M-1グランプリ2021 ファイナリスト発表
M-1グランプリ2021のファイナリストが発表となりました。
全9組のファイナリストを踏まえた上で、個人的な優勝予想なども書いていきたいと思います。
6017組を勝ち抜いた9組は…
ファイナリスト9組
※発表順
- インディアンス(3回目)
- 真空ジェシカ(初)
- モグライダー(初)
- ゆにばーす(3回目)
- ロングコートダディ(初)
- オズワルド(3回目)
- 錦鯉(2回目)
- もも(初)
- ランジャタイ(初)
初出場5組と言う結果となりました。
優勝予想と敗者復活予想
独断と偏見、期待を込めて…
今年の優勝候補は
- もも
- オズワルド
- ランジャタイ
辺りを予想。
もも
爆発力と安定感が抜群です。
2019年のミルクボーイを彷彿とさせるネタの構成は、本番でハマれば大爆発する見込みもあります。
決勝の舞台でのプレッシャーに負けずに、普段通りの力を発揮できるかがカギとなりそうです。
オズワルド
2019年、2020年と、ファイナリスト2年連続と言う経験のみならず、確実にネタのクオリティを上げている実績があります。
昨年も個人的にはオズワルド優勝のチャンスの年だったと思いましたが、今年は更にチャンスの年だと考えています。
ランジャタイ
実は昨年の敗者復活がランジャタイを知るきっかけでした。
その時の敗者復活戦の視聴者投票では「最下位」と言う結果でした。
M-1グランプリ2020の本放送でも、富澤たけしさんがその件をいじったりするなど、驚きのスベリっぷりでした。
しかし、個人的に敗者復活で一番面白かったのがランジャタイでした。
これが不思議なもので、最下位だったのも納得でもあります。
はっきりと好き嫌いの分かれる、人を選ぶタイプの芸風だと思われます。
ハマった私は敗者復活動画を50回くらいは見たと思います。
それ位、ハマるとデカイです。
しかし、外すとこれもまたデカイのがランジャタイ。
それがランジャタイスタイル。
M-1グランプリ2021では、爆発なるか。
敗者復活予想
敗者復活戦の16組は以下。
- ダイタク
- ヨネダ2000
- 男性ブランコ
- さや香
- ハライチ
- アルコ&ピース
- 金属バット
- ヘンダーソン
- カベポスター
- からし蓮根
- アインシュタイン
- 東京ホテイソン
- ニューヨーク
- 見取り図
- マユリカ
- キュウ
以上16組から、誰が決勝への復活を果たすかを考えてみます。
まず、結論から言うと
「見取り図」
でほぼ決まりではないでしょうか。
敗者復活戦は視聴者投票によって決まると言う性質上、どうしても知名度、認知度が一番のポイントになって来ます。
それに加えてM1での実績などが加味されて行く事を考えると、
大本命:見取り図
対抗:ハライチ、ニューヨーク
穴:アルコ&ピース
と言った感じなのかなと考えています。
個人的には、9割見取り図だと思っていますが…。果たして皆さんの予想はどんな感じでしょう?
いずれにしても、今年のレベルの高さから考えると、敗者復活組もファイナリストと引けを取らない実力派揃いなので、敗者復活戦をシンプルに楽しみたいと思います。
M1グランプリ2021ファイナリスト発表を見て思った事
ここからは、3回戦~準々決勝、そしてファイナリスト発表までを見て来た私個人の感想などを綴りたいと思います。
ファイナルで見たかった芸人
正直、準々決勝組辺りのメンバーはほぼ全員決勝で見たかったと言って過言ではないです。
それ位、今年は全体に仕上げて来ているなと感じさせる面白さでした。
そんな中から、「特に見たかった」と言うコンビで言うと…
個人的には、ヘンダーソンを決勝で見たかった。
今年の3回戦でのネタが面白かったので、あの型のネタを決勝で見れる事を期待していただけに、実に惜しい…。
敗者復活からの可能性もありますが、ヘンダーソンの場合、前項の理由の通り、奇跡でも起きない限りは厳しいのではないかと思っています。
予選と決勝の舞台の違い
ランジャタイが2020年の敗者復活戦で全くウケなかった理由として、知名度のみならず、会場の広さに合わないネタだったのかなと思っています。
表情や動きがしっかり見える広さの会場では、もっと受けていたのではないかと。
なので、動画で見ると面白かったんですよね。
ランジャタイの場合、声だけではなく、動きまで含めてランジャタイワールドと言う感じです。
「もも」のネタも表情がはっきりと見えるかがネタのウケを左右するポイントだと思います。
もものネタは安定感はありますが、その辺りが決勝の舞台においてどう映るか。
そこがポイントになって来るかなと思います。
ツッコミの傾向はどうなる?
昨年のM1グランプリ2020は、全体にキツイツッコミが多く、最終的には見ているこちらも疲れてしまった部分がありました。
面白かったんですけど、「おいでやすこが」をピークに、ツッコミのテンションに飽きてしまった部分がありました。
オズワルドがネタを見せた後のコメントで、松本人志さんが
と言うコメントがありました。
正にその通りと言うドンピシャを突くコメントだったと思います。
2019年のオズワルドの漫才の傾向として、テンションの起伏が緩やかで、時々強めのツッコミが入る程度。
基本的に落ち着いた漫才を見せてくれると言う印象が強かったです。
それに対して2020年の時は、ツッコミの激しさが増して、オズワルドの良い意味での特色が薄れ、その他の芸人と大差なくなってしまっていた部分がありました。
2019年のM1決勝にて、松本人志さんが
と言ったコメントをした事が多大な影響を及ぼしていたと考えられます。
その点が、今年はどうなっているか。
ファイナリストのメンバーを見ても、昨年とは全く違う顔ぶれなので、そう言ったネタの傾向もどういった感じになるか、楽しみにしたいポイントです。
総括
実は昨年のM-1グランプリは、3回戦の動画はほぼ見る事ができず、いきなりファイナルを見たに近かったです。
それに対して、今年は3回戦からずっと追いかけて見て来ただけに、今回のファイナリスト発表はかなり熱かったです。
ランジャタイの発表時は、なぜか感動すら覚えました。
ファイナリストの会見にて
「Twitterのトレンド2位がM-1グランプリ。そして1位がランジャタイだった」
と言う事が発表される一幕もあり、いつの間にそんなにランジャタイはメジャーになったんだと言う思いもありました。
もしかしたら来年はランジャタイの1年になるのでは、始まってしまうのでは。と言う声も聞きます。
私もとにかく色々な感情がこみ上げていましたし、ランジャタイが決勝に行くからこそ、今年のM-1への期待値も高い部分があります。
ワクワクさせてもらっています。
一体どんなドラマが展開されるのか。
それ位、ランジャタイに期待を寄せています。
思わずランジャタイメインの記事になってしまった感じですが、優勝は実際誰がしてもおかしくない位のレベルの高さなので、例年よりも期待しつつ、M-1グランプリ2021を楽しみたいと思います。
皆さんの優勝予想も、是非↓のアンケートから教えて下さいね。
ご覧いただきありがとうございました。