EXアプリ旧版は10月20日から利用不可|対応OSと更新できない場合の対処

東海道・山陽・九州新幹線の予約に使う「EXアプリ」で、2026年10月20日(火)から旧バージョンが利用できなくなります。
JR東海は10月16日、公式スマートフォンアプリを最新バージョン「10.0.4」へ更新し、10月20日以降は旧バージョンを利用できなくすると発表しました。
今回終了するのは古いアプリの利用であり、「スマートEX」や「エクスプレス予約」のサービスそのものが終了するわけではありません。アプリを更新できない場合も、公式Webサイトから予約内容を確認できます。
ただし、最新版の対応OSはiOS 18.0以降、Android 11.0以降です。古いスマートフォンを使用している場合は、OSのバージョンにも注意が必要です。
EXアプリの旧バージョンが10月20日から利用終了
今回の変更は、JR東海が2026年10月16日に公表した「公式スマホアプリ『EXアプリ』アップデートについて」というお知らせで案内されています。
対象となるのは、エクスプレス予約・スマートEXの会員が利用する公式スマートフォンアプリです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式発表日 | 2026年10月16日(金) |
| 旧版利用終了日 | 2026年10月20日(火) |
| 最新バージョン | 10.0.4 |
| 対象サービス | エクスプレス予約・スマートEXのEXアプリ |
| 必要な対応 | 最新バージョンへの更新 |
| 更新できない場合 | 公式Webサイトを利用するか、時間をおいて再試行 |
10月20日以降に古いバージョンのEXアプリを起動すると、アップデートを促す案内が表示されます。利用者は画面の指示に従い、アプリを更新する必要があります。
なお、公式発表では利用終了日を10月20日としていますが、何時何分から旧バージョンが利用できなくなるのかまでは案内されていません。
JR東海は実施時期が変更される場合もあると付記しています。実際の利用状況は、アプリの起動時に表示される案内と公式のお知らせで確認してください。
公式発表は、スマートEXのお知らせとエクスプレス予約のお知らせで確認できます。
EXアプリを最新バージョン10.0.4へ更新する方法
EXアプリを引き続き利用するには、App StoreまたはGoogle Playから最新版へ更新します。
iPhoneの場合
iPhoneでは、次の手順で更新できます。
- App Storeを開く。
- 検索欄に「EXアプリ」と入力する。
- 「EXアプリ|JR東海公式」のページを開く。
- 「アップデート」が表示されていれば実行する。
- 更新後、アプリを起動して正常に利用できるか確認する。
公式アプリはApp StoreのEXアプリ配信ページから確認できます。
自動アップデートを有効にしている場合も、乗車日が近いときは手動で更新状況を確認しておくと安心です。
Androidの場合
Androidでは、Google Playから更新します。
- Google Playを開く。
- 「EXアプリ」を検索する。
- 「EXアプリ|JR東海公式」のページを開く。
- 「更新」ボタンが表示されていれば実行する。
- 更新完了後、アプリを起動して確認する。
Google Playの「アプリとデバイスの管理」から、更新可能なアプリを確認する方法もあります。
Google PlayのEXアプリ配信ページでは、バージョン10.0.4の更新内容が案内されています。
アプリの更新には、端末の空き容量や通信環境も関係します。更新が始まらない場合は、通信状態やストレージの空き容量も確認してください。
対応OSはiOS 18以降・Android 11以降
今回の更新で特に注意したいのが、スマートフォンのOSです。
JR東海が案内している最新版EXアプリの対応条件は、iOS 18.0以降、Android 11.0以降となっています。
| 端末 | 最新版の対応条件 | 条件を満たさないOS |
|---|---|---|
| iPhone | iOS 18.0以降 | iOS 17以前 |
| Android | Android 11.0以降 | Android 10以前 |
iOS 17以前、Android 10以前の端末では、そのままでは最新版EXアプリの対応条件を満たせません。
まずは端末のOSを確認し、対応するバージョンへ更新できるか調べる必要があります。
現在のOSバージョンを確認するには?
iPhoneでは「設定」→「一般」→「情報」と進むと、現在のiOSバージョンを確認できます。OSの更新は「一般」→「ソフトウェアアップデート」から行います。
Androidの場合は「設定」から「デバイス情報」「端末情報」「Androidバージョン」などの項目を確認します。メニューの名称や場所はメーカー・機種によって異なります。
ただし、すべてのスマートフォンが新しいOSへ更新できるわけではありません。メーカーのサポートが終了している機種などでは、必要なOSへ更新できない場合があります。
対応OSなら必ず使えるわけではない
ここで区別したいのが「利用可能なOS」と「動作確認済みのOS」です。
JR東海が今回の案内で動作確認済みとしているのは、次のバージョンです。
- iOS:18、26
- Android:14、15、16
Android 11以降が対応条件となっていますが、すべてのAndroid 11・12・13端末について動作確認済みと案内されているわけではありません。
また、公式サイトでは、対応OSを搭載していても端末固有の仕様や利用環境によって正常に動作しない場合があると説明しています。
OSの条件を満たしているのにアプリが動かない場合も、対応機種やアプリの配信状況を確認する必要があります。
アップデートできない場合はWeb版を利用できる
EXアプリを更新しようとしても、ストアに最新版が表示されないことがあります。
この場合について、JR東海は公式発表でWebサイトを利用するか、時間をおいてから再度アップデートを試すよう案内しています。
更新ができないからといって、すぐにアプリを削除したり、会員登録をやり直したりする必要はありません。
スマートEXを利用している場合
スマートEXの会員は、スマートEX公式サイトからWeb版の予約サービスへ進めます。
アプリが更新できない場合は、ブラウザで公式サイトを開き、普段利用している会員情報でログインして予約を確認してください。
エクスプレス予約を利用している場合
エクスプレス予約の会員は、エクスプレス予約公式サイトからWeb版のサービスを利用できます。
エクスプレス予約とスマートEXは同じEXアプリに対応していますが、会員契約やログイン先は異なります。普段利用しているサービスの公式サイトを選んでください。
古いOSのスマホでもブラウザなら使える?
アプリの対応OSと、Webサイトの利用環境は同じ条件ではありません。
そのため、EXアプリを更新できない端末でも、ブラウザからWeb版にアクセスできる場合があります。
ただし、Web版にも推奨・動作確認環境があるため、古いOSやブラウザで必ず利用できるとは限りません。
スマートフォンのブラウザから正常に操作できない場合は、公式サイトの利用環境を確認し、対応する別の端末やパソコンからのアクセスも検討してください。
また、アプリでは生体認証などで簡単にログインしていた人も、Web版では会員IDやパスワードの入力が必要になる場合があります。乗車直前に慌てないよう、ログインできるか事前に確認しておくと安心です。
予約済みの新幹線チケットはどうなる?
今回の変更で心配なのは、すでに予約した新幹線の扱いでしょう。
結論から言うと、旧バージョンのEXアプリが利用できなくなることと、予約済みの新幹線が取り消されることは別です。
JRの公式FAQでは、EXアプリとWeb版の予約情報は相互に反映されると説明されています。
予約情報はアプリの中だけで管理されているわけではありません。Web版の「予約確認/変更/払戻」からも、予約内容を確認できます。
したがって、アプリの旧バージョンが利用できなくなった場合でも、Web版にログインして予約済みの列車を確認することができます。
アプリを更新しないと新幹線に乗れない?
新幹線への乗車方法は、予約した商品や設定によって異なります。
例えば、通常のスマートEXで交通系ICカードを乗車用に指定している場合は、予約に紐付けたICカードで新幹線改札を通過する仕組みです。
この仕組みは、改札を通るときにEXアプリの画面を必ず表示しなければならないというものではありません。
ただし、乗車用ICカードの指定が正しく完了していることが前提です。スマートEXの公式案内では、予約人数全員のICカードが指定されていない場合、その予約ではICカードによるチケットレス乗車ができないと説明しています。
特に家族や複数人で予約している場合は、全員分の乗車方法を確認してください。
なお、紙のきっぷを受け取って利用できる商品もありますが、商品によってはチケットレス乗車に限定されています。予約ごとの乗車条件を確認することが大切です。
詳しい指定方法は、スマートEX公式「乗車用ICカードの指定方法」で確認できます。
乗車当日にアプリが開けなくなった場合
当日に更新案内が表示された場合は、まず公式Webサイトへアクセスして予約内容を確認してください。
- スマートEXまたはエクスプレス予約の公式Webサイトを開く。
- 利用している会員IDでログインする。
- 予約確認画面から乗車日・列車・区間・座席を確認する。
- 交通系ICカードで乗車する場合は、乗車用ICカードの指定状況も確認する。
- 予約商品に応じた方法で新幹線に乗車する。
Web版へ切り替えたからといって、新たに同じ列車を予約し直す必要はありません。先に既存の予約が確認できるかを調べてください。
誤って同じ列車を再購入すると、予約が重複するおそれがあります。また、変更・払戻には通常の利用条件が適用されるため、予約を操作するときは内容を確認してから確定するようにしましょう。
最新版10.0.4ではe5489・WESTERとの連携も拡充
今回のアップデートには、旧バージョンの利用終了だけでなく、新しい機能の追加も含まれています。
Google Playに掲載されているバージョン10.0.4の更新内容では、外部ID利用サービスの機能拡充が案内されています。
これは、JR西日本の「e5489」や共通会員サービス「WESTER」と、EXサービスを連携させるものです。
JR東海・JR西日本・JR九州は2026年8月6日、このサービス連携について共同発表しており、提供開始日を10月20日としています。
e5489で予約した列車をEXアプリから確認できる
これまでは、EXサービスで予約した新幹線と、e5489で予約した在来線特急などを確認する際、それぞれのサービスを開く必要がありました。
今回の連携では、EXアプリ上にe5489の予約情報を表示できるようになります。
例えば、EXサービスで新幹線を予約し、乗り継ぐ在来線特急をe5489で予約した場合、連携設定によって複数の予約情報をまとめて確認できます。
ただし、この機能を利用するには、あらかじめEX会員情報へWESTER IDを紐付ける必要があります。アプリを更新するだけですべてのe5489予約が自動的に表示されるわけではありません。
e5489への再ログインを省略できる
EXサービスからe5489へ移動する際のログイン操作も簡略化されます。
対応するのは「シングルサインオン」と呼ばれる仕組みで、サービスを切り替えるたびにログインし直す手間を減らせます。
こちらは、WESTER会員情報へEX会員IDを紐付ける設定が必要です。e5489の予約情報をEXアプリへ表示する場合とは、必要な連携設定が異なる点に注意してください。
WESTERの会員情報をEX会員登録に活用
新規会員登録についても、WESTERに登録済みの情報をEXサービスの会員登録に活用できるようになります。
これにより、両サービスを利用する人が新たに会員登録する際、必要な情報を最初から入力する負担を減らせます。
ただし、WESTER会員であれば自動的にスマートEXやエクスプレス予約の会員になるわけではありません。それぞれのサービスに必要な登録手続きや利用条件は引き続き適用されます。
連携機能はすべての会員が対象ではない
今回の連携機能は、一部のエクスプレス予約法人会員やスマートEXの海外向けサービス会員などが対象外となっています。
また、EXアプリとWESTERアプリで予約情報をまとめて確認できることは、EXサービスとe5489の予約契約が一つに統合されるという意味ではありません。
それぞれのサービスで購入した商品の変更・払戻条件などは、利用先の案内を確認する必要があります。
なお、今回追加されるEXアプリ上でのe5489予約情報表示は、アプリ固有の連携機能です。アプリが利用できないときにWeb版からEXサービスの予約を確認できることと、e5489を含めた情報をまとめて表示できることは同じではありません。
サービス連携の詳細は、JR東海・JR西日本・JR九州の共同発表資料(PDF)に掲載されています。
EXアプリ旧版終了でよくある疑問
スマートEXもエクスプレス予約も終了する?
終了しません。今回の案内はEXアプリの旧バージョンを利用できなくするもので、スマートEX・エクスプレス予約のサービス終了ではありません。
両サービスの会員は、最新版EXアプリまたは対応するWeb版を引き続き利用できます。
スマートEXとエクスプレス予約で別のアプリが必要?
必要ありません。公式EXアプリは両サービスに対応しています。
ただし、利用するサービスの会員情報でログインする必要があります。スマートEX会員とエクスプレス予約会員では、契約内容や商品価格などが異なります。
最新版がストアに表示されない場合は?
JR東海は、ストアに最新版が反映されていない場合などには、Webサイトを利用するか、時間をおいて更新を試すよう案内しています。
ストアの表示や配信状況は端末によって異なる場合があります。更新できないことだけを理由に、アプリの提供が終了したと判断する必要はありません。
OSを更新できないスマホは買い替えが必要?
最新版のEXアプリを利用するには対応OSが必要ですが、新幹線の予約サービスを利用するために必ずスマートフォンを買い替えなければならない、という発表ではありません。
まずはWeb版を利用できるか確認してください。古いスマートフォンのブラウザが対応していない場合は、別の対応端末やパソコンからの利用も選択肢になります。
今回の更新で新幹線の料金も変わる?
今回の旧バージョン終了は、アプリの利用環境と機能に関する変更です。10月20日のアップデートに伴って新幹線の予約料金を一律に変更するという発表ではありません。
一方、これとは別に、JR東海・JR西日本は2027年の「のぞみ」「みずほ」指定席特急料金とグリーン料金の改定を発表しています。変更時期や対象商品については、のぞみ・みずほ指定席の2027年値上げとEX予約への影響で詳しく紹介しています。
まとめ|旧版は利用終了、更新できない場合はWeb版で予約確認
EXアプリは2026年10月20日から、旧バージョンが利用できなくなります。
引き続きアプリを使う場合は、最新バージョン10.0.4への更新が必要です。対応するOSはiOS 18.0以降、Android 11.0以降となっています。
アプリの更新ができない場合は、まず公式Webサイトを確認してください。EXアプリとWeb版では予約情報が相互に反映されるため、Web版から予約内容を確認できます。
乗車日が近い人は、予約した列車だけでなく、乗車用ICカードの指定状況も確認しておくことが大切です。
また、最新版ではe5489・WESTERとの連携機能が拡充され、別々のサービスで予約した列車情報をまとめて確認しやすくなります。利用にはID連携などの条件があるため、必要な機能に応じて設定を確認してください。
公式発表・参考資料
本記事は2026年10月20日時点の公式発表、予約サービスの利用案内、アプリストアの掲載情報に基づいています。