原神 第213話 契約

原神 第213話 契約

鍾離をに会う為向かった「北国銀行」にて

「公子」そして「淑女」と再会

鍾離は「契約」として

「神の心」を淑女に渡す

そして鍾離は

静かに語り出した

登場人物

ルイ

パイモン

タルタリヤ

シニョーラ

鍾離

真相

鍾離

知っての通り、俺は6000年以上生きてきた

仙人たちと共に璃月を作ったのは3700年前のことだ

渦で穿つことのできない岩も、時間に洗い流されれば摩耗する

まだその日じゃないと、今まで見て見ぬふりをしてきただけだ

鍾離

しかしある日、俺はある商人の部下への言葉をたまたま耳にした

「君は君の責務を果たした。今は休むがいい」と

…その時、俺は自分に何度も問い掛けた

「俺の責務は…果たしただろうか?」と

鍾離

神の座を降りると考え始めた時…俺には離れられない理由が多すぎると気付いたんだ

神と共にある璃月

次の時代に入る準備はできただろうか?

俺はそれを観察する時間と、そして決意するきっかけが欲しかった

だから偽りの死を計画し「公子」、仙人、璃月七星を巻き込んだと言う鍾離先生の図

鍾離

その通り

だから今まで「神の心」を手元に取っておいた

それくらい彼にとってはお茶の子さいさいだと言うシニョーラの図

シニョーラ

まさに…親を失った子が急成長するかのように、この璃月も「神の死」によって成長したのよ

鍾離

今回全ての件の結末は、俺の予想以上にうまく解決した

隠居していた仙人たちも…情報量が少ないのに、最大限の自制を見せた

七星と共に危機に立ち向かい、民の心を理解しようとした

そちらの「淑女」も…氷神との「契約」を果たす使者として、俺の要求を聞いて取引のことを誰にも言わなかった

「公子」殿にもね

共に旅をしてくれたことを感謝する鍾離先生の図

鍾離

何もかも俺の計画だ

唯一俺の予想を超えたのは…

「璃月七星」が取った行動だ

鍾離

璃月を守ってくれればいいと、仙人たちと同じ期待をしたが、まさか…

このまま神に取って代わり、俺の「死」を利用して璃月の管轄下に置くとはな

あんまりおめでたいことに聞こえなかったパイモンさんの図

鍾離

ハハッ…いいことだと思うぞ

少し早すぎるかもと思って心配したが…彼らは俺の期待を真摯に、真剣に応えてくれた

タルタリヤ

あのさ、鍾離先生?

さんざん俺を騙してたのに、何も言ってくれないの?

シニョーラ

ふふっ…礼を言ってあげたらどうかしら?

あんたが起こした騒ぎがなければ、こうはならなかったわ

岩神はあんたに感謝すべきね

タルタリヤが魔神を召喚したから璃月がダイヤになったと言うシニョーラの図

タルタリヤ

ん?誰かが俺に皮肉を言ってる気がするんだけど、気のせいかな?

言って良いことと悪いことがあると言うタルタリヤの図

シニョーラ

ふふふっ…「神の心」は手に入れたし、これ以上の滞在は無意味ね

「スネージナヤパレス」に戻らせてもらうわ

タルタリヤ

はぁ…勝手にすれば

俺は同行するつもりはない

シニョーラ

フン、勝手になさい

立ち去るシニョーラの図

鍾離

最後に、聞きたいことはないか?

鍾離

普通に考えたら、確かにないな

鍾離

だが俺は「契約」の神

数千年間、俺は幾千万の「契約」を交わした

利益のない取引なぞに、俺は手出ししないぞ

氷神との取引は「全ての契約を終わりにする契約」だと言う鍾離先生の図

鍾離

かの「氷の女皇」が一体どんな代価を支払ったかについては…

お前自身の手で答えを明らかにしてほしい鍾離先生の図

鍾離

…「契約」内容を秘密にするのも「契約」の一部だ

ケチんぼパイモンさんの図

こうしてルイとパイモンは

仙祖の亡骸の真実を知ることができた

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