- 11月16日は何の日?
- いいいろの日(11月16日)
- 幼稚園記念日(11月16日)
- 国際寛容デー(11月16日)
- 録音文化の日(11月16日)
- いいいろ塗装の日(11月16日)
- 自然薯の日(11月16日)
- いい色・色彩福祉の日(11月16日)
- いいビール飲みの日(11月16日)
- 源流の日(11月16日)
- いい囲炉裏の日(11月16日)
- ぞうさんの日(11月16日)
- 十六茶の日(毎月16日/11月16日)
- いい色髪の日(毎月16日)
- いい色・琉球びんがたの日(11月16日)
- フェイス&ボディペインティングの日(11月16日)
- 十六団子の日(3月16日/11月16日)
- トロの日(毎月16日/11月16日)
- インスタントラーメンの日(毎週日曜日/11月16日)
- エコの日(毎月16日/11月16日)
- 家族の日(11月第3日曜日/2025年は11月16日)
- 11月16日のまとめ
11月16日は何の日?

11月16日は、身近な景色や人との関わり、そして“思いやり”を静かに振り返らせてくれる記念日が集まっています。色を楽しむ「いいいろの日」、幼児教育の原点に触れる「幼稚園記念日」、寛容の精神を世界で呼びかける「国際寛容デー」など、テーマはさまざまですが、どれも日常の中で少しだけ心の余裕を取り戻すきっかけにつながります。
難しい準備は必要ありません。景色の色をゆっくり味わう、誰かの考え方を理解しようと耳を傾ける、昔の思い出を少し振り返ってみる——そのどれもが、今日を豊かにしてくれるはずです。
いいいろの日(11月16日)
11月16日は「いいいろの日」。日本記念日協会に登録されている記念日で、日付は「いい(11)いろ(16)」という語呂に由来します。色彩が与える心理効果や、暮らしの中の“色を楽しむ心”を大切にしてほしいという思いから制定されました。
今日は、街や部屋の中の色に少しだけ意識を向けてみませんか。観葉植物の緑、お気に入りの服の色、夕焼けのグラデーションなど、普段は流してしまう色をゆっくり味わうだけでも気分が柔らかくなります。小物や壁紙を変えるほど大きなことじゃなくても、スマホの壁紙を季節の色にするだけで、心の温度が少し上がります。
幼稚園記念日(11月16日)
11月16日は「幼稚園記念日」。1876年11月16日、日本初の官立幼稚園・東京女子師範学校附属幼稚園(現・お茶の水女子大学附属幼稚園)が、東京・神田に開園したことを記念した日です。ドイツの教育者フレーベルが提唱した「遊びを通した教育」の考え方を取り入れ、幼児期を単なる“子守り”ではなく、人格の土台を育てる大切な時期として位置づけたのが始まりとされています。
今日は、自分や家族の「はじめて通った園」を思い出してみたり、幼児教育がどんな力を育てているのかを少し調べてみるのもおすすめです。近所の園の前を通るときに、子どもたちの声に耳を澄ませてみると、あの頃の自分の姿が重なって見えるかもしれません。
国際寛容デー(11月16日)
11月16日は「国際寛容デー(International Day for Tolerance)」。1995年11月16日にユネスコ総会で「寛容に関する原則の宣言」が採択され、翌1996年、国連総会決議51/95によって国際デーのひとつとして制定されました。寛容とは、他者の文化・価値観・生き方の多様性を尊重し、受け入れ、感謝する姿勢を指します。
今日は、意見や背景が自分と違う相手の話を、途中で遮らず最後まで聞いてみる、SNSで強い言葉を使う前に一呼吸おくなど、小さな「寛容の実験」をしてみるのがおすすめです。違いを否定するのではなく、「そう考える人もいる」と受け止めることが、穏やかな毎日につながります。
録音文化の日(11月16日)
11月16日は「録音文化の日」。録音・録画・情報処理用メディアの業界団体だった日本記録メディア工業会が制定した記念日です。1878年(明治11年)11月16日、東京大学でイギリス人教師ジェームズ・ユーイングが、持参した蓄音機で日本初の録音・再生実験を行った史実に由来します。
カセットテープやMD、レコード、そして今のストリーミングまで、録音技術は暮らしと音楽の楽しみ方を大きく変えてきました。今日は昔よく聴いたアルバムを聞き直してみる、家族の声をボイスメモに残してみるなど、「音のタイムカプセル」を意識して過ごしてみてはいかがでしょうか。
いいいろ塗装の日(11月16日)
11月16日は「いいいろ塗装の日」。東京都渋谷区に事務局を置く一般社団法人・日本塗装工業会が、創立50周年を記念して1998年に制定した記念日です。日付は公募の結果、「いい(11)いろ(16)」という語呂合わせが選ばれ、色彩への関心を高め、塗装やペインティングの正しい理解を広めることが目的とされています。
橋やビル、住宅の外壁など、塗装は見た目を整えるだけでなく、防水・防錆や断熱といった機能面でも私たちの暮らしを守っています。今日は、自宅の壁や街の建物の色に少し目を向けてみたり、「塗り替えるならどんな色にしよう?」と想像してみるのも楽しいはず。色を変えるだけで、日常の景色が少し前向きに見えてくるかもしれません。
自然薯の日(11月16日)
11月16日は「自然薯の日」。静岡県熱海市で食事処「麦とろ童子」を営む清水元春さんが制定し、日本記念日協会に登録された記念日です。日付は「いいいも」の「も」を6に見立てた「い(1)い(1)いも(6)」の語呂合わせと、この時期が自然薯の最盛期であることに由来します。
自然薯は日本固有の山芋で、強いねばりと豊富な栄養が特徴。消化を助け、寒くなる季節の体力づくりにも役立つと言われます。今日はとろろご飯や味噌汁など、いつもの食卓に自然薯や山芋メニューをひと品取り入れて、冬に向けて体を温める日にしてみてはいかがでしょうか。
いい色・色彩福祉の日(11月16日)
11月16日は「いい色・色彩福祉の日」。色彩・環境・福祉を共通テーマに活動する一般社団法人・日本色彩環境福祉協会が制定し、日本記念日協会に登録されています。日付は「いい(11)色(16)」の語呂合わせからで、色が持つ心理的・生理的な力を理解し、福祉やまちづくりに生かす人材を育てることが目的とされています。
福祉施設の内装やサインの色、介護現場で使うカードやツールなど、色の工夫ひとつで人の安心感や意欲は大きく変わります。今日は身の回りの色が気分にどう影響しているかを意識してみたり、自宅の一角を「落ち着く色」「元気になれる色」で整えてみるなど、色の力を暮らしに取り入れる一日として過ごしてみてはいかがでしょうか。
いいビール飲みの日(11月16日)
11月16日は「いいビール飲みの日」。ビール業界の健全な発展と“適正飲酒”の啓発に取り組むビール酒造組合が制定し、2017年に日本記念日協会に登録された記念日です。日付は、アルコール関連問題啓発週間(11月10日〜16日)の最終日にあたり、「いい(11)ビール(16)」という語呂合わせから来ています。
特に女性に向けて「楽しく、でも飲みすぎない」ビールとの付き合い方を知ってもらうことが大きな狙いとされています。今日は、あえて量を一杯分に決めてじっくり味わう、飲む前後に必ず水を飲むなど、自分なりの“いいビール飲みルール”を一つ決めてみるのも良さそうです。
源流の日(11月16日)
11月16日は「源流の日」。吉野川・紀の川の源流に位置する奈良県川上村が制定し、日本記念日協会に登録された記念日です。2014年11月16日に「第34回全国豊かな海づくり大会~やまと~」の放流事業が村で行われたことをきっかけに、森と水の大切さを村ぐるみで考え、次の世代へ伝えていく日として定められました。
普段飲んでいる一杯の水も、遠くの山の森林によって支えられています。今日は水道の蛇口の向こう側にある「源流」に思いを向けてみたり、川や水辺のゴミ拾いに参加する、エコな商品を選ぶなど、自分にできる小さな“水を守る行動”を一つ決めてみるのも良さそうです。
いい囲炉裏の日(11月16日)
11月16日は「いい囲炉裏の日」。大阪市住吉区に本社を置き、囲炉裏道具や火鉢用品を扱う株式会社ちろりが制定し、2023年に日本記念日協会に登録された記念日です。日付は「いい(11)いろ(16)り」という語呂合わせから。
囲炉裏は暖房や調理の場であると同時に、人が自然と集まり、会話や絆が生まれる“団らんの中心”でもありました。今日は写真や動画で囲炉裏のある古民家や宿を眺めてみたり、次の旅で囲炉裏のある宿を選んでみるなど、炎を囲む時間をすこし想像してみてはいかがでしょうか。
ぞうさんの日(11月16日)
11月16日は「ぞうさんの日」。山口県周南市の市民プロジェクト「絵本と物語のある街」が制定した記念日で、童謡「ぞうさん」などで知られる作詞家・まどみちおさんの誕生日(1909年11月16日)にちなみます。周南市はまどさんの出身地でもあり、「子どもたちに物語と詩の世界をもっと身近に感じてほしい」という願いが込められています。
今日は「ぞうさん」の歌詞をあらためて読んでみたり、まどみちおさんの詩集や絵本を手に取ってみるのもおすすめです。シンプルな言葉の中に込められた優しさやユーモアが、大人の心にも静かに沁みてきます。
十六茶の日(毎月16日/11月16日)
毎月16日は「十六茶の日」。アサヒ飲料が、自社のブレンド茶「十六茶」をきっかけに、自分の身体や大切な人を思いやる日にしてほしいと制定した記念日です。日付は一年を通じて飲んでもらいたいという想いと、「十六茶」の名前から毎月16日に決まりました。
十六茶は、ハトムギや大麦、とうもろこし、黒豆など16種類の健康素材をブレンドした無糖茶。カフェイン控えめで、家族みんなで楽しめるのが魅力です。今日は食事や休憩のときに甘い飲み物を一杯だけ十六茶に代えて、体を気づかう小さな習慣を始めてみるのも良さそうです。
いい色髪の日(毎月16日)
毎月16日は「いい色髪の日」。生活用品や化粧品を幅広く手がける花王グループの販売会社・花王グループカスタマーマーケティングが制定した記念日で、「いいい(1)ろ(6)=いい色」という語呂合わせに由来します。セルフヘアカラーをもっと身近に、そして正しい使い方を広めたいという思いから、日本記念日協会にも登録されています。
今日は髪色を変えなくても、ブラシやトリートメントを丁寧に使う「いたわりデー」にしてみるのもおすすめです。次に挑戦してみたい色を考えながら、公式サイトで使い方やケア方法をチェックしてみてはいかがでしょうか。
いい色・琉球びんがたの日(11月16日)
11月16日は「いい色・琉球びんがたの日」。沖縄の伝統染物・琉球びんがたの技を次世代へつなぐため、一般社団法人・琉球びんがた普及伝承コンソーシアムと琉球びんがた事業協同組合が制定し、2019年に日本記念日協会に登録されました。日付は「いい(11)いろ(16)」の語呂合わせと、11月が「伝統的工芸品月間」であることに由来します。
琉球びんがたは、南国の光に映える鮮やかな色彩と、吉祥文様を中心とした華やかなデザインが魅力の染物です。今日は作品画像や動画を眺めてお気に入りの柄を探してみたり、ハンカチや小物など身近なアイテムを一つ取り入れて、沖縄の伝統色を日常に添えてみてはいかがでしょうか。
フェイス&ボディペインティングの日(11月16日)
11月16日は「フェイス&ボディペインティングの日」。特定非営利活動法人・日本フェイスペイント協会が、創立20周年を機に制定し、日本記念日協会に登録された記念日です。日付は「いい(11)い(1)ろ(6)」=いい色の語呂合わせからで、安全な絵の具の使い方や確かな技術を広め、フェイス&ボディペイントを安心して楽しめる文化として根付かせることが目的とされています。
今日はイベント写真を眺めたり、動画で簡単な描き方をチェックしてみるのもおすすめです。子ども向けのペイントなら、水で落ちる専用絵の具やシールタイプを選べば、自宅でも気軽に「ちょっと特別な一日」を演出できます。
十六団子の日(3月16日/11月16日)
3月16日と11月16日は、ともに「十六団子の日」とされる年中行事です。東北や北陸を中心とした農村では、山にいる田の神さまが春に里へ降り、秋〜初冬に山へ帰っていくと考えられてきました。その節目となる日に、杵と臼でついた餅を16個の団子に丸めて供え、豊作への感謝と来年の実りを祈る風習が受け継がれています。
現代では米粉などで手軽に団子を作り、家族で分け合って食べる形にアレンジされることも多いようです。今日は16個のお団子を意識して作ってみたり、日本各地に残る田の神行事を調べてみるなど、足元の食文化に目を向けてみる一日にしてみてはいかがでしょうか。
トロの日(毎月16日/11月16日)
毎月16日は「トロの日」。全国で回転寿司チェーン「かっぱ寿司」を展開するカッパ・クリエイト株式会社が、日本記念日協会に申請して制定した記念日です。日付は「1」と「6」を組み合わせて「トロ」と読む語呂合わせから。人気ネタであるマグロのトロをもっと楽しんでもらい、寿司業界全体を盛り上げることが目的とされています。
今日は近所の回転寿司やテイクアウトでトロを一皿だけプチ贅沢してみたり、マグロの部位や旬について調べてみるのも良さそうです。脂のうまみをじっくり味わいながら、小さな“ごほうびデー”にしてみてはいかがでしょうか。
インスタントラーメンの日(毎週日曜日/11月16日)
毎週日曜日は「インスタントラーメンの日」。日本即席食品工業協会が1982年10月に制定した記念日で、家庭で気軽に楽しめるインスタントラーメンの魅力を、週に一度あらためて味わってもらおうという思いが込められています。
世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が誕生したのは1958年。お湯さえあればすぐ食べられる便利さから、いまや世界中で年間数百億食が消費される“世界食”になりました。今日はいつもの作り方に卵や野菜を足してみたり、防災用のストックを点検しつつ一杯味わってみるなど、ラーメンと暮らしの関わりを見直してみるのも良さそうです。
エコの日(毎月16日/11月16日)
毎月16日は「エコの日」。京都議定書が発効した2005年2月16日にちなみ、京都市が毎月16日を「DO YOU KYOTO?デー(環境に良いことをする日)」と定めたことから広まりました。地球温暖化やCO2削減は大きなテーマですが、まずは身近な一歩から。
今日はいつもより一駅分歩いてみる、マイボトルを持ち歩く、使っていない照明をこまめに消すなど、自分にできるエコ習慣を一つだけ増やしてみませんか。
家族の日(11月第3日曜日/2025年は11月16日)
11月の第3日曜日は、日本政府が定めた「家族の日」です。2007年度から内閣府(現在はこども家庭庁)が、こどもや家庭を社会全体で支える大切さを広めるために創設し、その前後1週間は「家族の週間」とされています。
2025年の家族の日は11月16日。特別なイベントがなくても、同じ食卓を囲んでゆっくり話をしたり、離れて暮らす家族に電話やメッセージを送ってみるだけでも、絆を確かめるきっかけになります。今日は「いつもありがとう」を一言だけでも伝えてみませんか。
11月16日のまとめ
11月16日は、「いいいろの日」「いいいろ塗装の日」「いい色・色彩福祉の日」「いい色・琉球びんがたの日」など、色にまつわる記念日がとても多い一日です。暮らしや街並みの色に目を向けてみるだけで、普段見慣れた景色が少し違って見えてくるはず。
一方で、「幼稚園記念日」「国際寛容デー」「源流の日」「家族の日」など、人とのつながりや寛容さ、水や環境の大切さを考えるきっかけになる記念日も並びます。さらに、自然薯やビール、トロ、インスタントラーメンなど“食”にまつわる日も多く、心と体の両方をいたわるヒントがぎゅっと詰まっています。
すべてを意識する必要はありません。今日は色を楽しむ、家族に連絡してみる、環境や水に少し思いを向ける、ちょっとだけ贅沢な一品を味わう——そのうちどれか一つでも選べたら、「11月16日をちゃんと味わった」と胸を張っていい一日になるはずです。