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原神 第334話 灯謎
清昼とフェルメールの
海灯祭を題材とした「詩」と「絵」の対決は
軽策荘にて決着の時を迎えようとしていた
登場人物
ルイ
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パイモン
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フェルメール
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清昼
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若心
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佐
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灯謎
清昼さんと共にフェルメールさんの所へ
やっと来たか
詩はできたのか?
詩はできなかった
き、君も…
ゴホンッ
ど、どうしてできなかったんだ?
璃月の大地
霄灯の町
どんなに考えても、一篇の詩に収められなかった
君は?絵はできたのか?
空と同じくらい大きい紙が必要だと言うフェルメールさん
ということは、私たち二人とも、璃月と海灯祭の詩と絵を作れなかったというわけだ
それなら「引き分け」ということかな
いいだろう…それで…
清昼おじさん!清昼おじさん!
灯謎出して!当てるから!
灯謎を知らないフェルメールさん
気にしなくていい
子供たちと遊ぶための、灯謎遊びさ
どんな灯謎なんだ
聞かせてくれ
「船が波間に揺れる中、孤雲が夜から白夜へと。大海背にして沈むのは、龍宮彩魚と眠るため」
それが子供たちに書いた灯謎なのか?…
清昼おじさん、このおじさんは誰?
元々僕と勝負する気がなかったのなら、どうしてあんな約束をしたんだ?
それは誤解さ
初めはもちろん真剣に勝負しようとした…
最高の詩を作るために、一生懸命取材して…
しかし君も感じただろ
言葉だけでこの璃月と海灯祭を表現することはできない
だから…
だからここに来て子供たちと遊んでいるというのか?
灯謎遊びまでして?
だからこそ、子供たちと灯謎遊びをして、詩に使えるひらめきを得ようとした
ふふ、結局思いつかなかったが、灯謎は結構作れたよ
子供たちも喜んでくれてる
もしかすると…これが私が追い求めていた「詩」なのかもしれない
しかし、字に表せなかったから、君との勝負にも当然使えない
白黒はっきり付けたいフェルメールさん
このおじさんうるさい…
清昼おじさんの勝ちに決まってるよ
清昼おじさんすごいんだよ
灯謎をたくさん出せるし、おじさんじゃ絶対に当てられないよ!
この詩人が…ん?
待てよ、僕に案がある…
再び勝負を申し込むフェルメールさん
ほう?どうやって?
君はその子供たちと灯謎遊びをしていただろ?
僕は取材をしていた時、霄灯をたくさん見た
だから君が灯謎を作って、僕が霄灯を描く
それで子供たちにどっちが好きか決めてもらうというのはどうだ?
それはいい案だ!
海灯祭にぴったりじゃないか
これに越したことはない
こうして勝負が始まろうとしていた
さあ、子供たち、その詩人が書いた灯謎を教えてくれ
僕がとても綺麗な霄灯を描いてあげるから!
ふふ、君の霄灯を描く速度が、私の灯謎作りについてこられるといいが
ん?何か用かい?
子供と遊んでくれるのはいいことだと考えている若心さん
祭りは賑わう方がいいからのう
それにしても、私たち軽策荘のためにこんなにも手伝ってくれて、ご苦労さん
本当に熱心な子じゃ
ありがとう…さあ、これを受け取って
あなたも祭りを楽しんでおくれ
今後の海灯祭も賑やかであって欲しいと思う若心さん
こうして
旅人が初めて参加した海灯祭は
賑やかに過ぎて行った
海灯祭終了して間もなく冒険ランクが上がる
ルイの旅はつづく