- 『LIAR GAME』20巻が11年半ぶりに発売|完結後の続編の内容と21巻の予定
- 『LIAR GAME』第20巻は2026年10月19日発売|11年半ぶりの新刊
- 全19巻で完結したはずなのに、なぜ20巻が出た?
- 続編『The Last Game』のあらすじ|13人の中に裏切り者がいる
- 『The Last Game』はいつ連載された?2026年7月に最終話
- 甲斐谷忍はなぜ11年ぶりに続きを描いたのか?作者本人が語った理由
- 第20巻は最終巻?第21巻の発売予定はある?
- 2026年TVアニメとの関係|第20巻はアニメの続きではない
- 第20巻から読み始めても大丈夫?おすすめの読む順番
- 『LIAR GAME』第20巻の紙版・電子版を確認する
- 『LIAR GAME』は、完結から11年経っても終わっていなかった
『LIAR GAME』20巻が11年半ぶりに発売|完結後の続編の内容と21巻の予定

甲斐谷忍による漫画『LIAR GAME(ライアーゲーム)』の第20巻が、2026年10月19日に発売されました。
前巻の第19巻が発売されたのは2015年4月17日。約11年6か月ぶりの新刊です。
『LIAR GAME』といえば、全19巻で完結した作品として知られています。最終戦「四国志ゲーム」でライアーゲームの全貌が明かされ、物語はいったん幕を閉じました。
ところが2026年、テレビアニメ化をきっかけに新章『LIAR GAME The Last Game』が発表され、その内容が従来のシリーズに続く第20巻として単行本化されたのです。
今回は本編最終戦後のナオ、アキヤマ、ヨコヤたちを描く正統続編。13人の中に潜む裏切り者を巡り、新たな心理戦が展開されます。
なぜ一度完結した作品の続きが描かれたのか。第20巻の内容と旧最終巻とのつながり、作者・甲斐谷忍の発言、今後の第21巻の可能性まで、結末の重大なネタバレを避けながら整理します。
『LIAR GAME』第20巻は2026年10月19日発売|11年半ぶりの新刊
まず、第20巻の基本情報から確認しましょう。
| 正式タイトル | LIAR GAME 20 |
|---|---|
| 作者 | 甲斐谷忍 |
| 発売日 | 2026年10月19日(月) |
| 出版社 | 集英社 |
| レーベル | ヤングジャンプコミックス |
| 紙版価格 | 792円(税込) |
| 仕様 | B6判・194ページ |
| ISBN | 978-4-08-894360-2 |
| 電子版 | 2026年10月19日配信開始 |
| 収録作品 | LIAR GAME The Last Game |
集英社の公式書誌ページで、発売日、価格、仕様、電子版の同日発売を確認できます。
書店によっては『The Last Game』というタイトルで探しても、新刊が見つかりにくいかもしれません。連載時のタイトルは『LIAR GAME The Last Game』ですが、単行本の正式タイトルは『LIAR GAME 20』です。
つまり、従来の19巻に続く20巻として本棚に並べられる作品であり、別シリーズの第1巻として刊行されたわけではありません。
全19巻で完結したはずなのに、なぜ20巻が出た?
『LIAR GAME』の旧本編は、2005年から2015年まで『週刊ヤングジャンプ』で連載されました。
他人を疑うことを知らない女子大生・カンザキナオが、巨額の金を奪い合うゲームに巻き込まれ、元天才詐欺師のアキヤマシンイチとともに勝ち抜いていく心理サスペンスです。
少数決、リストラゲーム、密輸ゲームなど、独自のルールを利用した頭脳戦を重ね、終盤では「四国志ゲーム」へ突入。2015年4月17日発売の第19巻で、LGT事務局の目的やゲームの真相に迫り、本編は完結しました。
実際、集英社の第19巻紹介にも、作品の完結を示す説明が掲載されています。
ですから、2015年当時の「全19巻で完結」という情報は間違いではありません。約11年間ずっと連載が休止していたのでもなく、一度完結した作品に2026年の新作が加わった形です。
この違いは重要です。第20巻は旧最終巻の収録漏れを補ったものでも、過去の物語をまとめ直した総集編でもありません。最終戦を終えた登場人物たちの、その後を描く新しい物語なのです。
続編『The Last Game』のあらすじ|13人の中に裏切り者がいる
第20巻の物語は、ライアーゲームの最終戦が終了した後から始まります。
ナオたちは、これまでのゲームで記録された映像を世の中に公開しようとしていました。しかし、その試みは正体の分からない闇の勢力によって妨害されてしまいます。
数日後、アキヤマに呼び出されたナオが向かったのは、かつての強敵・ヨコヤの別荘でした。そこにはライアーゲーム最終戦を戦った仲間たちが集められています。
一同は闇の勢力にどう対抗するかを話し合いますが、その場で不穏なメモが見つかります。
「13人の中に裏切り者がいる」
一緒に最終戦を乗り越えたはずの仲間たち。その中に敵と通じている人物がいるかもしれないという疑いが生まれたことで、場の空気が一変します。
これまで『LIAR GAME』では、ルールを理解した者が有利になるだけでなく、誰を信じ、誰の発言を疑うかが勝敗を左右してきました。
今回の舞台が興味深いのは、初対面の相手を出し抜くゲームとは違い、すでに多くの出来事を共有した者同士が疑い合う状況に置かれることです。
過去の戦いで培われた信頼関係があるからこそ、裏切り者の存在を示唆されること自体が大きな揺さぶりになります。
新章で描かれるのは「タレコミゲーム」
グランドジャンプ編集部の告知によると、新章では「タレコミゲーム」と呼ばれるゲームが展開されます。
第19巻までのライアーゲームとは異なり、最終戦後に再び集まった参加者たちを巡る心理戦です。誰が何を知っているのか、そもそも裏切り者がいるという情報を信用してよいのか。そうした疑念が物語の中心になります。
『LIAR GAME』では、提示された情報を全員が事実だと思い込むこと自体が、心理的な駆け引きに利用される場合があります。今回の「裏切り者がいる」という状況も、単に犯人を一人探すだけでは読み切れない面白さを感じさせる導入です。
裏切り者の正体やゲームの決着は、第20巻の大きな見どころとなるため、ここでは触れません。物語の導入については集英社コミック公式の紹介ページでも確認できます。
『The Last Game』はいつ連載された?2026年7月に最終話
今回の続編は、2026年2月25日発売の『グランドジャンプむちゃ』3月号で短期集中連載として始まりました。
『グランドジャンプむちゃ』と『グランドジャンプめちゃ』という二つの増刊を横断する形で掲載され、7月22日発売の『グランドジャンプめちゃ』8月号で最終話を迎えています。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2015年4月17日 | 原作本編の最終巻『LIAR GAME 19』発売 |
| 2026年2月25日 | 『グランドジャンプむちゃ』3月号で『The Last Game』短期集中連載開始 |
| 2026年3月25日 | 『グランドジャンプめちゃ』4月号に第2回掲載 |
| 2026年4月22日 | 『グランドジャンプむちゃ』5月号で表紙・巻頭カラー |
| 2026年7月22日 | 『グランドジャンプめちゃ』8月号で新章の最終話掲載 |
| 2026年10月19日 | 単行本『LIAR GAME 20』発売 |
集英社グランドジャンプ公式サイトでは、2月25日の連載開始告知と、4月22日の表紙・巻頭カラー告知が公開されています。
新章は短期集中作品として企画され、すでに雑誌掲載分の最終話を迎えています。第20巻の発売をきっかけに、毎週または毎月の通常連載が再開したというわけではありません。
2026年は、2月の新章開始、4月のテレビアニメ放送開始、7月の新章最終話、10月の新刊発売と、『LIAR GAME』にとって久しぶりに動きの多い年になりました。
甲斐谷忍はなぜ11年ぶりに続きを描いたのか?作者本人が語った理由
長い年月を経て続編が生まれた理由については、原作者の甲斐谷忍が2026年4月21日公開のアニメ公式インタビューで語っています。
その考え方が非常に興味深いものでした。
甲斐谷は『LIAR GAME』に限らず、『ONE OUTS』や『ソムリエ』など、自分が描いた作品は本質的にはずっと続いていく物語だと考えているそうです。作品には一度区切りをつける必要があるものの、それは世界や登場人物の物語が完全に消えてしまうことを意味しない、という考えです。
そして作者自身がまた描きたくなれば、完結した作品であっても再開できる。そうした姿勢から、今回のテレビアニメ化という機会に『The Last Game』を描くことになりました。
この説明から分かるのは、2015年の最終回をなかったことにしたり、以前の結末を別のものに変更したりするための続編ではないという点です。
『LIAR GAME』の物語は、作者の中では完全に閉じられていなかった。新章は、その世界にもう一度入るための機会だったのでしょう。
甲斐谷は、自分自身も完結後の続きを想像できる作品が好きだと話しています。最終回を迎えたとしても、その先に何かが起こり得る。そんな余地を残したいという姿勢は、『LIAR GAME』の2015年の結末と2026年の再始動をつなぐものとして理解できます。
作者自身の言葉を詳しく知りたい場合は、TVアニメ公式サイトの甲斐谷忍インタビュー第1回で読むことができます。
第20巻は最終巻?第21巻の発売予定はある?
第20巻が発売されたことで、次に気になるのは「また続きが出るのか」という点でしょう。
まず、新章『The Last Game』については、2026年7月に短期集中連載の最終話が掲載されています。そのため、第20巻は連載途中で次巻を待つ通常の新刊とは位置づけが異なります。
一方、2026年10月19日時点で『LIAR GAME』第21巻の発売日や、新たな連載の具体的な予定は発表されていません。
ここで注意したいのが、『The Last Game』というタイトルです。「最後のゲーム」という意味を持つ名前ではありますが、これだけを根拠に、作者が今後一切『LIAR GAME』を描かないと決まったわけではありません。
むしろ甲斐谷自身は、完結した作品でも描きたくなれば再開できるという考え方を示しています。ただし、それは新たな続編の制作がすでに決まっているという意味でもありません。
現状は、2015年の本編完結後に2026年の短期集中続編が追加され、その内容が第20巻として発売された段階です。今後の刊行については、集英社や作者から新しい発表があるかどうかが判断材料になります。
2026年TVアニメとの関係|第20巻はアニメの続きではない
『LIAR GAME』が2026年に再び注目された大きなきっかけは、初のテレビアニメ化です。
TVアニメは4月6日に放送を開始し、第1期は全26話。9月29日には第2期の制作決定も発表されました。
ただし、2026年のアニメと第20巻は、同じ物語の続きとして直結しているわけではありません。
テレビアニメは2005年に始まった原作漫画の序盤から物語を描いています。ナオが突然ライアーゲームへ招待され、アキヤマと出会うところから始まる構成です。
一方、第20巻は、原作で最終戦まで終えた後の世界を描いています。そのため、アニメ第1期を見終えた人が第20巻を読むと、まだアニメでは登場していない出来事や人物関係が前提になってしまいます。
アニメから原作へ進む場合は、途中の巻を飛ばして第20巻へ進むより、第1巻から旧本編を追うか、アニメで見た範囲の続きから読んだ方が理解しやすいでしょう。
実写ドラマの「ファイナルステージ」とも別の物語
2007年に始まった戸田恵梨香主演の実写ドラマ版を知っている人は、2010年公開の映画『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』を思い浮かべるかもしれません。
しかし、実写映画の「ファイナルステージ」と2026年の漫画『The Last Game』は別の作品です。
ドラマ版ではゲームの構成や登場人物の設定が大きく変更されている部分があり、映画も独自の展開を含んでいます。今回の第20巻は実写映画の後日談ではなく、あくまで甲斐谷忍が描いた原作漫画の正統続編です。
2026年アニメ、旧実写ドラマ、原作漫画の違いについては、別記事『LIAR GAME』2026年アニメとドラマは何が違う?戸田恵梨香版・原作との違いを整理で詳しく比較しています。
第20巻から読み始めても大丈夫?おすすめの読む順番
第20巻は独立した新しいゲームを描いているため、あらすじだけを見れば「ここからでも読めそう」と感じるかもしれません。
ただ、物語の前提にあるのは、旧本編の最終戦と、その後に残された問題です。登場人物同士の関係や、なぜゲームの記録映像を公開しようとしているのかを理解するには、旧本編の知識が欠かせません。
特にアキヤマとヨコヤの関係、ナオがゲームを通して何を目指してきたのかは、シリーズの積み重ねがあるからこそ意味を持ちます。
初めて読む人なら第1巻から、昔読んだことがある人なら最終戦を描いた後半の巻を読み直してから第20巻へ進むのがおすすめです。第19巻のラストを覚えている人であれば、続編とのつながりは比較的つかみやすいでしょう。
旧本編の結末をすでに知っていて、「あの後、ナオたちはどうなったのか」が気になっていた人にとっては、まさにその先を読むための第20巻です。
『LIAR GAME』第20巻の紙版・電子版を確認する
第20巻は紙版と電子版が同じ2026年10月19日に発売されています。紙版は集英社のヤングジャンプコミックスで、定価792円(税込)、194ページです。
紙の単行本で19巻まで揃えていた人は、第20巻を追加すればシリーズの続きを同じ巻数で並べられます。購入するときは、連載時の『The Last Game』というタイトルではなく、『LIAR GAME 20』とISBNを確認すると確実です。
2015年の本編完結から約11年半。最終戦後のナオ、アキヤマ、ヨコヤたちを描く正統続編『LIAR GAME The Last Game』を収録した第20巻。
価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。
『LIAR GAME』は、完結から11年経っても終わっていなかった
2015年の第19巻で、ライアーゲームという長い戦いはいったん決着しました。それでも物語の世界には、ゲームの真実をめぐる問題や、ナオたちのその後が残されていました。
第20巻で描かれるのは、かつて敵同士だった者も含めた13人が再び顔を合わせ、仲間の中に裏切り者がいるという疑惑に向き合う物語です。
新しいゲームの舞台に選ばれたのがヨコヤの別荘という点も、過去のシリーズを読んできた人には印象深いはずです。かつての戦いを知る人物たちだからこそ生まれる疑念があり、そこに今回の続編ならではの意味があります。
そして、作者・甲斐谷忍は2026年のインタビューで、完結した作品であっても続きを描く可能性は残しておきたいという考えを明かしました。
『The Last Game』の短期集中連載はすでに最終話を迎えており、第21巻の発売も発表されていません。それでも今回の新刊によって、長く「全19巻で完結」とされてきた『LIAR GAME』に、正式な続きが加わったことは確かです。
約11年半ぶりに登場した第20巻。かつての最終回を覚えている読者ほど、その後のナオたちがどのような選択をするのか、気になる一冊ではないでしょうか。