原神 第493話 異郷にて
離島にて
スメールの学者アラニと再会した
アラニの論文を手伝うため
共に稲妻の街を回ることになった
登場人物
ルイ | パイモン |
アラニ | 楓 |
ワヒッド【初】 | 小畑【初】 |
敬 |
異郷にて
旅人、稲妻人の生活を写真で記録した方が、後日振り返るのに便利だと思うんだ
まずは写真機で「天井屋」の写真を撮ろう
天井屋へ到着
写真撮影
稲妻の特産商品か、こんな感じなのね…うん…
訝し気楓さん
こんにちは!私はスメールから来た学者のアラニ、学術研究のためにいま稲妻を調査してるの
こんな時期に「稲妻を調査」してるんですか?
怪しいですね…
あなたたちの目的が何なのかは知らないけど、私の店の近くでそんなことしないでください
早くどこかに行ってくれますか
ここの店主はあまり優しくないみたい…外国人がやってる店に行った方がいいかな?
探してみよう
次の店へ
写真撮影
ん?あなたたち、何をしてるんです?
こんにちは、私は…
アラニが教令院から来た学者である事を察したワヒッドさん
何で…
あなたの様子を見れば学者だと分かりますよ
スメールにいた頃はよく見ましたから
スメールから稲妻に来たのは、いわゆる「社会調査」のためでしょうか?
そうだよ
で、今それの準備してるの
あなたも教令院で…
私に学問を修めるような頭などありませんよ、ただの商人ですから
あなたが論文を書いているなら、ここで記録したいものを記録していただいて構いません
でも、いくつか忠告があります
遠国監査は外国人の事を警戒していると言うワヒッドさん
もしトラブルに巻き込まれたら、あなたみたいな稲妻に来たばっかりの外国人だと無事では済まないかもしれません
わ、分かった
ありがとう!
はい、早く記録を取りに行くといいでしょう
稲妻の商売人はみんな、見ず知らずの人間を歓迎しないの?
うぅ…他の人に話しかけてみよう
この先は埠頭みたい、漁師に話しかけてみたらどうかな?
漁師なら気さくそうだし、話を聞いてくれるかも
埠頭
写真撮影
おい!お前たち、何してる!
こんにちは!私はスメールから来たアラニ
今、学術調査をしているところなの
調査?俺はただ漁をしてるだけだぞ、こんなとこで調査することなんてないだろう?
それに、そんな怪しいことをして…お前たち、遠国観察の許可はもらったのか?
事前に遠国監察への報告が必要だと言う小畑さん
え?あれ?そ、そうなの?全然知らなかった!
ますます怪しい…お前たち、俺と一緒に蔭山さんのところまで来てもらおうか
彼女は遠国監察の監督官だ、お前たちのことは彼女に判断してもらうのが一番いいだろう
ちょ、ちょっと待って、私は本当に学術調査をしているだけなの!届け出は…あ、後でちゃんと行くから…
そこへワヒッドさんが駆け付ける
小畑さん、何かありましたか?遠くまで騒ぎが聞こえましたけど
あっ、ワヒッドさん
実は、この二人がこの辺りをうろうろしていてな、学術調査をしてるとか
でも話を聞いてみると、遠国監察から許可をもらってないと言う
だから、この二人を蔭山さんのところまで連れて行こうとしていたんだ
アラニさん、あちこち出歩いてどうしたんですか?
えっ…え?
論文を書くのにかなりの時間を掛けているのでしょう、今になってそう焦っても仕方ありません
ほら、小畑さんに迷惑を掛けたのではありませんか?
え?ワヒッドさん、あなたは…
彼女は教令院から来た学者で、私の店の顧問を担当しています
彼女は稲妻に関する論文を書いており、そのためこの辺りの取材をしています
ただ教令院から来たばかりなので、ここの規則をあまり知らないのです
遠国監察への手続きは今しているところですが、彼女はあちこち行くのが好きでして…ご迷惑をお掛けしましたことお詫びいたします、小畑さん
小畑さんに謝罪アラニさん
本当に勉学の為だったのかと思った小畑さん
ではアラニさん、こちらへ
ここの事について、ちゃんと話す必要がありそうですね
小畑さん、それでは失礼します
ワヒッドさんの店へ
はぁ、注意しましたよね?目立つようなことはしないでくださいって
今の稲妻の情勢だと、遠国監察まで行ったらただじゃ済みませんよ
あなたたちのことを気にかけておいてよかったです
ここにいる私にはよく分かりませんが、勘定奉行の張り詰めた様子を見るに、情勢はきっとよくないのでしょう
離島での検問所を見ましたか?稲妻に入りたいなら、許可をもらわなければなりませんよ
他の島へ取材に行けないと思ったアラニさん
安心してください
遠国監察に許可のことを尋ねてみました
この稲妻で商売をしている私が保証人となれば、許可を貰うのも簡単になるはずです
あ、ありがとう
でも、何で私を助けてくれるの?
同郷のよしみ…まあ、それもありますね
稲妻でスメール人と会うのはそう簡単なことではありません
でも、実は学者であるあなたに手伝ってほしいことがあるんです
え?私、物を売るのは苦手だけど…
もちろん、そんなことではありません
ちょっと恥ずかしいのですが…
肥料の商売をしていながら肥料について詳しくないと言うワヒッドさん
人からこの肥料について、スメールならではのどんな特色があるのか聞かれても、仕入れの時についた説明書を読むことしかできません
何か説得力のあることを言えるようになりたいのです
もしよければ、あなたに…これら肥料の販売戦略を考えていただけないでしょうか
せめて、どうやって紹介したらもっと説得力があって、お客様を集められるのかが分かれば…
その代わりとして、あなたの保証人となって、稲妻の他の場所に入れますよう私が遠国監察に許可を申し込みます
この取引、どうでしょうか?
それはもちろんです
誰もが教令院の学者になれる…あるいは、なりたいわけではありません
販売戦略か…私が教令院にいた頃、確かそういった関係の授業を取ってたな
本を読んだだけで実際に試したことはないと言うアラニさん
教令院のようなところじゃ「販売」を実践する機会もないからね
でも、もし応用的な視点からこれら肥料を研究すれば、販売に使えるアイデアを思いつくかも…
もし本当にアイデアが思いつくのなら、助かるのですが…
あっ…立ち話もなんですし、それにもうこんな時間です
あなたたちもお腹が空いたでしょう
何か作ってあげますよ
食材を探して来てほしいワヒッドさん
はははっ、お口に合うかは分かりません
ただの…作り慣れたものですので
食材を渡す
これで準備完了です
少しお待ちください、すぐできますから
料理を見て感動アラニさん
ふふん、一人暮らしが長いので、こういったのは自然と身についたんです
さあ、どうぞ召し上がってください
それに、これも店の繁盛のためです
これまでに肥料を販売する方法をたくさん考えてきました
その中の一つが、この肥料で育てた野菜を使って美味しいものを作ることでした
それにより、この肥料の効果を宣伝するつもりだったのです
肥料の店で料理を作るのがよろしくないと気付いたワヒッドさん
もちろん、今はアラニさんの手助けがあるので、私のそんなくだらないアイデアは却下していただいて大丈夫
頑張ってみるよ!だから、許可のことは何とか…
その件ならお任せください
問題がなければ、数日で下りるはずです
でも、稲妻まで遊学する学者なんて珍しいですね
どんな論文を書きたいのですか?
考えている途中のアラニさん
稲妻で論文を書き上げることができたらいいな
もし完成せず、こ…このまま教令院に戻ったら説教を受けるはず…
こうしてアラニはワヒッドの店で働く事になった
一袋の花の種
奇妙なホラガイを集めている敬さんの所へ
奇妙なホラガイを3つ敬さんに渡して宝箱を開ける
すると宝箱の中から「一袋の花の種」が出てくる
花の種類は分からないけど…とりあえず持ってこう
こうしてルイとパイモンは一袋の花の種を手に入れた