原神 第300話 掇星攫辰天君
謎の旅人「ダインスレイヴ」と別れ
ルイとパイモンは
再び璃月地方へ向かった
登場人物
ルイ | パイモン |
掇星攫辰天君【初】 | 男性信者 |
掇星攫辰真君
望舒旅館近辺にて
ルイ…あのヒルチャールなんだか変だぞ?
あんなの見たことないと思ったパイモンさん
最近この辺り、妙な魔物が増えて来てるな
この辺りって「望舒旅館」の近くだよな
お客さんに被害が出たら大変だ
退治しよう、ルイ!
そしてヒルチャールを撃破
人がたくさん集まってる…
ヒルチャールも…!!
あいつの周りにいたヒルチャール、怯えて逃げてったぞ…
誰なんだろう?
見た感じ、「仙家法術」みたい
言われてみれば…魈も同じような仮面をかぶってたことがあるな
話を聞いてみようぜ
仮面の男が周りの人から賞賛されている
オイラたちは…
礼には及ばぬ
魔を退治し世を救うは仙人の本分
言及する価値もなし…
おっと?
君たちは見慣れない顔だね
吾輩はてっきり「信者」のものかと
こっちはオイラの仲間のルイだ
なるほど
では吾輩も名乗るのが礼儀であろう
ゴホンッ…
吾輩は「掇星攫辰天君」
信者たちには「星辰天君」と呼ばれている
世を救うため下界に降りてきた
ここで会ったのも何かの縁
願いがあるなら吾輩に言ってみるがいい
オイラはてっきり璃月の仙人はケンカだけが取り柄かと…
ハハッ
「天君」は「真君」よりも上の仙位だからな
自分で自分を褒めるのは吾輩の信条に欠ける
信者に吾輩のことを聞いてから判断するといい
男性信者に話を聞いてみる事に
これで父上の病もきっと…
星辰天君が仙人である事を疑わない信者
以前、寝たきりの父上のために薬を頂戴したことがあってな
「不卜廬」の物とはまるで違った
薬から漂う淡い霧が何より仙術っぽかったね!
霧氷花がついてたってのもあるかもしれないが…
とにかく仙人の薬はすごいんだ
父上の病もきっと治る…
父上の命と比べたら「星辰天君」に捧げた骨董品なんて安いものだと自分に言い聞かせている信者
その他の信者も仙人のおかげで救われたエピソードを語る
どうだった?
信者だから多少誇張してたとは思うが、全て本当のことだ
ははは…
君も冗談が好きだな
昔、偉大な仙人がいてな
「量子」と呼ばれていた彼の言葉にこんなものがある…
「万物は全てにおいて繋がっており、『心理効果』とは『魂魄』と『結末』を結ぶ因縁…」
つまり彼らの願いは実現に向けて順調に進んでいると言う掇星攫辰天君
簡単に言うと、あいつらの願いは叶ったってことか?
そういうこと
賢いな君は
もう一つ疑問があったパイモンさん
なんだい?
言ってごらん
失礼だと思ったパイモンさん
はは、これには事情があってね
吾輩は…世を渡り、善行で世を救う
面倒事が起きないよう、正体を隠してるのさ
納得パイモンさん
では二人の願いを聞こうか
ふむ、それも人の性
見た所璃月の民でもないようだが、璃月のモラへの欲望が移ったみたいだな
…いいだろう、その願い、叶えられなくもない…
ただ、少し…
仙道は「悟性」に従う
もし吾輩の意図が分からないのなら、願いを叶えることはできない
何を言ってるか分からないと言うパイモンさん
仙人に助けてもらうにはそれなりの対価が必要だって、さっきの信者たちも言ってたな…
でもオイラたち、あまりお金になるものは持ってないぞ
おまえは「神の目」すらないし…
オイラたちで美味しいものを作ってやるのはどうだ?
美食の誘惑に勝てる人はいないだろ?
これなら絶対にいけるぜ
へへへっ
こうして掇星攫辰天君に渡す料理を作る為
「万文集舎」で流行レシピを探す事に