原神は無課金で楽しめるのか
原神は基本プレイ無料のゲームで誰でも手軽に遊び始める事が可能ですが、課金要素があります。
主に「キャラクター」や「装備品」を交換する「ガチャ要素」です。
その他にもゲーム内で様々なアイテムを受けとる為の課金要素などがあります。
リリースからひと月半ほど遊んできて、課金要素についての話題も様々飛び交っています。
原神が完全に無課金で楽しめるかどうかという点についても考えてみたいと思います。
祈願
スマホゲーなどではすっかりおなじみのガチャ要素に当たるのがこの「祈願」です。
1回か、10連を選択して回すことで、様々なレアリティのキャラクター、装備品の入手が可能となっています。
祈願を行うために必要なもの
祈願を行うための方法として、「原石」と言うアイテムを消費するか、「紡がれた運命」「出会いの縁」と言うアイテムを消費する方法があります。
ゲームを進行する事で原石は少量ながら定期的に入手可能となっており、出会いの縁なども限定的に入手可能となっています。
リリースから2ヶ月ほど遊んできて、紡がれた運命、出会いの縁は合わせて30個ほど入手できましたし、原石に関しても10000以上は貯まりました。
ゲームリリース時のボーナス的な部分も大きかったと思いますが、今後も定期的に実施される予定のイベントなどを通し、これらのアイテムをコンスタントに入手する機会はあると思っています。
祈願の種類と天井システム
通常祈願。「出会いの縁」を消費して引くことが可能。
期間限定でキャラクターを獲得できるピックアップ。「紡がれた運命」を消費して引くことが可能。
その他、武器のみを狙えるタイプのガチャなどがあります。
一度ガチャを回す為に必要な原石は160となっており、10連続で1600の原石を消費します。
そしてガチャには「天井」というシステムが導入されており、例えば現在のピックアップガチャで言うと、「90回引くと必ず最高レアリティが1つ排出される」と言うものです。
これは公式サイトからのの引用となります。
注意点としては、ガチャの種類ごとに「天井」は設定されているので、常設ガチャを80回やった後でピックアップガチャを10回やったとしても最高レアリティのものがでる保証はありません。
そしてガチャ毎に天井のラインも違ってくる点も注意が必要です。
原石のレート
画像はPS4版のレートとなります。
12,078円支払う事で、ガチャを40連回す事ができる計算になります。
※初回購入時は特典として2倍の量の原石を貰う事ができます。
課金のみで天井まで回すには最低でも25,000円以上の課金が必要という事になります。
そしてこちらの「空月の祝福」はログインボーナスとして毎日90原石が30日に渡って貰えるようになるサービスです。
※スマホ、PC版の方は610円。
ひと月毎日ログインできた場合、3000原石を入手可能となっています。
毎日ログインできて、原神を楽しんでいる人であればオススメのサービスとなっています。
原神は無課金で楽しめる?
個人的な主観では楽しめると思っています。
どの様なスタンスでこのゲームを楽しむかに尽きますが、基本は一人プレイで遊べるゲームになっていますので、自分のペースで楽しめる人なら無課金でも楽しめると思います。
マルチプレイなどでガンガン人と遊んで行きたいとなると、最低でも「空月の祝福」を購入するか、それ以上の課金が必要になって来るかも知れません。
事実、私も原神を開始して最初にマルチプレイで遊んだ時、自分の10倍以上のダメージを連発している他のプレイヤーを見て驚愕したものです。
しかし、自分がこれまで2ヶ月遊んで来ての感想としては、無課金でも楽しめるゲームと感じています。
リリースからひと月ほど経過した頃、ピックアップガチャで☆5キャラのクレーを引き当て、初めての☆5キャラの強さを身をもって実感できるようになりました。
ただ、☆4キャラだから使えない、弱い、と言う事は全くありません。
実際マルチプレイでも他のプレイヤーが使っている☆4キャラの方が火力が高い時はざらにあります。
むしろ、☆4キャラを如何に育てて使うかと言う所が楽しい部分とも言えます。
☆5キャラなら適当に使っても強い、なんてことはありませんし、装備品が足りなかったりすると本来の力を発揮できず☆5キャラでも微妙、と言う事にもなります。
12月から新たにピックアップガチャが登場し、今月は下旬のバージョン1,2アップデートに合わせてまた新たなピックアップガチャが登場予定です。
注目して欲しいのは毎回ピックアップガチャには☆5キャラの他に3人のピックアップキャラクターがいるという事です。
今回のガチャで言うと、鍾離が☆5のピックアップになっています。
そして同時に☆4の辛炎、レザー、重雲の3キャラが出やすいガチャになっています。
この手のガチャゲームで「凸」と表現されるおなじみの要素として、限界突破システムがあります。
原神でも凸要素はあり、同じキャラクターを入手するとそのキャラクターの力を更に引き出して行けるという要素ですね。
原神では全てのキャラクターが6回までの限界突破が可能となっています。
そして、仮に☆5キャラを限界突破させていくと、他の追従を許さないレベルで強力になって行く訳ですが、それには数十万もの課金が必要になる事もざらです。
現実的なものではないと言えます。
しかし、☆4キャラであれば数回の凸は現実的なラインとして可能です。
10回のガチャで必ず☆4のキャラ、もしくは装備品を一つ引く事ができますので、割と頻繁に☆4キャラの凸は可能なのです。
私もまだガチャの回数は無課金で回せる150回ほどで、☆4キャラ数人が3~4凸しています。
そしてその中で3凸ノエルは、☆4キャラにも関わらず、状況次第ではクレーよりも優秀なアタッカーとして使用するまでになっています。
原神はキャラクターを育成する素材やゲーム内通貨のモラなどが足りなくなりがちで、その辺りも課金で少し緩和できる部分があります。
なので無課金で全てのキャラを一気に育成して行く事は現実的ではありません。
しかし、その辺りもどういったペースで楽しむか次第で変わってきます。
定期的に開催されるイベントなどで☆4キャラの配布であったり、経験値の書やモラなども入手する機会が多々ありますし、無課金だと全く楽しめないという感じはしていません。
マルチプレイで最先端の人とガンガン楽しみたいという人は、無課金だと楽しさよりストレスの方が勝ってしまうかも知れません。
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ストリーマー、ユーチューバー、ティックトッカーが、中国発のロールプレイングゲーム「原神」に夢中になっている。こうした人々にとって「原神」は、まるで手品でロープがどんどん出てくる魔法のシルクハットのように、無限にコンテンツが出てくるゲームのようなのだ。 一見すると「原神」は素晴らしいゲームである。主要な部分が無料のFree-to-play(フリー・トゥ・プレイ)であり、「ゼルダの伝説 ブレス ...
先日このような記事が話題になっていました。
課金をしないと楽しめないゲームデザインであるというような点を指摘するものでした。
ガチャで常に強キャラを揃えていないと楽しめないスタンスの人もいる。という意味で一理あるとは思いました。
なので、こういった記事をまったく否定する気はありません。一つの参考、判断基準になるものだと思います。
気付いたら50万円課金していたというのは、ちょっと極端な話な気もしましたが、それでも「思ったより課金してしまった」と言う事は誰もが陥りがちな危険と言えますので、注意は必要だと思います。
愛着のある使いたいと思っているキャラが☆5だったりする時に、沼にハマってしまうのかも知れません。
終わりに
今回は原神の課金要素について語ってみました。
ガチャについて主に語りましたが、実際このゲーム、敵味方問わず魅力的なキャラが織りなすストーリーが個人的にとても良いと感じるし、今後も楽しんで行きたいと思います。
敵勢力が魅力的と言うのはとても大事な部分で、個人的にはここが評価ポイントとなっています。
アップデートで今後も広がっていく原神の世界。
是非一度試していただきたいゲームです。