…たぶん璃月港のような商業の中心地と比べて、モンドの味は万人受けじゃないとでも思ってるんでしょうね
肉料理に自信のブロックさんの図
何かアドバイスできるかもしれない
みんな「美味しい」しか言わないのよ
だから、あんただって…待って…まさか、あんたが香菱!?
そう、あんたがね
じゃあ、あんたも肉料理が得意なわけだ
実は、今日一番のお肉をまだ取ってあるの
あんたならどう調理する?
('Д')
清心の花だって!?
でも、熱い油と一緒にしたら香りが数倍にも膨れ上がって、肉本来の香りが台無しになるわよ!
でも、この清心の花は香料ではなく付け合わせにするの
試したことがあるんだ
火加減を上手く調整すれば清心の花びらは苦みが取れて、すっきりとした味わいになるの
そこに標高の高い山で取れた絶雲の唐辛子を合わせると、低い湿度と高い温度が相まって独特の風味が生まれる
食材トークがとまらない香菱の図
ごちゃ混ぜになって、味がまとまらなくなりそうだけど?
焼肉の主役はお肉よ
肉の香りを損なったら本末転倒だわ!
ケンカはよくない、ダメだって!
料理のことは料理で解決しようとしている説のある香菱の図
受けて立つわ!
私が勝てば、ドゥラフさんの見る目がなかったことも証明できる
もしアタシが勝ったら、その勝った料理を清泉町の宣伝に使っていい
ええ、なら私が勝ったら、私の料理を「万民堂」のメニューに入れてもらうわよ
「清泉町のお肉専門シェフ、ブロックの一品」って言葉も入れてもらうわ
('Д')
こうして
香菱とブロックの
料理対決が始まろうとしていた