原神 第503話 早柚

原神 第503話 早柚

九条家が既に幕府を裏切った証拠を見つける為

天領奉行に侵入する事になったルイとパイモンは

終末番の忍者「早柚」の協力と

宵宮の花火による攪乱作戦を決行する事になった

登場人物

ルイ

パイモン

早柚

宵宮

神里綾華

トーマ

八重神子

九条裟羅

攪乱

長野原花火屋

宵宮

「特大の花火」?

任せてほしい宵宮さん

宵宮

実はこの前、ちょうどごっつええもんが作れたんや

けど威力がとんでもなくてな、実験できる場所も見つからんくて…ちょうどええから、あんたらにあげるわ、うちの代わりにどんなもんか見てきてや

あっ、それと、火ぃつけたらすぐ走るんやで、やないと服が燃えてまうからな

それと耳も塞いだ方がええで…

なんか怖いパイモンさん

宵宮

あははっ、大丈夫やって

ただの花火やから、なんの問題もあらへん!

そして…

指定の場所へ

早柚と合流

早柚

ん…予想通りだった…

早柚

人がたくさん…気をつけないと…見つかる…

潜入するには、注意を逸らさないと…

早柚

拙が上奏を手に入れたら、木洩茶屋で集合する、それでいい?

それと、もし拙が捕まったら…

本当に大丈夫かと思ったヤレヤレパイモンさん

花火を打ち上げる場所へ

木漏茶屋へ

神里綾華

どうでしょう、ルイ、計画はうまくいきましたか?

神里綾華

お疲れ様です、あとは早柚を待つだけですね

早柚

たしかに運動は成長を促すけど、これは運動しすぎたかも…

くらくらして…みんな…回ってる…

だめ、眠る前に、まだ重要なことが…そう、手に入れた

怪しいものはぜんぶ持ってきた早柚さん

早柚

はい、これ…拙はもう寝る…

早柚さんは去っていった

トーマ

お嬢、これは…

上奏で間違いないと言う綾華さん

神里綾華

それ以外にも、これは…彼らとファデュイの間で交わされた手紙ですね

どうやら八重宮司様の判断は正しかったようです

今の稲妻の紛争は、彼らが助長したものでしょう

これらを八重さんの所に持っていく事に

神里綾華

私も人手を招集し、稲妻にいるファデュイをできる限り探し出します

トーマ

だけど、将軍様には気をつけろ

あの方の刀を振るう姿を思い出すたび、身が震え上がる

神里綾華

八重宮司様を信じるしかありません

あのお方は将軍様と密接な関係にあります、何か方法があるかもしれません…

こうして天領奉行が幕府を裏切った証拠を手に鳴神大社へ

九条裟羅

八重宮司様、約束通り来ました

ご安心を、配下は連れてきていません

それにここへ来ることは誰にも知らせていません

八重神子

約束通り来るとわかってたぞ、それに汝…ここ数日の間、胸がざわついて夜も眠れなかったのではないか?

九条裟羅

わ…私が当主様を疑うことなどありません

それは憶測です

それで、証拠はどこに?

八重神子

ほぉ~、もう一人約束をしてた者も来たようじゃな

八重神子

裟羅に渡すといい、自分で判断せい

九条裟羅

…たしかに当主様の官印が…偽物ではない…

抵抗軍、珊瑚宮、前線…どれも一言も触れていない…

前線で命を落とした兵士、人々が受けている苦痛、どれも言うに値しないとでもいうのか!

命をなめている…どうしてこんな隠蔽を…

目狩り令を順調に遂行するためだと言う八重さん

九条裟羅

天領奉行は…わざと将軍様に隠蔽を?

八重神子

うむ

目狩り令の遂行で得するのが誰なのか…もう少し考えることじゃな

八重神子

どうじゃ?汝の見たかったもの、見たくなかったもの、すべて目の前にあるぞ

よもや…見て見ぬふりはできぬじゃろう?

九条裟羅

私が今まで続けていたことは…こんな…こんな…くそッ!

裏切り行為を許すわけにはいきません…当主に会って直接話してきます!

まだ話したい事がある八重さん

八重神子

汝が初めて「一心浄土」に入ったのは、千手百目神像の前じゃったな?

八重神子

あの日の情景を再現するんじゃ

千手百目神像の前で、雷電将軍の「心を開かせれば」勝機は必ずやってくる…

餞別を渡す八重さん

八重神子

鳴神大社の御守り、御利益のあるもので、汝のために特別に残しておいたんじゃ

八重神子

ふふ、絶対絶命の状態でそれを取り出せば、危機から抜け出せるかもしれぬぞ

妾に会いたい時に取り出せばひょっこり出てくるやもしれないと言う八重さん

こんな時に冗談はよしてほしいパイモンさん

八重神子

ふふふ…悪いな

では、妾の愚鈍な友は、汝らに任せるぞ

御守りを受け取って天領奉行へ

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