- MiniMax H3とは?Hailuo AIの使い方・無料・料金を解説【2026年】
- MiniMax H3とは? Hailuo AIとの違いを最初に整理
- MiniMax H3は無料で使える?
- Hailuo AIでMiniMax H3を使う方法
- 複数の画像・動画・音声を参考にする機能
- 公式の生成動画はどこで見られる?
- 料金はいくら? Hailuo AIとAPIの費用は別
- MiniMax H3とH3 Maxは何が違う?
- 日本語で指示したり、話す動画を作ったりできる?
- 動画生成AI TierでのMiniMax H3の評価は?
- Seedance 2.5と比べるならどちら?
- Hailuo AIで作った動画は商用利用できる?
- オープンウェイト版なら自分のパソコンでも使える?
- よくある疑問
- まとめ|写真を動画にしたいなら、MiniMax H3は有力な候補
- 主な参考資料
MiniMax H3とは?Hailuo AIの使い方・無料・料金を解説【2026年】

MiniMax H3は、写真やイラストを動かすことも、文章だけから動画を作ることもできる動画生成AIです。開発元はMiniMax。2026年7月31日に発表され、最大15秒、最大2Kの映像とステレオ音声の生成に対応しています。
一般の人が試すなら、まず確認したいのが「Hailuo AI(ハイルオAI)」。MiniMax H3を利用できる公式の動画制作サービスです。ただし、無料枠や有料プランの条件はモデル本体の仕様とは別。実際に使う前に、選択しているモデルと必要なクレジットを確かめる必要があります。
この記事では、公式資料をもとにHailuo AIでの使い方、無料利用、料金、画像から動画を作る手順、H3 Maxとの違い、商用利用まで整理します。
MiniMax H3とは? Hailuo AIとの違いを最初に整理
名前が二つ出てくるので分かりにくいのですが、役割を区別すると簡単です。
| 名称 | 何を指す? | 読者が知っておきたいこと |
|---|---|---|
| MiniMax H3 | 文章や画像などから動画を生成するAIモデル | 動画の長さや画質、対応する制作機能の基礎になる |
| Hailuo AI | 動画生成を行うWebサービス・制作画面 | 登録、クレジット、生成、ダウンロードなどを行う |
| MiniMax公式API | 開発者がプログラムからモデルを呼び出す窓口 | 個人向け月額プランとは料金の仕組みが異なる |
| MiniMax H3 Max | H3と区別して提供される別モデル・派生版 | 利用先によって対応解像度や料金が異なる |
Hailuo AIでは、H3だけでなく従来のHailuo系モデルや他の制作機能を扱う場合があります。「Hailuo AIで作った動画」だからといって、必ずH3を使った動画とは限りません。
H3以前のシリーズとしてHailuo 01・02があり、H3では文章、画像、動画、音声の関係をまとめて扱う方向へ発展しました。たとえば、写真の人物の見た目は維持し、別の参考動画からカメラの動きを取り入れ、セリフや環境音も一緒に作る、といった制作が想定されています。
開発元は広告や映像制作への活用も紹介していますが、高性能なモデルであることと、どの利用プランでもすべての機能が使えることは別です。
参照:MiniMaxの2026年7月31日公式発表、Hailuo AIのH3公式案内
最大15秒・2K・音声付き。具体的には何ができる?
| 項目 | 公式で案内されている内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年7月31日 |
| 動画の長さ | 最大15秒。公式APIのモデル仕様は4〜15秒、Hailuo AIの画面案内は5〜15秒 |
| 画質 | 768pと、再生成工程を用いる最大2K出力 |
| フレームレート | 24fps |
| 音声 | 32kHzのステレオ音声を動画とともに生成する設計 |
| 画面の形 | 横長16:9、縦長9:16、正方形1:1などに対応 |
| 制作方法 | 文章→動画、画像→動画、開始・終了画像の指定、複数素材の参照など |
2Kは単純に768pの映像を拡大するだけではありません。MiniMaxの説明では、最初に生成した映像と元の指示・参考素材を改めて利用し、細部を再生成する工程が用意されています。すべての利用経路で同じ品質が得られるという意味ではなく、画質を上げた結果も実際の映像で判断する必要があります。
MiniMax H3は無料で使える?
Hailuo AIには無料利用者向けの仕組みがあり、MiniMax H3の試用に関する公式案内もあります。ただし、「毎日H3を何本でも無料で作れる」ということではありません。
現在の公式案内では、MiniMax Designのアプリをダウンロードする新規ユーザー向けに、H3を3回試せる特典と3,000クレジットが紹介されています。これは対象者・実施期間のある特典です。Hailuo AIのWeb版で全員が同じ回数を使えるとは限りません。
最初に確認するところ:Hailuo AIの制作画面で「MiniMax H3」を選び、生成ボタンを押す前に、そのモデルの消費クレジットと無料特典の適用状況を確認してください。ログインだけで無料生成が確約されるわけではありません。
無料利用・試用の情報が混乱しやすいのは、似た名称のサービスが複数あるからです。
| 利用先 | 無料に関する案内 | 同じものと考えてよい? |
|---|---|---|
| Hailuo AI | 無料利用者向け機能・無料クレジット制度あり。H3の恒常的な無料生成回数は一律に確定できない | H3の選択可否とクレジットを画面で確認 |
| MiniMax Design | 新規ユーザー向けのH3試用3回・3,000クレジットのキャンペーン案内 | Hailuo Web版の毎日無料枠とは別 |
| falのH3 Max | ログインユーザー向けに1日5回・最大15秒の無料生成を案内 | 通常のMiniMax H3でも、Hailuo AIの無料枠でもない |
| 公開されたH3モデル | モデルの重みが公開されている | 手元で簡単に無料生成できることやクラウド費用が不要という意味ではない |
とくにfalの「5回無料」は魅力的ですが、対象はfalが追加学習したH3 Maxです。無料という条件だけを見て、通常版H3と混同しないようにしましょう。
公式案内:Hailuo AIのH3紹介/falのH3 Max無料生成案内。キャンペーン内容・対象地域・提供条件は変更される場合があります。
Hailuo AIでMiniMax H3を使う方法
写真を動かしたい場合も、文章から新しい場面を作りたい場合も、入り口は共通です。Hailuo AIの公式案内では、モデルを選択し、素材と指示を設定して生成する流れになっています。
- Hailuo AIのMiniMax H3公式ページを開き、「Try Now」から制作画面へ進みます。
- 必要に応じてアカウントへログインし、モデル選択欄から「MiniMax H3」を探します。
- 文章だけで作るならText-to-Video、画像を動かすなら画像を起点にするモードを選びます。複数素材を使うときは対応する参照モードを選択します。
- プロンプト(作りたい映像の指示)を入力し、必要な画像や参考素材をアップロードします。
- 縦横比、動画の長さ、解像度を選び、消費するクレジットを確認します。
- 「Create」などの生成操作を行い、出来上がった映像と音声を確認して保存します。
実際のボタン名や利用できる設定は、Web・アプリの更新、選んだモデル、プランによって変わることがあります。公式のH3説明では5〜15秒の動画作成や2K出力が案内されていますが、選択画面に表示される設定を基準にしてください。
まずは5秒程度の短い動画から試すと、人物や物の形が崩れていないか、カメラの動きが意図どおりかを見やすくなります。失敗した生成を繰り返すとクレジット消費が増える場合があるため、最初から長い映像に挑まない方が費用を管理しやすいでしょう。
写真やイラストを動かす場合の作り方
元の画像を生かしたいなら、文章だけでゼロから映像を作るよりも、画像から動画を作る方式が目的に合っています。例えば、オリジナルのイラストであれば「背景の雲だけを動かす」「キャラクターが軽く振り向く」といった指示が考えられます。
大切なのは、何を動かして、何を変えないのかを両方書くことです。動作だけを書いてしまうと、元画像の構図や物の色まで変わってしまう場合があります。
この文章は入力方法を示す例であり、つぶログが実際に生成して成功率を検証した結果ではありません。
人物やキャラクターが登場する画像の場合は、元の素材を使う権利も必要です。一般公開されている画像なら自由に動画化できるわけではありません。実在人物の写真や声を使う場合も、本人の同意やプライバシーへの配慮が欠かせません。
文章だけから動画を作る場合
元画像がなければ、映像の中心になるもの、動き、カメラ、背景、音を順番に書くと構図が伝わりやすくなります。
短い1カットで試したうえで、被写体の動きやカメラワークを足していくのが扱いやすい方法です。最初から場面転換や複数人の会話を盛り込みすぎると、どの指示が原因で狙いから外れたのか判断しにくくなります。
開始画像と終了画像を指定する方法
MiniMax H3には、最初と最後の画像を指定し、その間の映像を生成する方式もあります。例えば、同じ部屋の昼と夕方の絵を用意し、時間が移り変わる場面を考えるような使い方です。
ただし、2枚を指定しただけで必ず理想的な中間動作になるわけではありません。被写体の位置や形が大きく違う場合、途中の変化が不自然になることがあります。比較しやすい画像から始める方がよいでしょう。
複数の画像・動画・音声を参考にする機能
H3は、単純な画像から動画への変換に加え、参考素材を組み合わせる機能を持っています。開発元は、別の動画からカメラの動きを参考にし、画像の人物と音声を組み合わせる例も公開しています。
公式仕様では画像最大9枚、動画最大3本、音声最大3本を参照できます。ただし、異なる種類を合わせたファイル数は最大12です。9+3+3を足して15ファイル使えるわけではありません。
| 参照素材 | 上限 | 追加の条件 |
|---|---|---|
| 画像 | 最大9枚 | 全種類合計12ファイルの範囲内 |
| 動画 | 最大3本 | 1本2〜15秒、動画全体の合計15秒以内 |
| 音声 | 最大3本 | 1本2〜15秒、音声全体の合計15秒以内 |
| 混合入力 | 最大12ファイル | 各種類の上限も同時に守る必要がある |
また、開始画像・終了画像を指定する方式と、複数の参考素材を使う方式は、開発者向けのモデル構成では別の入力モードです。Hailuo AIの画面でも、すべての素材を一つのモードに無制限に混ぜられるとは考えない方がよいでしょう。
複雑な動画ほど参考素材を増やしたくなりますが、元の絵がどれで、動きを指定した動画がどれなのか、文章の中で明確に説明することが重要です。
公式の生成動画はどこで見られる?
文字による仕様だけでは、実際の映像の雰囲気はつかみにくいものです。MiniMaxは公式の発表ページに、複数素材を使った映像、2K出力、ステレオ音声、商品紹介やポスターなどの生成例を掲載しています。
また、開発元GitHubの画像から動画への生成例と、同じ題材の2K生成例も公開されています。画質の違いを比較したい場合に参考になります。
これらは開発元が掲載した作例です。初めて使う人が毎回同じ仕上がりを再現できるという意味ではなく、つぶログ独自の検証映像でもありません。
料金はいくら? Hailuo AIとAPIの費用は別
料金を調べると、月額プラン、クレジット、動画1秒あたりの米ドル料金が混在しています。これは同じ料金を別の方法で表しているのではなく、利用する窓口が違うためです。
Hailuo AIの個人向け月額料金
Hailuo AIには有料プランがあり、契約内容に応じて生成用クレジットや優先処理、透かしなしでの保存などが案内されています。
ただし、公開されている有料サブスクリプション規約は2025年7月14日更新で、Hailuo 02世代のプラン説明が中心です。その当時の価格を、2026年10月の日本向けH3利用料金としてそのまま掲載することはできません。
契約する場合は、現在のログイン後の申込画面で、月額または年額の区別、H3に必要なクレジット数、動画の長さ・画質、透かしの条件を確認してください。定額料金を払えばH3を無制限に使えるとは限りません。
MiniMax公式APIの従量料金
開発者向けの公式APIには、生成した動画の秒数に応じた定価が掲載されています。参考までに、追加の入力素材を使わない場合の出力料金は次のとおりです。
| モデルと画質 | 1秒あたり | 5秒の例 | 10秒の例 | 15秒の例 |
|---|---|---|---|---|
| MiniMax H3・768p | 0.08米ドル | 0.40米ドル | 0.80米ドル | 1.20米ドル |
| MiniMax H3・2K | 0.13米ドル | 0.65米ドル | 1.30米ドル | 1.95米ドル |
| MiniMax公式H3 Max・480p | 0.05米ドル | 0.25米ドル | 0.50米ドル | 0.75米ドル |
| MiniMax公式H3 Max・768p | 0.08米ドル | 0.40米ドル | 0.80米ドル | 1.20米ドル |
2026年10月15日確認のMiniMax公式API定価。税・為替手数料・参考素材の追加料金などを含まない例です。Hailuo AIの月額プランの請求額ではありません。
例えば768pの通常H3で10秒動画を作れば、出力料金の基本額は0.80米ドルです。しかし参考にする動画を入力すれば、入力動画の時間に応じて追加費用がかかります。通常H3では参照画像は最初の5枚まで入力料金なし、6枚目から1枚0.04米ドルという区分もあります。
2Kへの再生成を別工程で行う場合にも費用が発生します。MiniMax公式料金表では768pから2Kへ再生成する出力料金を1秒0.05米ドルと案内し、元の参考素材の再課金についても説明しています。同じ映像の画質を上げるだけでも、必ず無料で済むとは限りません。
開発者向け動画パッケージにも注意:MiniMaxの動画用パッケージは、公式資料上では従来のHailuo系モデル向けで、MiniMax H3は対象外とされています。APIでH3を使うなら、対応している従量課金方式を確認してから購入してください。
MiniMax H3とH3 Maxは何が違う?
「Maxなら通常のH3の完全上位版」と考えたくなりますが、実際にはもう少し複雑です。MiniMax公式APIには「MiniMax-H3-Max」があり、一方のfalもH3の公開モデルを追加学習した「H3 Max」を提供しています。
名前が共通していても、提供先の仕様が同じではありません。
| 比較項目 | 通常のMiniMax H3 | MiniMax公式APIのH3 Max | falのH3 Max |
|---|---|---|---|
| 主な提供 | MiniMax | MiniMax | falが追加学習したモデル |
| 画質の選択 | 768p・2K | 480p・768p | 480p・768p・1080p |
| 2K出力 | 対応 | 料金・仕様表では非掲載 | 公式案内では非対応 |
| 動画の長さ | 最大15秒 | 最大15秒 | 5〜15秒 |
| 料金 | MiniMaxのAPI定価 | MiniMaxのAPI定価 | fal独自の定価・条件 |
| 無料生成 | Hailuo等の条件による | 公式APIでは従量課金 | falで1日5回の無料枠を案内 |
falのH3 Maxでは、768pで動画1秒0.08米ドル、1080pなら1秒0.16米ドルという通常料金が案内されています。過去の75%引きキャンペーンは2026年9月14日までとされており、終了した割引価格を現在の定価として使わないようにしてください。
なお、falが公開する性能ランキングや生成速度は、falのモデル・評価条件に基づくものです。つぶログの親Tier記事で扱う「MiniMax H3(768p)」の成績と、名前だけで同一視しないことが大切です。
詳しい提供条件はfal公式のH3 Max紹介で確認できます。
日本語で指示したり、話す動画を作ったりできる?
MiniMax H3の公式技術資料には、日本語が安定対応する発話言語の一つとして掲載されています。英語や中国語だけのモデルではありません。
ただし、ここでも「日本語に対応する」という言葉を三つに分けて考えましょう。
| やりたいこと | 判断 |
|---|---|
| 日本語で作りたい映像を指示する | 文章による指示を利用できる。具体的な言い回しの再現度は生成内容次第 |
| 人物に日本語のセリフを話させる | 日本語は公式の対応発話言語に含まれる |
| 自然なイントネーション・完璧な口の動きを保証する | 公式対応だけでは保証できない。作品ごとの確認が必要 |
セリフを作りたいなら、誰が何を話すのかを短く明確に書きます。人物が複数いる場合は話す順番まで指定する方が、完成映像で確認しやすくなります。
セリフが指定どおりに発音されるか、映像と口の動きが自然に合うかは、完成した動画を見て確かめてください。
動画生成AI TierでのMiniMax H3の評価は?
つぶログでは、2026年10月14日に取得したArtificial Analysisの比較データを用いて、主要な動画生成AIをTierに分けています。MiniMax H3は、その中でS Tierに分類されました。
| 比較条件 | 順位 | Elo |
|---|---|---|
| 文章から音声付き動画(AA-Video-T2V v2.1) | 29モデル中4位 | 1,158(±16) |
| 画像から音声付き動画(AA-Video-I2V v1.1) | 1位 | 1,141(±17) |
画像から動画を作る比較で1位になったことは、元画像を生かした映像を作りたい人にとって注目できる材料です。ただし、2位のSeedance 2.5はElo 1,139(±17)で、差はわずか2。評価の幅が重なるため、あらゆる条件でH3の方が優れているという意味ではありません。
この数値は第三者が生成映像を見比べた結果であり、つぶログが各モデルを同じ条件で実機採点した結果ではありません。また、動画の生成料金やアプリの使いやすさ、日本語音声の自然さまで含めた総合順位でもありません。
他の29モデルと比較したい場合は、動画生成AI Tier表【2026年版】主要8モデル評価・全29モデル比較で評価条件と順位を確認できます。
Seedance 2.5と比べるならどちら?
MiniMax H3とSeedance 2.5は、どちらも文章や画像を元に音声付き動画を作れる高性能モデルです。ただし、主な制約や使う窓口は異なります。
| 比較ポイント | MiniMax H3 | Seedance 2.5 |
|---|---|---|
| 開発元 | MiniMax | ByteDance |
| 1回の最大生成時間 | 15秒 | 30秒 |
| 主な一般向け入口 | Hailuo AI | Dreaminaなど |
| 音声付き生成 | 対応 | 対応 |
| つぶログ親TierのT2V順位 | 4位 | 3位 |
| 同じ取得時点のI2V順位 | 1位 | 2位 |
| 向いている使い方の目安 | 手元の画像から短い映像を作る候補 | 複数場面を含むやや長い短編を作る候補 |
画像から動画を作るなら、まずH3を試す理由があります。反対に、一度の生成で15秒を超える映像を考えているなら、Seedance 2.5も比較対象です。もっとも、使える機能や料金はそれぞれのサービス・プランを確認する必要があります。
Seedance側の利用手順や無料枠、料金、前世代からの違いは、Seedance 2.5の使い方・無料・料金・2.0との違いで詳しく解説しています。
Hailuo AIで作った動画は商用利用できる?
YouTubeや広告、収益化しているブログで動画を使いたい場合は、画質だけでなく利用規約の確認が必要です。MiniMax H3は商業制作を想定したモデルですが、それだけでHailuo AIの無料プランで作った動画まで無条件に商用利用できるとは言えません。
無料プランと有料プランで何が違う?
Hailuo AIの一般利用規約は2026年8月19日に更新されており、サービスの個人的・非商業的利用に関する制限が記載されています。
一方、2025年7月14日更新の有料サブスクリプション規約には、有料契約中に生成・ダウンロードしたコンテンツについて、サービス提供者との関係では利用者に商用利用権がある旨が記載されています。つまり、一般規約だけを読んだ場合と有料会員の追加規約では、適用される条件が異なります。
| 利用方法 | 記事としての判断 |
|---|---|
| Hailuo AIの無料利用 | 有料会員規約にある商用利用権をそのまま適用できない。無条件に商用利用可能とは扱わない |
| Hailuo AIの有料利用 | 有料期間中に生成・ダウンロードしたコンテンツの商用利用権が専用規約に記載されている |
| MiniMax H3の公開モデルを自分で利用 | MiniMax H3 Community License Agreementの条件による。Hailuoの月額契約とは別 |
| falでH3 Maxを生成 | falの利用規約・生成条件による。Hailuoの規約とは別 |
有料会員規約にはStandard以上の透かしなしダウンロードも案内されています。無料ユーザーは透かし付きダウンロードが原則として記載されており、一般利用規約ではAI生成表示や透かしを無断で削除・改変することも制限されています。
ただし、この有料規約は2025年版のため、契約時には最新の表示と規約を改めて確認してください。
Hailuo AI一般利用規約/Hailuo AI有料サブスクリプション規約
YouTubeやブログに使う前に
サービスの規約で商用利用が認められていても、すべての素材を自由に使えるわけではありません。自分で撮影した写真や描いたイラストなら利用しやすい一方、他人の写真、既存作品のキャラクター、第三者の声やロゴを使う場合は権利や同意を確認する必要があります。
さらに、AIが生成した映像を実写の出来事であるかのように見せる場合には、視聴者への表示やプラットフォームのルールにも注意が必要です。Hailuoの一般規約にも、必要に応じたAI生成物の開示に関する規定があります。
安全なのは、まずオリジナルの素材と設定を使い、公開先の利用条件も合わせて確認することです。
オープンウェイト版なら自分のパソコンでも使える?
MiniMax H3は2026年8月にモデルの重みが公開され、開発元GitHubから技術資料を確認できます。
ただし、公開されているからといって一般的なノートPCで手軽に高品質動画を生成できるわけではありません。動画生成は大きな計算資源を必要とし、モデルの実行環境を用意するための知識も求められます。
また、完全な公式生成システムに含まれる前処理など、公開された重みだけでは再現できない部分もあります。2Kの生成工程を含め、Hailuo AIや公式APIと同じ結果を当然に得られるとは考えない方がよいでしょう。
公開ライセンスは一般的な無制限のMITライセンスではなく、MiniMax H3 Community License Agreementです。利用地域、再配布、商業サービスでの使用、生成物の取り扱いに条件があります。日本で個人的に試す場合も、規約の全文に目を通しておきましょう。
よくある疑問
Hailuo AIをインストールしないと使えない?
Hailuo AIにはWebの制作画面があり、ブラウザから試すことができます。一部の新規ユーザー特典は別アプリのダウンロードを条件としているため、利用方法とキャンペーン参加条件を分けて確認してください。
自分の写真なら必ず自然に動かせる?
画像から動画の生成には対応していますが、顔、手、細かい模様、元画像にある文字などが途中で変わる可能性があります。元画像の何を保持するかを明確に指定し、出来上がった映像を確認する必要があります。
15秒を超える完成動画は作れない?
H3が1回で生成できる動画の長さは最大15秒です。複数の短い動画を作り、動画編集ソフトでつなげれば、さらに長い作品の素材として利用できます。これは1回の生成で長尺動画を作る機能とは別です。
H3 Maxの方がH3より高画質?
一律には言えません。通常のH3は2K出力に対応していますが、MiniMax公式APIのH3 Maxは480p・768p、falのH3 Maxは1080pまでと、利用先の仕様が異なります。「Max」という名前だけで決めず、利用するサービスと画質を確認してください。
無料で作った動画の透かしは消せる?
Hailuo AIの有料規約には無料ユーザーの透かし付きダウンロードが記載されています。また、一般規約は付与された透かしやAI生成表示の無断削除を制限しています。無断で加工して消すのではなく、契約条件に合ったダウンロード方法を確認してください。
まとめ|写真を動画にしたいなら、MiniMax H3は有力な候補
MiniMax H3は、文章から新しい映像を作るだけでなく、写真・イラスト・参考動画・音声を組み合わせた制作に対応するモデルです。最大15秒、最大2K、ステレオ音声という仕様も魅力があります。
つぶログの動画生成AI Tierでは、画像から音声付き動画を作る比較で1位でした。ただし上位の差は小さく、性能順位だけで利用するサービスを決める必要はありません。
まず試すならHailuo AIの公式ページでMiniMax H3を選び、5秒程度の短い動画から始めると分かりやすいでしょう。無料特典が適用されるか、クレジットがどれだけ必要かを確認したうえで、文章と画像のどちらから作るかを選んでください。
制作費や商用利用の判断では、Hailuo AI、MiniMax公式API、falの条件を混ぜないことが重要です。どこで生成するかによって、料金も使える機能も異なります。
主な参考資料
- MiniMax:H3の公式発表・動画作例(2026年7月31日)
- Hailuo AI:MiniMax H3の仕様・利用手順・作例
- MiniMax公式API:モデル別料金表
- MiniMax公式GitHub:入力制限・出力仕様・公開モデル
- Hailuo AI:一般利用規約/有料サブスクリプション規約
- fal:H3 Maxの仕様・無料枠・料金
情報確認:2026年10月15日。Tierの順位は2026年10月14日に取得した第三者比較データ。料金・無料枠・アプリの機能・利用規約は変更される場合があります。本記事は公式資料に基づく解説であり、つぶログが同一条件でH3を実機生成・採点したレビューではありません。