原神 第440話 神里綾華

原神 第440話 神里綾華

神里綾華からの依頼を受けて

紺田村で神の目を失った人たちの支援活動を開始した

そして雷電将軍と親密な関係にあると言う

八重神子と出会った

登場人物

ルイ

パイモン

八重神子

トーマ

神里綾華【初】

八重神子

八重神子

…やはり、妾の気のせいじゃなかった

八重神子

異郷から訪れる風、この海域に新たな望みを吹き付ける…

汝たちがこの島を訪れた時機はちょうど良かったと考える八重さん

八重神子

…妾の期待に応えられるよう励むがよい、童よ

八重様の言葉が気になるパイモンさん

神里綾華

鳴神大社から飛んで社奉行所へ向かう

社奉行所に到着

トーマ

へへっ

神里綾華

こうして会うのは初めてですね

旅人さん、パイモンさん

うふふ

神里綾華

貴方がたが「友人」たちを手伝ってくれたことはすでにお聞きしました

本当にお疲れ様でした

質問パイモンさん

神里綾華

ふふ、あの3つの出来事から、私はすでに貴方がたを友人と見なしたからです

トーマと話す時と同じように、友人とはすだれ越しにお話しはできません

トーマ

うんうん

神里綾華

パイモンさんは本当に面白い方ですね

トーマは私の家来である以前に、私の友人でございます

神里綾華

ふふ、ありがとうございます

では本題に戻りますが、神の目を失った方々の苦しみを見て、どのように感じられたでしょうか?

神里綾華

神である将軍様の目には、すべての生き物は一つ一つの「生命」に過ぎないのかもしれません…

神里綾華

しかし貴方でしたら、きっと感じ取っていただけますよね?

神里綾華

どうやら、私の気持ちを理解していただけたようですね

であれば…もう一度お考えを…

神里綾華

ほ、本当ですか!

トーマ

まったく、お嬢にはかなわない

神里綾華

彼はそれらを放っておけないお方だと言ったではありませんか

やはり私は正しい方を信じることができました

では、このことはご内密にお願いします…

木漏茶屋に向かいましょう

社奉行にいる一般の方を巻き添えにしないためにも

またここに来たと思ったヤレヤレパイモンさん

トーマ

先に話を始めてくれ

オレは周囲の見張りをしてくるよ

神里綾華

ここはかつて将軍様から与えらえた社奉行の封地、社奉行神里家のみが計画、建設、修理、そして出入りする者の管理を許されています

これらはすべて社奉行の祭祀事務の特殊性に関係しています

多くの場合で、周りの方を近づかせないようにする必要がございますので

茶室建設の経緯を語る綾華さん

神里綾華

さて、ここでは自由に話すことができます

ルイ、何かご質問はございますか?

神里綾華

将軍様…私は将軍様とそれほど多くお会いしたことはございません

お会いしたのも、そのほとんどが祭祀の儀式上でのことです…

記憶ではとても威厳ある方で、高貴で尊く、類を見ないほどの威圧感を放っていました

それ以外で最も印象的だったのは…

「統治者」というよりも無情な「執行者」としての印象を語る綾華さん

神里綾華

実は…ほとんどの方にとって、目狩り令は自身と関係ないことなのです

神の目を持つ者はそれほど数が多くありません

それどころか嫉妬を招くほどです

多くの民は目狩り令に無関心だと言う綾華さん

いい気はしないパイモンさん

神里綾華

しかし私たち以外にも、遠方の海祇島に「抵抗軍」が存在しています

神里綾華

はい

神の目を失った者や失うことを恐れている者が、海祇島の珊瑚宮のもとで抵抗組織を結成したのです

珊瑚宮に関しては…もともと鳴神島の幕府と信仰上の衝突をしていたようです

彼女らの率いる抵抗軍に、他の意図があるかどうかは分かりませんが…

神里綾華

もちろん試みました

しかし、目狩り令を廃止する提案が天守閣へ届くたび、天領奉行と勘定奉行による両奉行の否決によって毎回却下されてしまうのです…

彼らは無条件で将軍様の決定を支持する態度を取っており、相談の余地さえ見当たりません

目狩り令を出した理由が分からない綾華さん

神里綾華

おや、パイモンさん

何が聞きたいのでしょう?

神里綾華

正直…まだ決まっていません

ツッコミパイモンさん

神里綾華

目狩り令に抵抗するということは、神に抗うことにもなります

その覚悟を決めるだけでも、容易なことではございません

神里綾華

今のところ私たちにできるのは、目狩り令による損害を減らす方法を探し出すことだけでしょう

損害を減らす方法を語る綾華さん

神里綾華

花見坂の手芸職人の手にかかれば、肉眼では見分けのつかない偽の神の目を作り出すことができます

偽の目を製造してきた正勝先生が天領奉行に身柄拘束された事を語る綾華さん

神里綾華

はい、長期的な解決策ではなかったので見つかるのも仕方なかったのですが…

このまま正勝先生を見捨てるわけにはいきません

神里綾華

私もそう思います

しかし脱獄となりますと…私とトーマは社奉行としての身分がございますので、このことが露見すれば神里家全体を巻き込んでしまいます

そのあとの行動での支援も難しくなるでしょう

神里綾華

ふふ、もちろんこのことをすべて貴方一人に丸投げすることはいたしません

「長野原」という花火屋に手助けしてくれる人がいると言う綾華さん

こうして綾華の言う花火屋へ向かう事に

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