原神 第444話 鍋遊び
宵宮とともに
天領奉行に囚われた正勝先生の救出に成功
宵宮は正勝先生を医者に連れて行き
ルイとパイモンは綾華たちに報告へ向かった
登場人物
ルイ
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パイモン
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トーマ
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神里綾華
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太郎丸
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トーマの鍋遊び
木漏茶屋
彼女と接触を試み、より多くの情報を聞き出せないだろうか…
それは難しいと考える綾華さん
九条裟羅は目狩り令の執行者
彼女は将軍様の命令以外は従いません
正勝先生は目狩り令に直接脅威をもたらす存在ではないと判断し、見逃したのでしょう
しかし、私たちの身分が露わになった場合、彼女は容赦しないはずです
ごもっとも…しかし正勝先生を救い出せた今、オレたちが一本取り返せたといってもいいだろう
今回は宵宮と旅人のおかげだ
勝利にまた一歩近づけたってわけだ!
思っている以上に頼りになる人だと思ったトーマさん
確かに、旅人さんの助けがなければ、今回の救出はこんなにうまくはいかなかったでしょう
しかし目狩り令に抵抗するには、これだけではまだまだ足りません
今後の計画を準備する必要がございます…
そんなに心配しなくても大丈夫さ、お嬢
少なくとも、今はすべていい方向に向かっている
監獄から正勝先生を無事救出し、仲間の数も増えた
天領奉行が「祝典」の準備をしていると言うトーマさん
それで町にいる目狩り令の武士が減ったのは確かだ
今は一時的に平和になってる!
「儀式」…?
どうして天領奉行がそのようなことを?
オレにも分からないが、オレたちとは関係ないことだろう
とにかく彼らが最近忙しくしているのは事実だ
オレたちに構う暇なんてない
そうですね…確かに一理あります
ずっと気を張っていても疲れが溜まるだけでしょう
少々休息を取った方がいいかもしれません
トーマ、何か提案はございますか?
ちょうど祝賀会を行おうと思ってたところだ
みんなで一緒に鍋でもどうかな?
実は、最近新しい「鍋遊び」を知ってね
とっても面白いんだ
鍋遊びの解説を始めるトーマさん
眼を閉じて鍋から食材をすくい出し、食べながら誰の食材かを当てるんだ
正解した場合、同じ作業を「もう一回」繰り返す
最終的に得点が一番高かった人が、鍋の神のご加護を得られるという言い伝えがあるんだ
面白そうだろ?もう待ちきれない
実はすでに自分の分の食材は用意してあるんだ!
どんだけ遊びたいんだと思ったパイモンさん
お腹を痛がるトーマさん
塩漬け青魚…熟していないスミレウリ…しゃぶしゃぶ団子…
それと食べたら舌が凍るやつ…
何だか…走馬灯が…見えてきた気がするぜ
さようなら、みんな…
全部トーマがご自身で入れたおかしなものじゃございませんか
自分の食材をずっとすくっていましたよ
綾華が入れたケーキをルイが食べてた事を発表パイモンさん
もっと美味しくなると思った綾華さん
ダメだ、少し休ませてくれ…
復活のトーマさん
ハハッ、最近運があまり良くないと感じてね
鍋の神のご加護で運勢を変えたかったんだ
だけど気づいたら火がついちゃってたようだ
まあ、一種の修行だと思えば問題ないさ
もう悪い運気はすべてこの遊びで使い切ったことを感じるよ!
今ここに宣言しよう
本日の「鍋遊び」はこれにて閉幕
優勝者は
鍋遊び優勝トーマさん
ふぅ…遊びも終わり、仕事も一段落ついた
次は休息を取る時間かな?
はい、トーマの言う通り天領奉行が本当に何か準備をしているのでしたら、一度休息を取りましょう
休んでいる間に、私も少々行いたいことがございます…
じゃあ、各自休んでくれ
何日か後に、木漏茶屋に集合して次の計画を相談しよう
オレもそろそろ支度をして、次の「鍋遊び」の食材を用意してくるとしよう
またやる気かと思ったパイモンさん
一回だけじゃ物足りないだろ
ハハッ、じゃあみんな、また