原神 第422話 楓原万葉
南十字武闘会決勝進出を決めたルイは
決勝の相手の情報収集を行った
そして万葉から助言を受けるため
万葉と共に静かな場所へ向かう
登場人物
ルイ | パイモン |
楓原万葉 |
楓原万葉
会場から少し離れた場所へ
辺りに人影はない、単刀直入に聞くでござるよ…
元素力を使える事を見破る万葉さん
とっくに気づいてたのか
ああ、会場で聞かなかったのは、お主が元素力を扱えることを他の参加者が聞き、いらぬ誤解を招かぬようにするためであった
勝負で不利な場面に陥ろうと元素力を使わなかったのは、拙者と同じようにそう考えていたからであろう
ははっ、拙者が言っていた「見た」や「聞いた」は詩的な表現をしていたわけではなく、事実なのでござるよ
拙者は幼少の頃より大自然から得られる情報を理解することができた
風の息する音や、木の葉のささやきを聞けたのでござる…
ルイから似たものが聞こえたと言う万葉さん
お主らと比べれば、拙者のこれは取るに足らぬもの
神の目に頼らず、複数の元素力を扱える人間など…
それに
どこから来たのかも分からぬ、至極複雑な匂いのした神秘的な生物も…
その複数の元素力を如何にして手に入れたのか、拙者に聞かせてはくれぬか?
ふむ…理解しがたい…
では、お主は如何にして元素力を応用し、実戦で使用しているのでござるか?
オイラはただ自分が思ったことをこいつに教えてやってるだけだ
元素力を語るパイモンさん
もしかすればその不可解こそ、神と神の目の本質であるのかもしれぬな
だが、やはり拙者はこの目で見てみたいでござる
お主が如何にして元素力を使うのか
それを実際に見れば拙者も何か気づけるかもしれぬ
拙者が持っている情報も共有しよう
さすれば平等な情報交換となるであろう
やっと普通に戦える
万葉の見てる前で元素力を使う事に
こうしてスライムを撃破
ふむ、お主の戦闘力は実に申し分のないものであった
たとえ決勝戦の相手が素早くとも、お主の隙を突くことはできまい
決勝戦の相手について語る万葉さん
そやつの勝利は、そのほとんどが視角外からの「奇襲」によるものであった
言い換えれば、隙を突かれぬよう気をつければ、そやつの攻撃におびやかされる心配もないであろう
油断はしない
礼には及ばぬ
常軌を逸した元素力の技を見ることができた
礼を言うのは拙者の方でござるよ
やはり、この世は摩訶不思議
常に未知なるものが現れる
万葉は神の目への執着がすごいと感じたパイモンさん
拙者が知りたいのは、神の目が神にとって何を意味するのかということ
何をもって神は、神の目を人に授けるのか?
すまぬ、お主らにとっては訳の分からぬ話であったな
稲妻について聞きたいことがあれば答えてくれると言う万葉さん
それが気になったのでござるか
あははっ、ではもう少し詳細に語ろう
いま稲妻では「目狩り令」が行われている、それはお主らも知っておるな
神の目とは神からの恩恵でござる
人々がその贈り物を受け取った後、またそれを回収するということは時に死を招く結果にもなり得る
もしも七神が自らの意志により神の目を人々に授けたのであれば、今の雷神はそれについて疑問を抱いているということになるのではないか?
もう長いこと、新たに雷元素の神の目を持つ者は現れておらぬ
おそらくそこには、雷電将軍の意思が反映されているのであろう
彼女は「永遠」を追求する神
璃月の「契約」が璃月を生きる者のためにあるというのなら、今の稲妻が求める「永遠」は、いったい人々に何をもたらすというのであろう?
…少なくとも、鎖に縛られた稲妻の民たちは、よい生活を送ってはおらぬ
ルイが最初に会った神がやりそうな事だと思ったパイモンさん
おや?前に雷神を見たことが?
時により左右されるのは将軍様ではなく、拙者たちのみ
もし彼女を探したいのであれば、彼女はその場所に居続けているであろう
いつの日か彼女から「永遠」についての答えを得るつもりだと言う万葉さん
さあ、そろそろ時間であるな
決勝戦が始まるでござるよ
他にやる事がないのであれば、共に戻ろう
うむ、では参ろう
神の目を誰が手にするか見ものでござるな
こうして決勝戦の開始を待つ事に