原神 第306話 螭虎魚焼き
天君は「降魔大聖」魈に悪行をやめる事を誓った
ルイとパイモンは
禁忌滅却の札を回収する為
望舒旅館へ向かう
登場人物
ルイ
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パイモン
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魈
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ゴレット
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禁忌滅却の札
望舒旅館オーナーの所へ
偽仙人の事を知っていたオーナー
彼が宿泊名簿に書いた名前は「平安」よ
もう部屋を出たわ
一人で山や川を旅するとかなんとか…
そうだ
もし「言葉を話す仙霊」を連れた人が来たら、この封筒を渡すよう預かってるの
言葉を話す仙霊に心当たりがないパイモンさん
うん…彼が言ってた旅人はあなたね
はい、これを
とりあえず手紙を早くみたいワクワクパイモンさん
掇星攫辰天君の手紙
この手紙を読んでいるということは、私はもう修行の旅に出ているだろう。
残念ながら、二人に直接謝ることはできないが、あなたの許しを得たい。
夢の中で大聖が話しかけてくれ、私は一晩中眠れなかった。どうやって「誓言」を果たすかをずっと考えていた。
二人を騙しただけではなく、「信者」の希望まで利用した。
窮地に陥った人は弱くなって、盲目的に何かを信じようとする。
私は虚言で虚偽の救済を与えた。だがそれは彼らを自らの願いからかけ離れさせた。
あの遠い時代、人々の願いはまだこんな複雑ではなかった。
あの「降魔大聖」が璃月の全ての願いを背負って、妖魔と戦っていた。
彼は仮面を被り、「人の願い」がもたらしたがゆえの弱さを隠した。
仙人と詐称した私は、いつも仮面を被っていた。
しかし本当の仙人は、妖魔の前でしか被らない。
私の仮面が、自身の妖魔に惑わされた心を隠すためにあるというのなら、「降魔大聖」の仮面は、彼の人間らしき一面を隠すためだろう。
彼は鬼神の如き顔を見せ、全ての妖魔を怯えさせた。
自分の醜い心に気づいたと同時に、「仙人」の本当の意味を理解した。
私が旅に出て心身を鍛えるのは贖罪するためではなく、仙人の「信者」になりたいから。
今まで騙し取ったお金は、他人に頼んで全部返還した。残った修行に使えないものを二人に受け取ってほしい。
お爺さんが残してくれた「禁忌滅却の札」を持つ資格は私にはもうないから、これもぜひ受け取ってほしい。
お二方の願いが叶うようお祈ります。では、またいつかお会いしましょう。
罪人 平安
こうして禁忌滅却の札を手に魈の所へ
望舒旅館の厨房前にて魈を発見
ご苦労
望舒旅館の店員に注文を聞かれる魈
「螭虎魚焼き」を一つ
かしこまりました
少々お待ちください!
杏仁豆腐じゃない事に気づいたパイモンさん
これは「銅雀」が生きていた時に好きだった食べ物…
ただ、どんな味がするのか気になってな
納得パイモンさん
「螭虎探しに海潜り、帰って再び妖魔狩る」…
沈黙の魈
まだ何か用があるのか?
我は一人で食べる方が落ち着くんだが
こうして余韻に浸っている魈と別れた
海灯祭
あと少しで海灯祭ね
今年は旅館に飾り付けをしようかしら
知らない?
その年の最初の満月の夜が璃月の「海灯祭」よ
夜になると人々は「霄灯」と「明霄の灯」を夜空に放つと言うオーナー
灯には「薪が尽きても火は伝わるように、美徳は永遠に消えない」という意味が込められているわ
私達は夜の海に輝く灯りが、英雄の魂を故郷に導くと信じているの
すごく盛大な祭りなんだと思ったパイモンさん
あなたたちも海灯祭に参加するの?
「海灯祭」当日までは、しばらくお祭りは続くわよ
この期間中に人々は祈祷を捧げたり、厄払いをしたりするの
璃月の言葉で言うと「古きを送り、新しきを迎える」ね
参加したいなら今からでも間に合うと教えてくれるオーナー
それと…
試しに魈様を誘ってあげて欲しいと言うオーナー
魈様と私たちはそこまで親しい間柄じゃないから、ちょっと声をかけにくいの
あなたたちは仲がいいみたいだし、せっかくなら…
ならいいと言うオーナー
遅くなると人がみんな集まってくるわ
そうなると遊ぶのも大変よ
こうしてオーナーに笑顔で送られ
璃月港へ向かう