原神 第329話 軽策荘と海灯祭

原神 第329話 軽策荘と海灯祭

軽策荘を訪れたルイとパイモン

清昼は子供たちと「灯謎」で遊んでいた

軽策荘にも海灯祭の雰囲気が流れ始めた

登場人物

ルイ

パイモン

清昼

【初】

【初】

望雅

 

灯謎

灯謎の「炎の群」が分からない六ちゃん

弦?

弦ってなに…

竹…石…

どういう意味なんだ…

灯謎2

「竹と石の体には、夜を照らす太陽が」

「雷鳴の如き轟かせ、雷光の代わり灰が降る」

清昼

そう、正解

あははっ、これは確かに簡単だったね

この時期に「雷鳴の如く轟く」のは爆竹以外にないと言う清昼さん

あっ…そっか!

なんで気づかなかったんだろう…

灯謎を当てたから…これあげるよ

縁起物の「カエル」をいただく

灯謎3

「万民見下ろす岩の上、風に吹かれて絶雲へ」

「弦が切れればその果ては、大地にポツリとまた一つ」

清昼

正解

「絶雲」へ行くには「風に吹かれる」必要がある…

そして「弦」

つまり糸があるのは「凧」しかないからね

えっ?どういうこと?

うーん…

ほんとだ…お兄ちゃん

どうして分かったの?

すごい!

灯謎を当ててくれたから、これあげるね

縁起物の「ジャガイモ」をいただく

清昼

灯謎を3つとも当てるとは、どうやら君は頭の回転が速いみたいだ

そうだ…本当なら、灯謎を当てた人に霄灯を渡すんだが、この霄灯はあげられない…

もう一回霄灯を3つ作るなんて、手がボロボロになってしまうよ…

だから、代わりにこれを受け取ってくれ

子供たちの為にもう少し灯謎を考えないといけない清昼さん

清昼

……

心配いらないよ

あの詩は…ただの意地っ張りだから、気にしなくていい

それよりも今は、子供たちに灯謎を出す方が大事なんだ

私は子供たちの相手をしてるよ

あの画家が来たら、彼に説明する

そろそろ軽策荘に到着する望雅さんを迎えに行って欲しいと言う清昼さん

望雅さんを発見

望雅

やっと着いたわ…

あら、旅人、清昼と伯桓を見かけたかしら?

望雅

そうだったの…

それはよかったわ

実は少し心配してたのよ

総務司から運ぶ荷物が多すぎてね

大分時間がかかってしまったの

望雅

点検が終わってからすぐこっちに向かったんだけど、それでもこんなに遅くなっちゃったわね…

でもその様子だと、私の出る幕はないみたいね

少し散歩をしようと思った望雅さん

こうして望雅さんと会話しながら少し歩く

望雅

軽策荘…実は小さい頃に何回か来たことがあるの

望雅

あそこの豆腐が美味しかったのを覚えてるわ

あと面白い木彫りも

周りの風景も良いし、昔はあそこで生活したいと思う人も多かったの

望雅

お年寄りにとっては…

軽策荘はのんびり暮らせるいい所よ

周りの人や物がずっと変わらないからね

時間が止まっているような気持ちを感じた事はあるかと言う望雅さん

望雅

もしかしたら、そこが若い人には合わないのかもね…

様々な原因で、軽策荘にいた若者のほとんどは璃月港に行ったの

お年寄りと子供だけを残してね

望雅

それは…

簡単には説明できるものじゃないわ

もう少し歩きましょう

望雅

とにかく、原因がどうあれ、今軽策荘に残っているのはお年寄りと子供だけ

だから祭りの雰囲気もあまりないのよ

総務司からも特別に物資を送ってるけど…

外の人である私たちがしてあげられるのは、そこまでなの…

彼らが本当に欲しいのは家族と過ごすことなんじゃないかと考える望雅さん

望雅

家族と過ごせないのなら、どんなに楽しい娯楽や十分な物資があっても…

望雅

あっ!ごめんなさい

普段ずっとこういうことを見てきたから、ついこんなに重いことを話してしまって!

とにかく、清昼と伯桓、それにあなたのおかげで、今年の軽策荘はとても賑やかになった

望雅

私?私は…仕方ないのよ

海灯祭期間中、総務司はたくさんの場所に物資を送らないといけないから

色々管理しないと…

中にはあなたが聞いたこともないような場所もたくさんあるかもね

それに私だけじゃなくて、同僚もみんな霄灯を送ってるの

海灯祭をたくさんの人に楽しんでもらうのが願いだと言う望雅さん

望雅

私は多分…

あははっ、今は家に帰れないと思う

せいぜい、海灯祭の終わりかけに休みを取って、家族と過ごすくらいね

望雅

家族は私を理解してくれてるから大丈夫よ

でも、母からは少しだけ文句を言われると思うけど…

さあ旅人、私は次の仕事をするから、あなたは海灯祭を楽しんで

海灯祭を楽しんでもらえたら、私も嬉しいから

海灯祭はつづく

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