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貴ちゃんねるず
先月、とんねるずの石橋貴明さんがYouTuberとしてデビューを果たしたことが話題となりました。
6月19日のチャンネル開設からひと月が経ち、チャンネル登録数は70万人を突破!
今回はそんな「貴ちゃんねるず」を語ってみたいと思います。
今回のYouTuberデビューに関しても個人的には大注目でしたので、今後の展開への期待も込めて語りたいと思います。
貴ちゃんねるずとは
とんねるずの大きい方、石橋貴明さんが開設したYouTubeチャンネルです。
かつて30年に渡って放送された「とんねるずのみなさんのおかげでした」の最後のディレクターを務めた「マッコイ斉藤」氏の勧めによって開設に至った事が、YouTubeに上がった最初の動画によって判明しています。
今回のチャンネル開設の主な理由は「ヒマだから」と言ったものでした。
戦力外通告をテレビ業界から受けたも同然と言う状況と言う石橋貴明さん。
と言う意気込みで今回のYouTuberデビューは果たされたのです。
驚きの展開でしたが、以前からYouTuberデビューの噂、予想は上がっていましたね。
そして時々話題となっていたのは
「YouTuberがやっているのは、とんねるずがやって来たことのパクリ」
と言った内容の話題です。
とんねるずと言う存在
とんねるずは自身の芸風を、学校の部室芸と称していました。
学校の部室で友人に見せていた芸能人のものまねなどをテレビでやる。
いわばアマチュアの延長戦上でやったことが、たまたまテレビの世界でウケた。
と言った事ですね。
でも確かにとんねるずはテレビで見ていて「芸人と言うカテゴリーとはどこか違って映る」部分があったと思っています。
これは私の個人的な見解になりますが、とんねるずの芸風は誰にも真似できない。
でも当のとんねるずは既存の何かの「パロディ」で入ってきている。
と言う不思議な矛盾があり、そこがとんねるずと言う存在の特異性を強めていると感じます。
とんねるずと言うのは芸能界において、特別な存在と言うよりは「特殊な存在」なのではないかと思います。
恐らく、ダウンタウンは「特別な存在」と思われます。
松本人志さんの存在によって日本の漫才、コント、大喜利などは大いに盛り上がっている部分があると思います。
これはもう「特別な存在」と言う位置付けで間違っていないのではないかと思います。
しかしとんねるずはと言うと、特にそういう部分は思いあたらない気がします。
M-1グランプリの審査員を務める事も、キャリアを考えると全然ありだと思いますが、恐らく今後もあり得ないでしょう。
正直やって欲しいですが…絵的に!
彼らの芸風は主にパロディーであって、自分たちが何かオリジナリティーある企画を出すと言うよりは、既存のものを自分たちがより面白く演出して行くと言う芸風にあるからかも知れません。
にもかかわらず、とんねるずは多くの後輩芸人にとって憧れの存在となり、影響を与え続けてきたのです。
そしてその影響はお笑い芸人のみならず、俳優やアーティスト、アイドルなどにまで及んでいると言えるのです。
その流れを今のYouTuberも組んでいると言えるのは確かに納得ができる気がします。
とんねるずがやって来たのは、有名人のモノマネだったり、歌を歌ってみたり、誰かがやっていた面白かった事を自分たちでやって行く。と言ったスタンスです。
まさにそれはニコ生からYouTuberに至る「やってみた」「うたってみた」などに通じるものと言えるからです。
部室で友達や先輩相手にやっていた事をテレビでやってみたらプロになっちゃった!
と言うのがとんねるずなのです。
かつてニコ生やYouTubeが盛り上がっていた要素には、そう言った部分が多く含まれていました。
そのような文化によってYouTubeが発展した結果、その他の多様性に繋がる媒体へと成長したと言えるのだと思います。
そんなとんねるずとYouTubeの相性はバッチリと言えるのではないかと思います。
「今後何かやってくれるのではないか」
と言う期待は、YouTubeととんねるずの相性の良さから来るものであると言えます。
貴ちゃんねるずへの期待
石橋テレビ
石橋貴明さんは、かつて後輩芸人に話していた一つのエピソードがあります。
トークダービーなどでおぎやはぎも話していたものなので、ある程度有名なものだと思われます。
それは、石橋貴明さんがテレビ局を作ると言う野望です。
と言う話を後輩にしていたと言う笑い話ですね。
近年ではその様な事を語る様子も一切見られなくなりましたが、そのエピソード自体は個人的にもかなりインパクトがありました。
タカさんならやってくれるんじゃないかと言う、あながちハッタリとも言い切れない力を感じたのを覚えています。
今回のYouTuberチャンネルを見ていると、ある意味それに近いものをタカさんはYouTubeで作っていけるのではないかとすら思ったりするのです。
現在上がっている動画を見てみて思った事は、演出やSEなど、テレビを見ている雰囲気とほぼ変わらないと言うものでした。
まさに個人で石橋さんのテレビを作ってしまった、と思いました。
「みなさんのおかげでした」が復活したかのような感覚すら覚えます。
テレビに出れない若手芸人を出してやりたいと言う理由で、石橋テレビを作りたいと話していました。
実際この「貴ちゃんねるず」が今後大きくなって行くと、若手芸人が一気に名が売れるきっかけを提供できると思います。
「TBS若手ディレクターと石橋の土曜の3回」と言うかつて深夜に放送されていた番組の中で、アンタッチャブル柴田さんの提案でやった「ピンポン球野球対決」と言う企画があります。
その時に石橋さんは
と話していた事がありました。
結果的に実現する事がなかったんですが、今こそそう言ったお蔵入りになってしまった面白そうな企画をYouTube上で実現して欲しい気がしています。
ノリさんとの共演
2018年3月で「とんねるずのみなさんのおかげでした」が終了してから、とんねるずとして活躍する機会をめっきり見なくなってしまいました。
実質テレビで見る機会は「とんねるずのスポーツ王は俺だ!」くらいです。
タカさんは一人で「たいむとんねる」「石橋、薪をくべる」「細かすぎて伝わらないものまね」などをやっている事がありましたが、ノリさんはいずれも一度も出演していません。
ノリさんはと言うと、土曜の朝のラジオレギュラー。
そしてインスタを通して、ノリさんの様々な職業写真シリーズ。
昨年はB'zの松本孝弘さんなど様々なアーティストとのコラボを通して発売したアルバム『木梨ファンク・ザ・ベスト』など、歌手活動も話題となりました。
しかし、やはりとんねるずとしてのお二人を見てみたいと思ってしまいます。
正式に2人でYouTubeチャンネル活動と言う事は難しいのかも知れませんが、100万人記念などで、是非タカさんとノリさんの共演、「とんねるず」を見てみたいものです!
アーティスト企画
昨年、タカさんも、かつて野猿でメインボーカルとして活躍した「テルリン」と「カンちゃん」と3人で「B Pressure」と言うユニットを結成してアーティスト活動を開始しました。
是非この企画を今後も続けて行って欲しいと思っていますが、野猿の元メンバーを一人ずつ加えて行って、最終的にノリさんも加えて、野猿復活!なんてことを期待してしまったり…。
とんねるずと言えば歌手活動と言うイメージも強いので、そう言った部分をYouTubeを通して本格的に発信して行くと言った展開にも期待したい所です。
過去にやってきたとんねるずの番組や企画の復活
食わず嫌い王
ハンマープライス
うたばん
きたなトラン
ねるとん
お笑いイミグレーション
など、テレビでの復活がなかなか見られそうにない企画をYouTube上で復活して欲しいです。
すでに清原和博さんと男気じゃんけんが実現する事が告知されています。
食わず嫌い王などはこのまま終わらせたままにしておくにはあまりにもったいないパッケージ企画と言えます。
多くの人が待ち望んでいるに違いありません。
その他の企画も、テレビの表現規制強化が影響して自然と終わってしまったものもあると思われます。
しかしYouTubeチャンネルであれば、実現可能なものもきっとあるはず。
今後に期待したいと思います!
ダウンタウンとの共演
この度、YouTubeチャンネル開設と同時に石橋貴明さんはTwitterアカウントを開設しました。
この流れで、Twitter上で松本人志さんと僅かでもからむような可能性があるかも知れません。
少し前のネット上の記事でこの様な見出しのものがありました。
「石橋貴明、突然の「松本、行けー!」ツイートにネットざわつく」
石橋さんの以下のつぶやきに対しての話題でした。
https://twitter.com/ishibashi_desho/status/1279314186854477829
このツイートに関連してダウンタウンと奇跡の共演を果たした
「いいともグランドフィナーレ」
の画像などが貼られたりしていました。
「松本人志」さんの事を言っているのかと思った!
と、話題になっていたのです。
直接の絡みではなくても、ここまでの話題性があるとんねるずとダウンタウンの共演。
もしTwitter上で何かしら接点が生まれたりしたら、それこそネットが荒れる大事件になりうるのです。
現状、YouTubeチャンネルで共演の可能性は0に等しいものですが、今後、松本人志さんがYouTubeチャンネルを開設する可能性は0ではないと思われます。
そうなると、YouTubeチャンネル上での共演も可能性が出てくるのではないかと言う説です。
終わりに
石橋貴明さんが開設した貴ちゃんねるずの事を今後も記事にして行きます。
今回上げた今後への期待が一つでも実現したら嬉しいです。
現状、人が集まったりなどは難しい状況もありますので、すぐに実現ができない企画もありそうです。
1ワンフーとして、同じように貴ちゃんねるずを楽しんでいる方たちと共に盛り上げて行きたいと思っています。
ご覧いただきありがとうございました。