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『ロードス島戦記 誓約の宝冠』再始動!小説2巻はいつ発売?7年間の経緯と打ち切り説を整理

目次
  1. 『誓約の宝冠』2巻の発売日は?再始動・10月22日の原稿公開と打ち切り説
  2. 『誓約の宝冠』が2026年10月に再始動!小説2巻の発売日は?
  3. 第1巻から約7年。続刊はなぜ出なかったのか
  4. 『誓約の宝冠』は打ち切りになったのか?漫画版との違い
  5. 『誓約の宝冠』はどんな物語?舞台は100年後のロードス島
  6. 水野良はなぜ「100年後のロードス島」を描こうとしたのか
  7. 『ロードス島戦記』シリーズはどの順番で読む?
  8. 2019年の第1巻は発売当日に重版が決まっていた
  9. 小説第2巻の刊行で今後何が変わる?漫画版の再開は?
  10. まとめ|約7年ぶりに物語が動き出す。次は10月22日の原稿公開

『誓約の宝冠』2巻の発売日は?再始動・10月22日の原稿公開と打ち切り説

『ロードス島戦記 誓約の宝冠』再始動を伝えるアイキャッチ。青い海と山々、壮大な城塞都市を背景に「ロードス島戦記 誓約の宝冠 再始動」の文字を配置したファンタジー風イラスト。

2019年8月に第1巻が発売されてから、約7年。長らく続刊が出ていなかった小説『ロードス島戦記 誓約の宝冠』が、再び動き始めました。

2026年10月16日、角川スニーカー文庫がシリーズの再始動を発表。10月22日には、小説第2巻に向けた最新原稿の一部が、Web小説サイト「カクヨム」で公開される予定です。

ただし、第2巻の発売日が決定したわけではありません。出版社は刊行までにもう少し時間がかかると説明しています。

『ロードス島戦記』といえば、1988年に始まった日本のファンタジー小説を代表するシリーズです。パーンとディードリットの冒険から長い年月が流れ、2019年には約100年後を舞台とする『誓約の宝冠』が登場しました。

その第1巻が発売直後に重版されるほどの反響を呼びながら、続刊はなかなか刊行されませんでした。漫画版も第3巻で「第1部完結」となり、小説の行方を気にしていた読者も少なくないでしょう。

なぜこれほど長い間、第2巻が出なかったのか。そして今回の再始動は、以前の制作発表と何が違うのでしょうか。

2019年の水野良さんの公式インタビュー、2023年の続刊制作発表、作者のその後の発言を振り返りながら、再始動までの経緯を整理します。

『誓約の宝冠』が2026年10月に再始動!小説2巻の発売日は?

まず、今回発表された内容を確認しましょう。

2026年10月16日、角川スニーカー文庫の公式Xアカウントは『ロードス島戦記 誓約の宝冠』のシリーズ再始動を告知しました。

出版社は、2019年の第1巻刊行から長く待たせていることに触れたうえで、続刊に向けた現在の原稿を一部公開すると説明しています。

項目2026年10月18日時点の情報
作品名ロードス島戦記 誓約の宝冠
著者水野良
イラスト左
出版社・レーベルKADOKAWA・角川スニーカー文庫
再始動の発表日2026年10月16日
原稿の一部公開2026年10月22日(木)17時ごろ予定
公開場所カクヨム(角川スニーカー文庫公式アカウント)
小説第2巻の発売日未発表
価格・予約開始日未発表

今回の再始動については、角川スニーカー文庫の公式告知と、電撃オンラインの2026年10月16日付記事で確認できます。

10月22日にカクヨムで何が読める?

10月22日17時ごろから公開される予定なのは、続刊の最新原稿の一部です。

紙の小説第2巻が発売されるわけでも、電子書籍として第2巻全体が配信されるわけでもありません。

また、今回の発表で案内されたのは原稿の一部公開であり、以後の全編連載や定期更新まで決まったとは限りません。

公開先は、KADOKAWAが運営する小説投稿サイト「カクヨム」です。角川スニーカー文庫は同サイトに公式アカウントを持ち、これまでも書籍化作品の試し読みや特別掲載などを行ってきました。

公開予定の原稿を確認する場合は、カクヨムの角川スニーカー文庫公式ページが案内先となります。

第2巻が店頭に並ぶ時期については、今後の出版社の発表を待つことになります。

第1巻から約7年。続刊はなぜ出なかったのか

『ロードス島戦記 誓約の宝冠1』が発売されたのは、2019年8月1日です。

それ以来、2026年10月18日まで、水野良さんによる小説本編の第2巻は刊行されていません。

ただし、その間に出版社や作者から何も発信されていなかったわけではありません。

特に重要なのが、2023年9月の角川スニーカー文庫35周年記念企画です。

2023年にはすでに「第2巻鋭意制作中」と発表されていた

2023年9月24日、角川スニーカー文庫の創刊35周年を記念した特別番組「スニーカー文庫35周年FESTA!」が開催されました。

この番組では『この素晴らしい世界に祝福を!』や『涼宮ハルヒ』シリーズなどとともに、『ロードス島戦記 誓約の宝冠』の情報も紹介されています。

当時の公式特設サイトには、第2巻を鋭意制作中であることが明記されていました。

さらに、イラストを担当する左さんによる新キャラクター「アラニア王女」のキャラクターデザインも公開されています。

つまり、2026年になって初めて第2巻の制作が公になったわけではありません。少なくとも2023年の段階で、出版社は続刊の制作を進めていると発表していたのです。

ただ、2023年の発表では第2巻の具体的な発売日は示されませんでした。

今回の2026年10月の告知が以前と異なるのは、実際の最新原稿を読者に見せる日付と掲載場所が示されたことです。

制作中という言葉だけでなく、現在の執筆内容の一部に触れられる機会が設けられたことは、長年待っていた読者にとって大きな変化でしょう。

2024年には水野良が完結への意思を語っていた

その後、作者の水野良さんもXで続刊について言及しています。

2024年12月17日、続刊を待つ読者への返信で、水野さんは執筆の難しさを「最も深き迷宮」という言葉に例えながら、作品を完結させたいという意思を示しました。

さらに同年12月28日には、仕事に取り組む状態になってきたことや、翌2025年には何とかしたいという趣旨の発言もしています。

この発言から、当時の水野さんが作品を終わらせるつもりではなかったことがうかがえます。

一方、2025年に何とかしたいという言葉は、出版社が2025年中の発売を約束したという意味ではありません。実際、小説第2巻の刊行には至りませんでした。

2023年の制作発表、2024年の作者発言を経て、2026年10月に新たな原稿公開が告知された。今回の再始動は、そうした経緯の延長線上にあります。

長期化した具体的な理由は公表されている?

では、なぜ第2巻の完成までこれほど時間がかかったのでしょうか。

水野さんは執筆の難しさをうかがわせる発言をしていますが、出版社から具体的な遅延理由が詳しく説明されたわけではありません。

長編シリーズの執筆には、物語の構成や設定の整理、登場人物の関係など多くの作業が伴います。しかし、それらの一般的な事情だけで『誓約の宝冠』第2巻が遅れている理由を説明することはできません。

水野さんはほかの作品にも関わってきましたが、別作品の仕事が直接の原因だったとする公式説明もありません。

確認できるのは、2023年に制作中と発表され、2024年には作者が完結への意思を示し、2026年に出版社が最新原稿の一部公開を決めたという経緯です。

今回の発表によって、制作の進展が読者にも見える形になることは確かです。

『誓約の宝冠』は打ち切りになったのか?漫画版との違い

『誓約の宝冠』の刊行状況を調べるとき、もう一つ気をつけたいことがあります。

それは、小説版と漫画版の混同です。

『ロードス島戦記 誓約の宝冠』には、水野良さんが執筆する小説版のほかに、鈴見敦さんによる漫画版があります。

漫画版は単行本第3巻まで発売されており、KADOKAWAの公式紹介にも「第1部完結」と書かれています。

このため、小説もすでに完結したのか、あるいは途中で打ち切られたのかと混乱する可能性があります。

小説版は2019年発売の第1巻のみ

水野良さんによる小説版は、角川スニーカー文庫から2019年8月1日に刊行された『ロードス島戦記 誓約の宝冠1』が、2026年10月18日時点の既刊です。

一方、鈴見敦さんが描いた漫画版は角川コミックス・エースから刊行され、全3巻が発売されています。

媒体巻数発売日状況
小説版第1巻2019年8月1日第2巻に向け再始動
漫画版第1巻2020年4月25日全3巻刊行。第3巻で第1部完結
漫画版第2巻2020年12月25日
漫画版第3巻2021年7月26日

書店サイトなどで『ロードス島戦記 誓約の宝冠(2)』という商品が表示されることがありますが、こちらは2020年発売の漫画版第2巻です。

水野良さんによる小説第2巻がすでに発売されているわけではありません。

漫画版第3巻は「第1部完結」

2021年7月26日に発売された漫画版第3巻では、カノンの騒乱を収めたライルが、ロードスの騎士として存在感を示していく姿が描かれています。

さらに、パーンやスパークが活躍する番外編2編も収録されています。

KADOKAWAの漫画版第3巻の公式書誌では、第1部の完結が明記されています。

ただし、これは漫画版についての説明です。

水野良さんによる小説全体の完結を意味するものではありませんし、今回の小説第2巻の再始動によって漫画版の続編も正式決定したわけではありません。

小説の続刊が刊行されれば漫画化の可能性を期待する読者もいるでしょうが、漫画版第2部の制作・発売については新たな発表が出ていない状況です。

「打ち切りが撤回された」という話でもない

今回の出版社による再始動発表から、小説『誓約の宝冠』の続刊刊行を目指していることは分かります。

しかし、過去に出版社が正式な打ち切りを決定し、それを2026年に撤回したという発表はありません。

2019年の第1巻発売後、長く続刊が出ていなかったものの、2023年には第2巻の制作が告知され、2026年には原稿の一部公開へ進んだ、というのが現在の状況です。

『誓約の宝冠』はどんな物語?舞台は100年後のロードス島

ここからは、作品そのものを振り返ります。

『誓約の宝冠』は、かつてパーンやディードリット、スパークらが活躍した時代から、およそ100年後のロードス島を舞台とする物語です。

長く戦乱が続いていたロードス島は、英雄たちの活躍によって平和を迎えようとしていました。

そこで各国の王たちは、千年にわたる平和を目指して不戦を誓います。その約束を支えるために用意されたのが、作品の題名にもなっている「誓約の宝冠」です。

誓約の宝冠とは何か

誓約の宝冠は、王が戴くことで他国への侵略を禁じる力を持った王冠です。

戦争を終わらせるため、王たちが互いに平和を誓う。さらに、その誓いを魔法の力で守らせようとする仕組みでした。

こうしてロードス島には平和が訪れます。

ところが、その約100年後。フレイム王国の王位継承者が、長く続いてきた不戦の誓いを破ろうとします。

千年続くはずだった平和は、わずか100年で揺らぎ始めるのです。

これまでのロードス島戦記が、戦乱の中で英雄が生まれていく物語だったとすれば、『誓約の宝冠』は英雄たちが勝ち取った平和を、後の時代の人々が守り続けられるのかという物語でもあります。

新しい主人公はマーモの第四王子ライル

新時代の物語で重要な役割を担うのが、マーモ公王の末裔にあたる第四王子ライルです。

不戦の誓いが破られ、再び戦争へ向かおうとするロードス島。ライルは危機を食い止めるため、かつての伝説的な存在に助けを求めます。

その相手が、ハイエルフのディードリットでした。

ライルは新しい時代を生きる若い王子であり、かつての英雄パーンとは異なる立場から、ロードスの騎士という存在に向き合うことになります。

また、物語には第二王子ザイードも重要人物として登場します。

実は水野良さん自身が、2019年の対談でこの二人の関係について詳しく語っていました。

ディードリットはなぜ100年後も登場する?

『ロードス島戦記』の中心人物だったパーンは人間ですが、ディードリットは非常に長い時を生きるハイエルフです。

そのため、パーンたちが歴史上の英雄となった100年後の世界でも、ディードリットは生き続けています。

過去の冒険を知る彼女にとって、100年後のロードス島は、英雄たちが守ろうとした世界のその後でもあります。

ただ懐かしい人物が登場するだけでなく、過去を知る存在が、新しい時代の若者に何を託すのか。ディードリットの存在によって、旧シリーズと『誓約の宝冠』はつながっています。

水野良はなぜ「100年後のロードス島」を描こうとしたのか

『誓約の宝冠』が発売される直前の2019年7月31日、KADOKAWAは水野良さんと、『この素晴らしい世界に祝福を!』の作者・暁なつめさんによる特別対談を公開しました。

この対談では、『誓約の宝冠』をどのような物語として構想したのか、作者自身が説明しています。

約7年後の再始動を理解するうえでも、非常に興味深い内容です。

千年の平和が100年で破られる意味

水野さんが語ったのは、千年という長い平和を約束したにもかかわらず、100年で再び戦争が起きるという構造でした。

千年の平和は、永遠の平和と言い換えられるほど長い時間です。

しかし、人間の歴史を振り返ると、100年間にわたって大きな争いが起こらないことさえ、簡単ではありません。

水野さんは、平和と戦争は完全に切り離されたものではなく、平和な時代から戦争へとつながっていく連続性があるという考えを説明しています。

その人間の性質を、ファンタジーの世界を通して描きたいと考えたそうです。

だからこそ、前作から100年後という設定には意味があります。

旧シリーズの英雄たちが命をかけて手に入れた平和も、そのまま永遠に続くとは限らない。彼らの子孫たちは、もう一度同じ問題に向き合わなければならないのです。

このように考えると、『誓約の宝冠』は単なる人気シリーズの後日談ではありません。

かつての英雄の物語を踏まえながら、平和を次の時代へ受け継ぐことの難しさを描こうとした新しい物語なのです。

ライルだけでなくザイードも主役級の人物に

2019年の対談では、登場人物の構想が執筆中に変化したことも語られています。

水野さんは当初、第四王子ライルを中心とした物語を考えていました。

ところが、第二王子ザイードを描いていくうちに存在感が大きくなり、結果としてライルとザイード、二人の視点が物語の中心になったそうです。

水野さんは、どちらが主人公なのか分からないほど、二人それぞれに活躍と苦労を与えたと説明しています。

また、新たな戦争については、伝説の英雄であるロードスの騎士と、現在の時代に生きる英雄との対立を描く構想も明かしていました。

今回の第2巻が、この構想をどのように進めていくのかは、続刊を待つ楽しみの一つです。

なお、2019年の対談はKADOKAWAの『ロードス島戦記』30周年特設サイト内の公式インタビューで読むことができます。

『ロードス島戦記』シリーズはどの順番で読む?

『誓約の宝冠』から初めてシリーズに興味を持った人にとって、気になるのが過去作品との関係です。

『ロードス島戦記』は1988年に小説第1巻が発売され、長年にわたって複数のシリーズが刊行されてきました。

主な作品を、物語世界の大まかな時系列に沿って整理すると次のようになります。

  1. 『ロードス島伝説』:本編より前の時代を描いた前日譚。六英雄などの活躍が中心。
  2. 『ロードス島戦記』:パーンとディードリットらが登場する、シリーズの中心となる物語。
  3. 『新ロードス島戦記』:スパークらを中心に、以前の戦乱のその後を描くシリーズ。
  4. 『ロードス島戦記 誓約の宝冠』:さらに約100年が経過したロードス島を舞台とする新シリーズ。

シリーズを刊行順で楽しみたいなら、1988年から始まった『ロードス島戦記』の第1巻『灰色の魔女』が入口になります。

一方、物語の世界を時系列で知りたい場合は、前日譚である『ロードス島伝説』から読むという方法もあります。

『誓約の宝冠』から読み始めても大丈夫?

この点については、2019年の公式対談で作者自身が説明しています。

水野さんは、以前の登場人物や出来事を出しすぎると、新しい読者には分かりにくくなると考えていたそうです。

そのため『誓約の宝冠』では新しい登場人物を多く配置し、過去シリーズを読んでいない人にも楽しめるようにしたと語っています。

旧作を読んでいれば、パーンやディードリットの歴史、各国の関係などをより深く理解できるでしょう。

しかし、100年後という新しい時代から始まる物語なので、必ずしも過去の小説をすべて読み終えてからでなければ楽しめないという作品ではありません。

これから『ロードス島戦記』に触れる人なら、『灰色の魔女』からシリーズの歴史を追う方法と、『誓約の宝冠』から現在進行形の新しい物語に入る方法、どちらも選べます。

ロードス島戦記 誓約の宝冠1(小説版・角川スニーカー文庫)

水野良・著、左・イラスト。かつての物語から約100年後のロードス島を舞台に、第四王子ライルとディードリットらの新たな冒険を描く小説第1巻。第2巻の再始動を機に読み始めたい人や、物語を振り返りたい人におすすめです。漫画版とは異なる小説版です。

価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。

2019年の第1巻は発売当日に重版が決まっていた

『誓約の宝冠』がどれほど期待されていた作品だったのかを示す出来事があります。

2019年8月1日、第1巻の発売当日に、KADOKAWAは重版を決定したと発表しました。

当時の公式発表では、発売直後から完売する書店が相次いだため、緊急重版を決めたと説明されています。

『誓約の宝冠』は、2007年に刊行された『新ロードス島戦記6 終末の邪教(下)』以来、約12年ぶりとなる水野良さん書き下ろしの新シリーズでした。

パーンたちの時代から100年後という設定に加え、ディードリットが再び登場することも、長年のファンにとって大きな魅力だったのでしょう。

第1巻の発売当時、シリーズの累計部数は1,000万部を突破していました。

また、同時期には『この素晴らしい世界に祝福を!』とのコラボレーション企画も実施されています。

新旧のファンタジー小説を代表する作家同士の対談が公開されたことからも、出版社がこの作品を大きな節目として扱っていたことが分かります。

その第1巻から約7年が経ち、ようやく続刊の原稿の一部が公開されようとしているわけです。

2019年当時の発表については、KADOKAWAの発売日重版決定の公式発表で詳しく紹介されています。

小説第2巻の刊行で今後何が変わる?漫画版の再開は?

2026年10月16日の再始動発表は、2019年から止まっていた小説の刊行に向けた新しい動きです。

ただし、今後については決まっていることと、まだ明らかになっていないことがあります。

第2巻の発売時期はまだ決まっていない

出版社は、10月22日に最新原稿の一部を公開すると発表していますが、正式な発売日、価格、予約受付の開始日までは案内していません。

また、今後の小説全体が何巻まで続く予定なのか、今回の第2巻でどの程度物語が進むのかも明らかになっていません。

2019年の対談では、伝説の英雄と新しい時代の英雄をめぐる大きな物語の構想が語られていました。

今回の最新原稿が、その構想のどこまでを描いているのかは、実際の公開内容を確認することで少しずつ見えてくるでしょう。

漫画版の第2部やアニメ化の新情報は?

漫画版『誓約の宝冠』は、鈴見敦さんによる全3巻が刊行され、第1部が完結しています。

2026年10月の再始動発表は、あくまで水野良さんによる小説の続刊についてのものです。

漫画版第2部の連載開始や単行本第4巻、新たなアニメ化などの予定が同時に発表されたわけではありません。

漫画版については、現在もカドコミの公式作品ページが公開されており、作品概要や掲載エピソードを確認できます。

漫画から『誓約の宝冠』を知った人も、今回の再始動が小説版のニュースであることを押さえておくと、今後の発表を理解しやすくなります。

最新情報はどこで確認できる?

小説第2巻の刊行情報については、角川スニーカー文庫の公式発表とKADOKAWAの書籍情報が基本になります。

10月22日の最新原稿公開については、カクヨムにある角川スニーカー文庫の公式アカウントが掲載先として案内されています。

現時点の小説第1巻の情報は、KADOKAWAの『ロードス島戦記 誓約の宝冠1』公式書誌で確認できます。紙の書籍と電子版の案内も掲載されています。

10月22日の原稿公開後も、発売日がすぐに発表されるとは限りません。第2巻の刊行日が決まれば、正式な書誌情報や予約案内が公開されることになります。

まとめ|約7年ぶりに物語が動き出す。次は10月22日の原稿公開

2019年に第1巻が発売された『ロードス島戦記 誓約の宝冠』は、2026年10月16日に角川スニーカー文庫からシリーズ再始動が発表されました。

10月22日17時ごろには、カクヨムで続刊の最新原稿の一部が公開される予定です。ただし、小説第2巻の発売日、価格、予約開始日はまだ発表されていません。

振り返ってみると、第2巻は2023年のスニーカー文庫35周年企画でも制作中と発表され、アラニア王女のキャラクターデザインも公開されていました。2024年には水野良さん自身が完結への思いを語っています。

そして今回、ようやく読者が実際の原稿の一部に触れられる機会が訪れます。

『誓約の宝冠』が描こうとしているのは、かつての英雄たちが勝ち取った平和のその後です。

千年続くはずだった平和が100年で揺らぎ始めるという設定は、2019年の時点で水野さんが物語の中心的なテーマとして説明していたものでした。

かつてのロードスの騎士が残したものを、ライルたちはどう受け継ぐのか。ディードリットは新しい時代の英雄に何を見いだすのか。

長い時間を経て再び動き始めた『ロードス島戦記』。次の大きな節目となるのは、2026年10月22日に予定されている原稿の一部公開です。

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