原神 第457話 宵宮の覚悟
天領奉行に追われる朔次郎を助ける為
宵宮と共に紺田村の老夫婦に会いに行った
老夫婦からの話で
朔次郎の意外な過去を知ることができた
登場人物
ルイ
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パイモン
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宵宮
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長野原龍之介
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森彦
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松坂
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彩香
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岩夫
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義高【初】
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今谷佳祐【初】
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朔次郎
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宵宮の覚悟
長野原花火屋
宵宮、大変や、ついさっき天領奉行の人が大勢来よった
えっ?なんでや、まさかバレてもうたん?
父ちゃん、平気やったか?何もされてない?
花火大会の準備で部屋中が火薬だらけやさかい、素人がいじくりまわしたら火事が起こるかもしれへんって言うたんやが
ぜんぜん聞く耳もたんかった
朔次郎がきっと中におる言うて…
朔次郎は窓から逃げて捕まらずに済んだと言う龍之介さん
あちゃ~、まいったわ、朔次郎まだ決心できてへんはずやのに…
父ちゃん、どこに逃げたか分かる?
このままやと天領奉行に捕まってまうで
せや、名前、名前!急にここに来るなんて、きっとあの佳祐って人や!
やないと密入国で人を大勢寄こさへんやろ
いや、名前は分からへん、それに顔もよう覚えてへん
ただ、向かった先なら分かるで、城を出ていったわ
名前は…うん、よう聞こえんくて…
名前なら、聞こえたぞ
さっき知り合いのとこから鉱石を持ってくる途中、ちょうど見たんだよ
先頭にいた人は佳祐と呼ばれていたと言う森彦さん
やっぱそうやったか!おおきに!
朔次郎はまだ決心できてへん、このまま二人を会わせても問題が悪化するだけや
そないなったら取り返しがつかなってしまう
ルイ、一緒に来てくれへんか、道沿いに手がかりを探すで!
あっ、子供たちや!朔次郎を見てへんか聞いてみよう!
宵宮姉さん!「袋貉」を追い払う武器、完成した?
それなら、龍之介おじちゃんに任しとる、あとで見に行ってみてや
えー?お姉ちゃん遊んでくれないの?
堪忍なぁ、お姉ちゃん他に用事があるんや、またあとで戻ってくるさかい
戻ってきたら甘い飴ちゃんをくれる宵宮さん
それでな、聞きたいことがあるんやけど、さっき怖い顔したおじちゃんを見ぃひんかった?
見たよ、誰かを追っかけた!
あのおっさんたち、まさか妖怪を見つけたのか?
いやいや、心配あらへんよ、おじちゃんたちの勘違いやから
あんたらは大人しく城内におるんやで、花火大会が始まるのを待ちながら遊んどき
宵宮姉さんの言うことを聞く子供たち
そして朔次郎を探す
こっちで間違いなさそうや、追っかけよう!
朔次郎がまだ決心してへんかったら、うちらが助けるしかあらへん…
あそこ見てみぃ、天領奉行の連中や!
公務中だ、この先は立ち入り禁止になっている
朔次郎と佳祐、この先におるんやろ?
大事なことを伝えに来たんや
ほんま邪魔やわぁ…しゃあない、少し痛い目に遭ってもらうで!
天領奉行衆と戦闘開始
炎元素で戦う宵宮さん
天領奉行衆を撃退
公務妨害された義高さん
このような所業、天領奉行は許さんぞ!
どこに逃げようと、必ず誅罰を下してくれる!
義高さんは逃げ出した
おっかないこと言うたわりに、逃げ足が速いなぁ
無駄な時間を使ってしもた、この先におるはずや、行くで
その剣筋、全然上達してないな、朔次郎
お前に勝算はないと、十分に分かっただろう
最後に、君の手に掛かるとはね
負けを認めるよ
これも僕の運命、言い残すことはない
お前がこの国に帰って来たのは、俺の考えを認めたからなんだろう?
好きに思うがいいさ
ふん…さあ、天領奉行まで来てもらうぞ
この船を作った者も処罰を免れないと言う佳祐さん
待ちぃ!
話に割って入る宵宮さん
見覚えのある顔だな、確か長野原家で花火を作ってる…お節介な小娘だったか
ここはお前の出る幕じゃない、下がってろ
大丈夫だ、宵宮
過去のことを語っても、どうしようもない
なら、なんで苦労してまで稲妻に帰ってきたん!?
さんざん迷っとったのは、何やったの!?
こうやって、ちゃんと話したいからやろ!
こいつと話すことなどない
お尋ね者と天領奉行の役人に、話す余地などないのだ
かつての友情に免じて、決闘の申し出を受け入れたまで
昔と変わらない、腑抜けた剣術だったがな
なんでそないなこと言うん?
もう嘘はやめえや!
あんたの部下を見張り役に残して、一人もここに近づけさせへんかったのは、話す機会を望んでたからちゃうの?
二人とも話したいって言う顔してると思った宵宮さん
お前の考えすぎだ、大体何も知らないくせして
いいよ、宵宮
この気持ちは僕だけだったみたいだ
あかん!まだ何もできてへんやろ、こんなん納得できるわけあらへん!
今谷さん、決闘に慣れとるんやろ
ほな、うちとも決闘してや!
うちが勝ったら本音吐いてもらうと言う宵宮さん
朔次郎、あんたもや!うちが勝ったら、帰ってきた理由を言うんや
どんな結末になろうとも関係あらへん、絶対に言うてもらうで!
こないな状況やないと、もう二度と言われへんかもしれへんで!
もし、お前が負けたら?
負けたら天領奉行の言いなりになる約束をする宵宮さん
宵宮…
その申し出、受けよう
こうして宵宮と天領奉行の決闘が始まった