原神 第478話 深林の狸囃子
五百蔵から鎮め物の「クシ」を受け取ったルイとパイモンは
吉法師の案内で
鎮守の森から東の海辺へ向かう
登場人物
ルイ | パイモン |
吉法師 | 花散里 |
深林の狸囃子
鎮守の森から東の海辺付近
何か法術を使っている雰囲気の吉法師さん
すると目の前の岩壁が一部消える
なんか面白そうだぞ!
またかくれんぼの約束パイモンさん
キューン!
消えた石の先には結界
ルイ、準備できたか?
ルイ、早くあいつを倒そう!
落武者を撃退
五百蔵の目くらましも、あなたの妖物を倒す手段も、素晴らしいものでした
もう花散里さんの登場に慣れてつまらないパイモンさん
そうでしたか
がっかりさせてしまいましたね、申し訳ございません
次は頑張ります
それもそうですね
ところで、五百蔵は…彼は元気でしたか?
そうでしたか…
一般的に言って妖狸がいたずらをしても、度が過ぎない限り、退治することはありません
妖狸一族はやんちゃですが、心は子供のように優しく単純なのです
しかし、「大袚」に必要な鎮め物を盗んだとなれば、罰を与えなくてはいけません
あなたたちの言った通り、「影向役者三人組」であれば、惟神が…ある陰陽師が手を下したでしょう
…私を買いかぶりすぎです
彼が言ったのは人々に「狐斎宮」と呼ばれる白辰の血筋の娘のことです
場所によっては仙狐として祀られることもあります
「天狐」と「地狐」は彼女の使者でした
彼女が離れた後、天狐と地狐は石像と化し、力を保存しました
そうすれば、彼女が戻ってきた時、また彼女と一緒に白狐の野を走り回ることができますから
彼女がいなくなったため、いま鳴神島にいる狐は、血筋と霊性が当時の3分の1しかありません
五百蔵の本名発表花散里さん
五百蔵は少々抜けていてやんちゃですが、実際は忠義心があり優しいのです
ですので、だいぶ前から「狐斎宮」は彼を正しい道に導きたいと思っていました
かつて「狐斎宮」は彼を雷神様に従わせるために、二人を手配しました
五百蔵を「保生司正」として、鎮守の森の安泰を管理させるために
空が黒に染まる時、「狐斎宮」は心配になるのです
五百蔵が森を守るために絶対に抗えない強敵と戦って死んでしまうのではないかと
そのため、わざと妖狸が得意とする「かくれんぼ」で彼に挑戦し…
「五百蔵、ここで何が起きても…それはすべて私がお前をおびき出す法術だ。騙されて身を表わすなよ」
と言ったのです
「もちろんだ、このクソ狐。今度こそお前に勝って、ギャフンと言わせてやる」
五百蔵はそう言いました
こうして、終わりのない勝負が始まったのです
あなたが五百蔵から聞いた話によれば、そうなりますね…
少し経ってから、五百蔵はおかしいと感じ、騒ぎを起こします
「狐斎宮」を誘い出すために、鎮め物まで盗んで
彼はそれが「神櫻大袚」に必要な物だと知らず、ただ「狐斎宮」にとって大事なクシとしか思っていなかったのでしょう
そのため、その後惟神に石に封じられました
…暗闇に飲み込まれました
最後は、泥と一緒に鳴神島の大地へと還っています
私は邪を払うことを願う巫女だと言う花散里さん
過去のこととか…
それに妖狸の法術もできるし、狸のごはんも作れる
……
ち、違います…
私は…
彼女の記憶を引き継いだ以外の事はまだ言えない花散里さん
以前あの洞窟で、約束しましたよね
時が来たら、すべてを明らかにすると
そこまで言うならオイラも信じるパイモンさん
ご理解感謝します
では、またしばしのお別れです
私は紺田村の井戸の下で、あなたが順調に雷櫻の根を浄化できるよう祈っています
5つの木の根すべてを浄化した後に、私に会いに来てください