原神 第425話 稲妻へ

原神 第425話 稲妻へ

ルイとパイモンは

北斗の助力によって

稲妻への渡航の時を迎えようとしていた

登場人物

ルイ

パイモン

キャサリン

海龍

北斗

万葉

トーマ【初】

出航の日

璃月冒険者協会へ

キャサリン

旅人さん

何かお手伝いが必要なことはありますか?

キャサリン

はい、すでにお聞きしております

南十字船隊の頭領と、稲妻へ向かう約束をしているのですよね?

キャサリン

確かにもう随分と日が経ちましたが、まだ私のところに情報は何も入ってきていません…

海龍

あんたが姉御の見込んだっていう旅人か?

海龍

艦隊の補給作業がほぼ完了した

あとは人員を確認するだけだ

出発スタンバイOK海龍さん

海龍

もちろんさ

姉御の義理堅さはこんなもんじゃないぞ

出航したらあんたらも徐々に分かってくるはずさ

キャサリン

もう行かれるのですか?

無事に出航できるみたいでよかったです

次の1歩を踏み出すのは良いことだと思ったキャサリンさん

キャサリン

では、またの機会にお会いしましょう

皆さんのご無事を祈っておりますね!

とんど毎日会っていたキャサリンさんとのお別れに名残惜しい雰囲気の表情を浮かべるパイモンさん

キャサリン

うふふ、でしたら、稲妻に着き次第、いち早く私を探し出してくださいね?

私は鳴神島であなたたちをお待ちしております

悲しげな雰囲気をかもしだしたのを後悔パイモンさん

海龍

はははっ

璃月にもきちんとお別れをしてきな

船はもう孤雲閣に止まってる

ちゃんと伝えたから、俺は先に戻るぞ

海龍

いいってことよ

じゃあ船でな

第二章 第一幕

鳴神不動、恒常楽土

開幕

こうして早速孤雲閣に向かって泳ぎ始めた

すっかり日が落ちた頃「死兆星号」に到着

北斗

かつては嵐さえ止めることのできなかったこの「南十字船隊」を港に引き留めてるんだ

アタシがどれほどあんたたちの顔を立てたか言うまでもないだろう

北斗

はははっ

冗談さ

ちょうどいい時に来たな

出航準備がいま終わったところだ

じゃあ、人も揃ったことだし、そろそろ…

雷雨に包まれし「永遠」の国へ向けて

こうして稲妻へ出航!

稲妻

稲妻上陸

???

やっと来た

「璃月の姉御」

待ちくたびれてたところだよ

それと二人の密航者…

あっ、いや客人と言うべきか

北斗

あんたたちの将軍様のせいで、近頃は稲妻近海の雷雨と暴風が前よりも強くなってやがる…

もちろんアタシの船隊も大いに本領を発揮したが、それでも少し時間がかかっちまった

トーマを紹介北斗さん

トーマ

よっ、君たちに会えることをずっと楽しみにしてたよ

北斗

トーマ、この二人は…

トーマ

紹介はいらない

異郷の旅人の名声は、外海の嵐だろうと防げないからね

とっくに耳に入ってるよ

北斗

ふむ、手間が省けたな

ルイ、トーマはもう長いこと離島で活動している

ここの顔役と言っても過言ではないだろう

北斗

何か困ったことがあればこいつを訪ねるといい

だが、もしこいつがあんたに不埒を働けば…次、稲妻に来た時、アタシがあんたの代わりにこいつをシメてやる

トーマ

アハハッ…

安心してくれ、オレたちなら仲良くやれると思うよ

そろそろ時間の北斗さん

北斗

また会おう!旅人

稲妻でどんな「荒波」に遭おうが、乗り越えてみせろ!

トーマ

それじゃ、まずは審査所で登録手続きを済ませよう

トーマ

ハハッ

「鎖国令」を舐めないでくれ

身分を調べることからは、どう足掻いても逃れられないよ

だからこうして、規則を守りながら規則をかいくぐるんだ

こうして稲妻での旅が始まった

原神 第一部

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