原神 第211話 璃月3700年の歴史
渦の魔神オセルの猛攻
そして凝光の覚悟
戦いは決着の時を迎える
登場人物
ルイ
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パイモン
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凝光
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刻晴
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魈
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留雲借風真君
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理水畳山真君
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削月築陽真君
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ピンばあや
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甘雨
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千岩軍
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チャンチャン
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魔神オセル
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魔神
さらば…
わが友よ
今日の別れは
いつかの
再会のためでもある…
璃月3700年の歴史
あの不吉な気配は、確かに消えたな
「禁忌滅却の札」の力は永久ではない
ヤツは「群玉閣」によって再び「孤雲閣」の下に封印されたようだ…
「渦の魔神」でも、簡単には逃げられぬ
ご協力、感謝します
皆様がここにいなかったら、璃月港はどうなっていたか…
フン、今さら機嫌を取らなくてもよい
妾たちとて「偶然」ここにいるわけではない
忘れたとは言わせぬぞ
留雲借風真君をなだめるピンばあやの図
凝光が商売を始めた時から、限りある収入で「群玉閣」の建設に取り掛かったと聞いた
最初は一部屋だけだったのに増築を重ね、今のような宮殿を造り上げたそうじゃ…
彼女にとってあれは商人として、そして七星の支えとして、また彼女の人生そのものであるじゃろう
凝光が払った犠牲は称賛に値すると考えているピンばあやの図
いいえ
「交渉の手段として使える」ことこそ、誉れです
…ハハッ
私のためにわざわざありがとうございます
皆様がここにいらした理由も分かってます…しかし譲歩はできません
おや?
皆様が帝君と璃月を守る「契約」を結んでから3700年が経ったと言う凝光さんの図
璃月の土地は盤石のように固く、千年前と少しも変わりありません
しかし、璃月はまだ3700年前の璃月というわけではないんです
土地だけではなくこの都市と人々にも目を向けて欲しい凝光さんの図
我らの守り方を疑っておるのか?
凝光の方を見る理水畳山真君の図
そういうわけではなく、先輩方にもう一度、璃月のために考えてほしいのです
妾たちにとって七星など先輩後輩もないと言う留雲借風真君の図
今朝、帝君の夢を見ました
ん?
私は凡人だけど、七星としての「契約」がある
歴代七星の積み重ねは、必ず価値のあるものになる
帝君の導きの下、私たちは人間の世界で必死に生き
「貿易」という名の契約の網を作ったと、夢の中で彼に伝えたかった
でも目が覚めるまで何も言えなかったと言う凝光さんの図
傍観者として、お前達はどう思う?
対立が残すのは心の傷だけだと言うパイモンさんの図
俗世の七国、それぞれ難点があるのね
確かに簡単な道理だが…
仙人として、協力してくれた異邦人の厚意を無駄にはできぬ
まあ、「この都市の人々に目を向けてほしい」と、凝光も言ったんじゃろ?
ばあやはそうした…あんた達もしてみないかい?
そこへ千岩軍の図
何者だ?
千岩軍隊長、逢岩、礼を言いに参りました
これが最後の戦いになるかと思いましたが、皆様のおかげで、最悪の事態は免れました
私は一兵士ですが、これからも全力で璃月を守り、このご恩をお返しします
……
あれ?みんな元気ないね
あの怪獣を倒したのに
チャンチャンに怖くなかったのか確認ピンばあやの図
怖くないよ
千岩軍のおじさんたちも、「神の目」を持つ大人たちも、あと璃月の…みんながいるもん!
みんな守ってくれるし普段も美味しいものや面白いものを作ってくれると言うチャンチャンの図
あっ、そこのお兄さん、守ってくれてありがとう!
次の海灯祭、また来てよ!
えっ?
行けない
我は「仙人」だから
そっか…「仙人」も大変だね
皆、これが今の時代じゃ…
「契約」の国は仙人に感謝せねばならん
しかしここ数年、仙人の力を頼らずとも、璃月は安定しておる
「凡人」と呼ばれた人々は無力だけど思いは強いと語るピンばあやの図
「神と璃月の契約」は昔のことじゃ
今はもう「璃月と人の契約」の時代じゃよ
はあ…港にいるだけで違和感を覚え、しっくり来ぬぞ…
お前はどうだ?留雲
会話する鳥さんの図
先に非難を言い出したのは妾ではない…
……
戻ろう
…降魔大聖?
立ち去る降魔大聖と微笑むピンばあやの図
…ああ、降魔大聖の意図は分かるぞ
久しぶりの璃月、記憶と大きく違う
私がここの「契約」を理解した時…璃月はまた違う顔を見せるだろうな
理水畳山真君も帰ろうとするの図
……
ふむ、皆がそう言うなら、我も執着はせぬ
だが、我らが去った後、「璃月七星」が横暴な振る舞いをせぬか、心配だ…
微笑む凝光さんの図
さあさあ、削月も戻るがよい
その「監督」の権利は…璃月万民に任せるんじゃ
一つ解決してないことを思い出したパイモンさんの図
岩王帝君が姿を見せていない事に気付いたパイモンさんの図
こうして
仙人たちと力を合わせ
璃月を魔神オセルの手から守る事に成功した
そしてルイとパイモンは
鍾離に話を聞くため
「往生堂」へと向かう