原神 第446話 霓裳花の布地
綾華の依頼を受けて
「椿」と言う女性に会うため
手土産の用意を手伝う事になった
手土産の着物の仕立てる為に必要な素材
「霓裳花の布地」を購入する為
離島の万国商会へ向かう
登場人物
ルイ
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パイモン
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神里綾華
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久利須
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パルヴァネ
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旭東
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ジュリー
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浪人
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万国商会
離島
ここが万国商会です
そして…
ええ、あの方で間違いないかと
何か困っている様子の久利須さん
久利須さん、どうかなさいましたか?
お、おお!
あなたは神里家の…綾華さま!
こんにちは
それに旅人さんも
お久しぶりです
近頃は離島から離れたみたいですね
お礼を言う久利須さん
それが…はぁ…
万国商会の貨物が浪人に奪われたと言う久利須さん
中にあった貨物とはなんだったのですか?
高級な絹です
何年か前に璃月から大量の絹を仕入れ、ずっと倉庫に保管していたのです
近頃、稲妻城にある着物店の絹がそろそろ底を尽きるとの情報を耳にしまして、これを売って商売をしようと思ったのですが、まさかそんな時に…
浪人たちは森へ逃げていったと言う久利須さん
あなたも知っての通り、私たち外国の商人はあまりよく思われていません
「勘定奉行」の方々は私たちの話をまったく聞かないどころか、もっと不運に見舞われればいいとさえ思っているでしょう…
私も個人的に「勘定奉行」のやり方は認めていませんが、それでもここは稲妻です
久利須さん、発言にはご注意ください
あぁ、申し訳ございません
つい愚痴をこぼしてしまいました…
今のところ良い案も思い浮かばず、我々商会の人間だけでは貨物を取り戻すことも難しい…
はぁ、この損害はきっと運命によって定められた避けようのないものだったのでしょう…
正式な手続きはできませんが、遺失物の回収を手伝うことはできます
そうですか、やはり…って
はい
しかし、個人名義でこのことに対処するとはいえ、私の一言一行は多かれ少なかれ社奉行と神里家の印象に関わってくるでしょう
そのことだけが少々不安ですので…このことはどうかご内密に
人生の困難に直面した時必ずしも誰かが手を差し伸べてくれるわけではないと言う綾華さん
貴方の万国商会という立場を鑑みて、私から助言がございます
不必要な損失を避けるためにも、今後はより一層注意を払っておくべきでしょう
はい、必ず!
しかし、お手伝いいただけるのはありがたいのですが、これではあなた方に面倒をかけるのでは?
万が一、勘定奉行のお方があなたに対して何か良からぬ考えを持っていたら…
それにあなたは民衆の間でも高い評判を持つお方、我々のような一般人のために損害を被る必要はありませんよ!
ご冗談を
勘定奉行の方たちに私の行動を言及する資格はないと言う綾華さん
久利須さん、貨物が奪われた具体的な時間、場所、そしてその者たちの特徴を教えてください
ありがとうございます!
なんとお礼を言ったらよいか
時間は2時間前、場所は…
こうして現場へ向かう
そして現場へ向かう途中
グルメチームのグループを発見
パルヴァネ、本当に他の方法はないんだな?
私の本にはこの方法しか載ってないかな
あぁ…魔物が道を塞いでいるだけだったら…
私が教えるよ
具体的な方法は、どこかで「雷櫻の枝」というのを探し出して、それに触れること
そうすると「雷の種」があんたに付着するから、それであの障壁に入れるようになる
こうして障壁を突破し
特別な緋櫻毬を入手
おおっ!そう、この艶、俺たちが探してた「緋櫻毬」に違いない…
よかった!やっと美味しいものを食べられる!
待って、あの障壁に入れたの?
私たちが教えた方法で?
どこで「雷櫻の枝」を見つけたのか教えてもらっていい?
興味津々パルヴァネさん
ごめん、先にノート出すから…
これでよし「雷の種」に付着されるのはどんな感じ?
それと…
待ってパルヴァネ、旅人に助けてもらったばっかりだし、お前の研究は一旦置いとこう
報酬を渡してくれそうな雰囲気の旭東さん
ただ少し待ってほしい
お前が採ってきた「緋櫻毬」で料理を作る
前々から稲妻の名物料理「緋櫻天ぷら」の話を聞いてきたが、ようやく作る機会が巡ってきた…
俺はこれから料理の準備をするから、後でまた来てくれ
こうやって…こう…
もう少しで出来そうな旭東さん
完成!「緋櫻天ぷら」
さあ召し上がれ
お、美味しい、ちょっと熱いけど…ふぅ、ふぅ…
旭東、「天ぷら」は天つゆにつけて食べるものだって本に書いてあった…
天つゆ?それは用意してないな
また今度作ってみるよ
緋櫻天ぷらを貰う
あと「緋櫻天ぷら」のレシピも書いておいた、もらってほしい
機会があったら自分で作ってみてくれ、料理は面白いぞ
お礼はいいよ
俺たちはもう少し稲妻にいるよ
後で神無塚の近くに行くかもしれない
それにジュリーが「鳴神大社」にある神櫻を見に行きたいと言っている
この島の「緋櫻毬」は、すべてあの木から落ちたものらしい
あれほどの花びら、どれだけ大きい木なのか気になるな…
お前も興味があるなら、そこへ行ってみるといい
こうしてグルメチームと別れた
そして
皆さん、ここが私どもの襲われた場所です
これは…足跡!
非常に深い足跡です!
森へ向かったようです!
足跡が深いのは、重い貨物を持っていたからでしょう
足跡を追跡
そして浪人を発見
正義のパイモンさん
はっ!そんな人数で何ができるというんだ?
寝言は寝てから言え
何を自信満々にそんなことを…なんてやつらだ…
何か間違ったことを言ってるか?
じゃあ聞くが、お前は他国から来た商人だよな?
万国商会が誰かに助けられ一度でも守られた事があったかと言う浪人
ははははっ!
自分の立場もよく分かってないようだな!
この稲妻では、お前たちみたいな無力な商人が狩られるのは当たり前だろ?
…おのれ…
おい!余所者、一つ交渉と行こうじゃないか
交渉?
モラを払ってこれらの布地を買うってのはどうだ?
血まみれでここを去るよりはましだろ
諦めそうな久利須さん
お待ちください
久利須さん、モラを渡す必要はございません
し、しかし…
私たちの約束を覚えていますか?
貴方はこの件を他言しない、私は貴方のためにこの件を解決すると
はい、そうでした
では貴方は安全な場所へ避難し、自分の身を守ってください
ここからは…私が約束を果たす番です
浪人と戦闘開始
神里綾華の元素スキル「神里流・氷華」
綾華さんと共に撃退
一息つく綾華さん
いえ…とんでもございません
やるべき事をやったまでです
心配する久利須さん
大丈夫です、心配なさらず
あの浪人たちは逃げていきました
貨物に構う余裕もなかったようです
盗まれた物はすべてここにありますよ
ありがとうございます、ありがとうございます…
中身が無事かご確認を
無事を確認する久利須さん
絹を?
まさか皆さん、こちらの品が必要だったのですか?
はい、おっしゃる通り、間違いございません
感謝が止まらない久利須さん
皆さん絹が必要なんですよね?
今すぐ一巻き用意します!
ありがとうございます、いくらでしょうか?
あなたは私の恩人です、モラは取りません!
差し上げます
いえ、定められた額をしっかりとお支払いします
商売に苦労はつきものです
パイモンさんが言ったように、私が貴方を助けたのは利用するためではございません
この絹は通常の価格で私に販売してください
この森では何も起きなかったと言う綾華さん
皆さん…感謝の言葉もありません
本当にありがとうございます!
このご恩は決して忘れません
私はこれから荷物を商会へ運ばなくてはなりません
お先に失礼します
今後なにか必要があれば、この万国商会の久利須に何なりとお申し付けください!
はい、絹をお売りいただきありがとうございました
久利須さん
旅人さん、お手伝いありがとうございました
そうかもしれません
私にとっては良いことです
本日の出来事を多くの人に知られるわけにはいきませんので
誰にでもできる事をしたまでだと言う綾華さん
私の立場上、彼の手助けをするのは確かにあまり適切ではないのかもしれません
しかし今回のことは、身分や階級などとは関係なく…私自身の意志で、困っている一般人の方を助けたまでのこと
なぜなら私は、心の奥底では民が困難に遭う世の中を「正しい」とは思っていませんので…
あっ!申し訳ございません
このような無駄話を
小倉屋へ戻り絹を店主に渡す事に