原神 第365話 失われた七天神像
アビスの呪符を読み解いたダインスレイヴによって
アビスの計画「運命の織機」を知る
その計画を阻止する為に動き出した一行は
モンド城の大聖堂へと向かった
登場人物
ルイ
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パイモン
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ロサリア
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バーバラ
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ダインスレイヴ
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「暴君の遺恨」
モンド城
巨大な神像、壮大な大聖堂
モンド人がこれらを作るのに、どれだけの資源とエネルギーを費やしたことか
風神は一体どれほどの見返りを渡したかと語るダインスレイヴさんの図
ふん、神がそれでいいと思っているのなら、何も言うまい
俺はもとから大聖堂に入るつもりはない
シスターと話す役目は貴様たちに任せる
貴様はモンド城の栄誉騎士だ
深く信頼されている
この役は貴様が適任だろう
警戒されると言うダインスレイヴさん
ああ、それに小さいのが言うように、俺はいつだって…
協会に対し不都合なことを言いかねない
「信仰を拒む者」が「信仰の地」に入れば、待っているのは災いのみ
俺は一度も神に恩恵を受けたことがない
そして今と未来においてもその必要はない
話せることは全て話したダインスレイヴさん
それと、「穢れた逆さ神像」については、教会の人間に言わない方がいい
神像のこととなれば西風教会も黙ってはいられないだろう
しかし、ヤツらが手を出しても邪魔になるだけだ
それに…誰であろうと「アビス」に関わったら最後、いい結末を迎えることはない
教会に行って聞いてみるといい
俺はここで貴様たちを待っている
大聖堂でバーバラさんを発見
栄誉騎士!こんにちは
元気にしてた?
今日はどうしてここに?
天空のライアーは借せないと言うバーバラさん
「耕運機」?
さあ…何に使うもの?
えっ?
あなたたち、「歴史」について聞きにきたの?
凄く意外
とっても昔のことだから、そのことについて話す人はもうほとんどいないんだけど
遠い昔、確かにとある七天神像が一夜にして消失したことがあるの
それも何の痕跡も残さずにね
当時、教会にいる人たち全員で捜索したらしいんだけど、結局見つからなかったんだって
やっぱり?
変わった出来事?
えっと…教会に記録されてるものだと「暴君の遺恨」とかかな?
でも、時期的にはその七天神像とはあまり関係ないかも…
その変わった出来事は、今では「風龍廃墟」と呼ばれるようになった「旧モンド」で起こったの
あの時は凄く危険だったんだって
誰かがそこに近づくと、天から火の玉が降り落ちてきたらしいよ
当時の人々はそれを「竜巻の魔神」の呪いだと思っていて、「暴君の遺恨」と呼ぶようになったの
その奇妙な現象は1年後自然と消失したと言うバーバラさん
うん、あとになって教会も「暴君の遺恨」と竜巻の魔神の関係を否定してるの
だって竜巻の魔神は火の玉を吹けないもの…
あの災いはおそらく他に原因があったと思っているバーバラさん
けど、このことはたぶん「失われた神像」とは関係ないかな
他の変わった出来事については、私も知らないよ
「ありがとう」?
何やらまた面倒事の気配がする言葉が聞こえたわね…
ロサリアさん登場
騎士団を探してるなら無駄足よ
「あの魔物たち」がまた現れたの
「あの魔物たち」?
風魔龍の混乱に乗じて、モンド城に攻め入ろうとしてきた魔物のことよ
ええ、すでに奔狼領に集まってるわ
狼たちもピリピリしてる
もしかしたら、アビス教団は…
「北風の狼の残魂」を狙ってるのかもしれないわね
目的に関しては、私も分からないけど
ジン団長がすでに向かったと言うロサリアさん
じゃ、じゃあ私も行く!
君は教会に残りなさい
ジン団長からのお達しよ
聖職者としての本職を忘れないように
で、でもあなただって聖職者でしょ…
分かった…
「栄誉騎士」がそこまで言うなら…
こうして
バーバラさんに見送られつつ
奔狼領へと向かう