原神 第288話 慧心
甘雨とともに璃月港へ帰って来た
そして埠頭付近にて
元「七星」の「天枢」である天おじと出会う
そして甘雨は
天おじの娘「慧心」の悩みを聞く為
月海亭へ向かう事になった
登場人物
ルイ | パイモン |
甘雨 | 天おじ |
慧心【初】 | 博来 |
月海亭の慧心
月海亭へ向かう前に天おじからひと言
そして月海亭
甘雨先輩!
お久しぶりです!
どんなに忙しい時でも、甘雨先輩を見るとなぜか安心します
お久しぶりです、慧心
でも、それは言い過ぎですよ
訪ねた理由を伝える
はぁ…
父上が先輩にお願いしたんですね
また「七星」の身分を利用して、先輩の手を煩わせるなんて…
ふふ、気にしないでください
月海亭の後輩が困っているのなら、喜んで助けます
甘雨は優秀な秘書だけじゃなく優秀な先輩でもあるんだと思ったニコニコパイモンさん
何があったのか、教えてくれますか?
はい、その…
納税に関する書類を整理していたら、怪しい部分を見つけたんです…
「栄発商店」と「万有商舗」
この二軒の納税状況が明らかにおかしいのです
聴取したり帳簿を詳しく調べたりしても問題が見つけられないのです
証拠がなければ、強硬手段には出られません…
なるほど
よくあることです
商人はいつもお金に目がくらむものですから
つまり、先輩には解決策があるということですか?
当然です
同じようなことを何百回も処理してきましたから
今回はどう対処すべきか、少し考えさせてください…
対処法を決めた甘雨さん
え?
「栄発商店」と「万有商舗」は商品分類や市場区分において、ずっとライバル関係にあります
それなら…
何かに気付いた慧心さん
その通りです
まずは「万有商舗」に向かいましょう
オーナーは確か…博来さん、でしたね?
はい、そうです
ついてきてください!
万有商舗へ
お、この前会った旅人と、そちらのお二方は…
月海亭の者ですね?
はは、何か大きな注文でもあるのですか?
考えすぎです、博来さん
「万有商舗」の信用では、月海亭の大きな注文を受けるに値しません
仮にそのような機会があったとしても「栄発商店」の方に話が行くと伝える甘雨さん
「栄発商店」だって?
悔しそうな博来さん
はい
「栄発商店」は信用できますので
毎年の納税状況を見ても、とても積極的に…
ハハハ…
納税?積極的?
おや?何が言いたいのです?
騙されないでください
あいつの腹の中は、真っ黒です
俺はよく知っています
あいつの納税書を見せてくれたら絶対に何か見つかるはずだと言う博来さん
随分と「栄発商店」の経営状況について詳しいようですね?
当然ですよ!
あいつらに取引がある度、俺は腸が煮えくり返る思いをするんですから!
あいつらが稼ぐことは損をすることより辛いと言う博来さん
では、この納税書を見てください
あなたの意見を参考に「栄発商店」への信用を再度評価します
よしよし、しっかり目を通しますとも…
一言一句、一文字一文字漏らすことなく…
そして…
あった!ここだここ!
年始に「範木堂」から仕入れた高級木造家具がありません
俺に自慢してきたことがあったんですよ!
納税書にその記録が残っていない事に気付いた博来さん
なるほど、この取引に関する全ての証拠を消したのか…
道理で見つからないわけだ…
ふん、だから言ったでしょう…
追い詰められたあいつの顔が楽しみだ
それでも口では否定されるのではないかと甘雨先輩に質問慧心さん
ええ、既に全ての証拠を隠滅しているでしょう
ただ「範木堂」の方には何か残っているかもしれません…
そうだ!
「範木堂」のルーじぃは、東昇の言う事なんて聞かないでしょう
ルーじぃの所に領収書があるはずです
「範木堂」に向かうと言う甘雨さん
ルーじぃとか天おじとか、甘雨さんと一緒にいると年配の方と交流が増える
悪事を暴いてくださりありがとうございます
博来さん
いやいや、当然のこと
証拠を見つけたら、しっかり処罰してやってください
それが俺への最大の謝礼になります
軽策荘に行くのなら、私は…
まだ仕事が残っているのでしょう?
大丈夫、私たちで行きます
はい、ありがとうございます
お手数をかけますが、よろしくお願いします
こうして「範木堂」のルーじぃに話を聞く為
軽策荘へ向かう