原神 第364話 運命の織機
宝盗団が発見したとされる遺跡調査を開始したルイとパイモンは
その遺跡で逆さに吊るされた不気味な神像を発見する
更に「アビスの使徒」と接触
戦闘後、意味深な言葉を残しアビスの使徒は去った
そして遺跡を出た所で再会したダインスレイヴとともに
アビスの追跡を開始した
登場人物
ルイ | パイモン |
ダインスレイヴ |
アビスの計画
遺跡から南東へ
するとアビスの魔術師を発見
本当にいた…!
撃破
オイラたちを待ち伏せてたのか?
いや、ヤツらはただ遺跡守衛の残骸から、何かを探そうとしていただけだ
そういえば旅人もよくそうやって探してるよな
「混沌の装置」とか「混沌の回路」とか
少なくとも、そのような平凡な物ではない
俺がこの近くを調査していたのは、アビスの魔術師がこの遺跡を頻繁に出入りしていたからだ
ヤツらは遺跡守衛の残骸から、ある「特別な貴重品」を探しているらしい
それを遺跡へと持ち帰ろうとしているようだ
アビスが目的の物をまだ手にしていないと考えるダインスレイヴさんの図
もちろん、あんなヤツらに慈悲を施すつもりはない…
ただ、このことはアビス教団にとって、何か重要な意味があるような気がしてな
その真相は、拷問程度で吐くようなものではない
言い換えれば、アビスの魔術師は拷問など遥かに超えた恐怖に直面しているのだろう…
ここで時間を無駄にはできない
先に進もう
再びアビスの魔術師と魔物を発見
今度は遺跡ハンターに群がっている?
撃破
アビスの魔術師が潜伏してる場所に遺跡守衛がいるのは、ただの偶然か?
この世に偶然などない
全ては遥か古に撒かれた種によるものだ
あの酒場で貴様が現れたのと同様に…時間はその種を芽生えさせる要素でしかない
気にする必要はない
アビス教団と遺跡守衛の関係も、もちろん偶然によるものではない
同じ樹木より生えた枝だと言うダインスレイヴさん
枝?
それって…
ヤツらは皆、500年前に滅びた古国
「カーンルイア」で誕生したんだ
カーンルイアだって!?
アビス教団と遺跡守衛はカーンルイアが滅びた後の残党と言う事が分かったパイモンさん
あ、そうだ
旅人にも説明しなきゃな
「カーンルイア」っていう国は…
でも、あの国は500年前に滅びてるんだぞ…
……
人は誰しも、秘密を抱えている
貴様が俺に深く聞かなかったように、俺も貴様のことを深く聞くつもりはない…
しかし、貴様に話す意思があるのならば聞こう
貴様が見たカーンルイアとは、どんな光景だった?
もう隠し通せそうにない…
オイラはてっきり、話の始まりは見知らぬ神との遭遇からかと思ってたぞ…
ふむ…この世界に来た時、隕石の中から妹に呼び覚まされたのか
どれくらい先だったかは分からないけど…
そして貴様の妹は、カーンルイアの滅亡が天変地異を引き起こすと言い、一緒にテイワットを去ろうと、そう言ったのだな?
本当にそんなことを?
貴様たちが経験したそれは…500年前の出来事だ
どうやらこの世界で初めて目覚めたのも、それと同じ時期のようだな
そしてその後、見知らぬ神によって貴様たちの行く道が阻まれたと…
貴様が目覚めた時、「カーンルイア」という地名については何も知らず、ただ急いでこの世界を去ろうとした
しかし今、テイワットを少しずつ知っていくうちに、あれが「カーンルイアが滅亡した戦い」だと考えるようになった
そうだな?
なにか探してるようだったけど…
それって、妹さんを探すために、カーンルイアについて調べてたんだな?
七神を探したいなら、七国を巡ればいいけど、カーンルイアは500年前に滅亡したから、今はもうなくなってるもんな
カーンルイアについては、俺の方が詳しいだろう
カーンルイアは神がいた歴史がない事を語るダインスレイヴさん
あれは人類によって建てられた強大な国であり、人々はその輝かしい繁栄と文明に誇りを持っていた
そして、貴様の記憶にもあるように
全てが、神によって滅ぼされた
500年前に神々がカーンルイアを滅ぼした事を語るダインスレイヴさん
「人類の誇り」も、雑草のように神々の庭から駆除された…
歴史の本にも載ってないぞ…
早く妹を見つけないと
ふむ、このまま過去のことを話しても、気が削がれるだけだろう
でも、次にウェンティや鍾離先生に会ったら…
まずは先に進もう
貴様が知りたがっていることは、進みながら教えてやる
やがてアビスの魔術師が遺跡守衛を調査しているのを発見
遺跡守衛とアビスの魔術師がいるぞ
さっき、遺跡守衛は全部カーンルイアから来たって言ってたよな…
それって、カーンルイアには守らなきゃいけない遺跡がたくさんあったってことか?
いや、「遺跡守衛」という名は現代人がその「印象」から勝手につけたものだ
500年前の人々はそう呼んでいない
現在は遺跡守衛などと呼ばれているが、当時のカーンルイアでのコードネームは
貴様たちが考えているものではない
「耕運機」とはあくまでもコードネーム
当時のカーンルイア人は兵器にコードネームを使用していた
カーンルイア人が言う「土地」って…
なんだか不穏な雰囲気がするな
……
カーンルイアが滅亡した今、主を失った「耕運機」は制御不能になった
長い時を彷徨い、このテイワット大陸に点在している
他の滅びた文明と共鳴するかのように、古代遺跡の中を只々彷徨っている
かわいそうだ……
おまえはよくやってると思ったヤレヤレパイモンさん
これ以上深く話しても、貴様たちには何の意味もない
何はともあれ、今のヤツらは「脅威」だ
全て片付けた方がいいだろう
魔物たちを撃破
アビスの魔術師から出てきた呪符を確認
ふむ、この気配「アビスの使徒」と関係しているようだな
アビスの魔術師から出てきたということは…
おそらくヤツらの行動に関わる内容が記載されていると考えるダインスレイヴさん
カーンルイアの文字なのか?
「…敵の信仰を薪とし、崇高なる姫君に栄光の火を灯さん…」
どうやら…「アビス」共はある計画を実行しているようだ
そして、その鍵のなるのが…「運命の織機」
まだ初期段階のようだが、いろいろと試行錯誤をしているようだ
えっと…「運命を織る機械」ってことか?
ダイン、メッセージには他になにが書いてあるんだ?
ふむ…
複雑で理解できない部分もあるが、狂気に満ちた計画であることは確かだ
一言で言えば、計画の初期段階は「渦の魔神」オセルと関係している
あの海の中にいる魔神だよな!
その事件については俺も知っている
アビス教団が「龍災」でやったこともな
結果を見れば、貴様たちはすでにアビス教団の計画を一度阻止したことになる
うーん、標的がどんどん大きくなってるぞ…
「アビス」は今回も、トワリンの時みたいに騙したり魔術を使ったりして、オセルを腐食させようとしてるのか?
いや…この「メッセージ」によれば、今回の計画はさらに進んだものだ
「耕運機」を製造する技術によりオセルの肉体を改造しようとしていると言うダインスレイヴさん
まさか…アビス教団のヤツら…
「究極殺人兵器・機械魔神烏賊」を作ろうとしてるのか!?
今となっては、カーンルイアの文明を識る者は少ない
それがどの程度のものか判断するのも難しいだろう
だが、アビス教団がカーンルイアの失われた文明を追い求め…
その意志と執念だけで動いていることは確かだ
どうやら「穢れた逆さ神像」をもとに、オセルの体を機械魔神に改造するとこのメッセージには書いてある
「最古の耕運機の目」は神像の手のひらにあるエネルギーの「新たなコア」となると語るダインスレイヴさん
…あっ!
オイラ分かったぞ!
アビスの魔術師がずっと探してたのは、それだな?
でもやっぱり…あの不気味な神像と七天神像が関係があったってことだな?
ああ
メッセージによれば、その「目」を「穢れた逆さ神像」の手のひらに置けば…
「天空の島にある神座を揺るがす」力を、新たに誕生した魔神に与えることができる
天空の島…
神座を揺るがす…
スケールが大きすぎて訳が分からなくなってきたパイモンさん
だったら…まずは「神像」から調査してみるのはどうだ?
なにか分かるかもしれない
気にするな
先を急ごう