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2025年Google検索ランキング徹底解説|総合急上昇TOP10と47都道府県別トレンドで読み解く今年の世相

目次
  1. 2025年Google検索ランキングとは?“急上昇ワード”で振り返る1年
  2. 総合急上昇ランキングTOP10と今年のキーワード
  3. カテゴリ別Google検索ランキングで見える2025年のブーム
  4. 47都道府県別Google検索ランキングの特徴
  5. 2025年Google検索ランキングから見える“今年の空気”
  6. 2025年「新語・流行語大賞」とGoogle検索ランキングの違い
  7. まとめ ─ 検索ランキングは「今年の日本の空気」を映す鏡

2025年Google検索ランキングとは?“急上昇ワード”で振り返る1年

Googleが毎年公開している「Google検索ランキング(Year in Search)」は、単純な“年間検索数ランキング”ではなく、「前年と比べて検索数が大きく伸びたキーワード=急上昇ワード」を集めた一覧です。2025年版も同じく、2025年1月1日〜11月20日のあいだに検索数が急増した言葉をもとに、今年の話題や流行をカテゴリ別にランキング化しています。

そのため、いつも検索されている一般名詞や定番サービス名はランクインしにくく、代わりに「大きなニュースになった人物」「放送開始と同時に話題をさらったドラマやアニメ」「発表されたばかりの新作ゲーム」「急にバズったレシピやグルメ」など、その年ならではの出来事が上位を占めるのが特徴です。実際、2025年の日本版ランキングでも、総合急上昇TOP10には俳優・政治家・スポーツイベント・大型ゲームタイトルが混在し、多様な“2025年らしさ”が現れています。

また、今年はジャンル別ランキングも充実しており、

  • 人物/ニュース
  • 映画・ドラマ・アニメ
  • ゲーム
  • 「歌詞」検索・鼻歌検索で見られた楽曲トレンド
  • レシピ・グルメ など、細かく分けて傾向を追うことができます。特に音楽カテゴリでは、米津玄師「IRIS OUT」やMrs. GREEN APPLE「ダーリン」など、アニメ主題歌を中心に検索が急上昇したことも公式に示されています。

さらに、全国47都道府県ごとに「その地域で2025年に急上昇したキーワード」をまとめた“都道府県別ランキング”も公開されています。バーガーキングやドン・キホーテのようなチェーン店名が1位の県もあれば、地元サッカークラブやローカルイベント、地震・停電などの災害関連ワードが上位に来ている地域もあり、「地域によってこんなに検索ニーズが違うのか」という発見がある内容です。

この記事では、この「2025年Google検索ランキング」をベースに、

  1. 総合急上昇ランキングTOP10
  2. 映画・ドラマ・ゲームなどカテゴリ別トレンド
  3. 47都道府県別ランキングの特徴
    を順番に整理しながら、2025年の日本で何が注目され、どんな出来事が人々を検索に向かわせたのかを、できるだけわかりやすく振り返っていきます。

総合急上昇ランキングTOP10と今年のキーワード

2025年のGoogle検索トレンドを象徴するイラスト。検索窓の周囲に芸能人、スポーツ、ゲーム、ニュース、経済など多様な話題が配置されている

まずは、2025年の日本における「総合急上昇ランキング」TOP10です。
Googleトレンド「検索で振り返る 2025」日本版と、Google公式ブログ・各種報道をもとに整理すると、順位は次のようになっています。

  1. 中居正広
  2. 遠野なぎこ
  3. 高市早苗
  4. 永野芽郁
  5. ドジャース 対 ブルージェイズ
  6. モンスターハンターワイルズ
  7. Pokémon LEGENDS Z-A
  8. 東京2025世界陸上
  9. 国分太一
  10. フジテレビ

ここから見えてくるのは、「エンタメ」「政治」「スポーツ」「ゲーム」「メディア」という、今の日本の関心ごとを象徴する5つの軸です。それぞれ、なぜ2025年に検索数が急上昇したのかを、ざっくり振り返ってみます。


1位:中居正広 – 国民的MCの“完全復帰”と大型番組ラッシュ

総合1位はタレントの中居正広さん。
病気療養からの本格復帰後、大型特番やレギュラー番組への出演が相次いだことで、「体調は大丈夫なのか」「いつどの番組に出るのか」といった関心が一気に高まりました。特に年明けの復帰会見や、秋以降のゴールデン帯の新番組スタート前後には検索が大きく跳ね上がったとされています。


2位:遠野なぎこ – 歯に衣着せぬ発言とSNS・ワイドショーでの注目

2位は、タレント・女優の遠野なぎこさん。
ワイドショー出演時の率直なコメントや、SNS上での本音投稿がたびたびニュース化され、「あの発言の真意は?」「最新の投稿が見たい」という視聴者の関心が検索に直結しました。恋愛やメンタルヘルスに関する赤裸々な告白も話題を呼び、2025年を代表する“バズ発言”の発信者として名前が急浮上した形です。


3位:高市早苗 – “女性初の総理大臣”就任と政策への関心

3位には、高市早苗内閣総理大臣がランクイン。
日本初の女性首相として就任したこと自体が歴史的ニュースであり、就任直後から「経歴」「家族」「政策」「会見内容」など、あらゆる情報が検索されました。特に就任会見や初の所信表明演説前後の検索急増が大きく、政治カテゴリーのワードとしては突出した伸びを見せています。


4位:永野芽郁 – 話題作への連続主演で“2025年の顔”に

4位は俳優の永野芽郁さん。
2025年は連続ドラマや映画での主演作が相次ぎ、朝の情報番組やバラエティ出演も含めテレビ露出が大幅に増加。「ドラマ名+役名」「衣装」「髪型」など、出演作と組み合わせた検索も多く、1年を通じて名前の検索数がじわじわと積み上がりました。


5位:ドジャース 対 ブルージェイズ – メジャーリーグの“日本人大活躍カード”

5位には、メジャーリーグの試合カード「ドジャース 対 ブルージェイズ」が入りました。
日本人スター選手どうしの対戦カードとして注目を集めたほか、試合前後のハイライト動画や成績、現地の反応を追いかける検索が殺到。WBC以降、高い関心が続くメジャーリーグ観戦文化が、検索ランキングにもはっきり表れた形と言えます。


6位:モンスターハンターワイルズ – 期待値MAXのシリーズ最新作

6位は、カプコンの人気シリーズ最新作「モンスターハンターワイルズ」。
正式タイトルの発表や新PV公開、発売日の告知など、情報が出るたびに検索が急上昇しました。対応ハードや新要素、登場モンスターの予想など、ゲームファンの考察需要も大きく、「ゲーム系ワード」の中でも突出した存在になっています。


7位:Pokémon LEGENDS Z-A – シリーズ新作への期待と考察ブーム

7位には「Pokémon LEGENDS Z-A」がランクイン。
LEGENDSシリーズ第2弾として発表され、舞台がどこになるのか、既存作品とのつながりはどうなのかなど、発表直後から考察動画・記事が大量に出ました。発売前からの“情報追いかけ”需要が検索を押し上げた典型パターンです。


8位:東京2025世界陸上 – パリ五輪後の“次の大舞台”

8位は「東京2025世界陸上」。
パリ五輪後の陸上界にとって最大のイベントとして、日本開催が決まった時点から「日程」「会場」「チケット情報」が検索されました。日本人選手の活躍や、世界記録への期待も重なり、スポーツニュース系ワードとして高い伸びを見せています。


9位:国分太一 – 司会者・タレントとしての再評価

9位は、タレントの国分太一さん。
長年の司会業に加え、2025年は特番や情報番組での活躍が目立ち、「番組名+国分太一」で検索されるケースも多く見られました。中居さんと同様、“MCとして番組を支える存在”への注目が、検索数として可視化された例と言えます。


10位:フジテレビ – 局全体がニュースの中心に

10位には、単独の番組名ではなく「フジテレビ」という放送局名がそのまま入っています。
大型改編や看板番組の終了・スタート、報道姿勢をめぐる議論など、2025年はフジテレビ関連ニュースが相次ぎました。「どの番組の話なのか」「公式発表はどうなっているのか」を確かめるため、局名で検索するユーザーが多かったことがうかがえます。


総合TOP10から見える“2025年らしさ”

こうして見ると、2025年の総合急上昇ランキングTOP10は、

  • 中居正広/国分太一/永野芽郁/フジテレビ
    → テレビ文化と芸能ニュース
  • 高市早苗
    → 政治の大きな節目
  • ドジャース対ブルージェイズ/東京2025世界陸上
    → 国際スポーツイベントへの関心
  • モンスターハンターワイルズ/Pokémon LEGENDS Z-A
    → 依然として強い“ゲーム大国・日本”の存在感
  • 遠野なぎこ
    → SNS時代ならではの“発言でバズるタレント”

といった要素で構成されています。

テレビ・政治・スポーツ・ゲーム・SNS発のバズ——
これらが組み合わさることで、「2025年、日本人がどんな画面を見て、どんな話題で盛り上がっていたのか」がかなりはっきり浮かび上がってきます。

カテゴリ別Google検索ランキングで見える2025年のブーム

2025年のGoogle検索ランキングを示すイメージ。日本地図と検索窓、PCとスマートフォンのデータ画面が描かれている

総合急上昇ランキングとは別に、Googleの「検索で振り返る 2025」日本版では、いくつかのテーマごとに細かいランキングも公開されています。ここでは、そのなかから2025年らしさがよく出ているカテゴリをピックアップして整理します。

万博パビリオンランキング:行列ができた“未来の国”はどこか

大阪・関西万博関連では、「どのパビリオン名がもっとも検索されたか」を集計した万博パビリオンランキングが用意されています。検索上位には、クウェートやイタリアといった国別パビリオンに加え、「未来の都市パビリオン」「ヨルダンパビリオン」など、中東や新興国の展示が多く並びました。

これは、会場でひときわ目を引く外観デザインや話題性のある展示が、来場前後の「どこに行くべきか」「あの建物は何だったのか」という検索行動につながった結果と考えられます。現地での行列やSNSの写真が、検索ランキングというかたちで可視化されたと言ってよさそうです。

ぬいぐるみランキング:キャラクター消費と“推し活”の現在地

「◯◯ ぬいぐるみ」で急上昇したキーワードを集計した、ぬいぐるみランキングも象徴的です。ここでは、SNSで大きな話題になった「ラブブ」や、「新語・流行語大賞」でもおなじみの「ミャクミャク」のぬいぐるみが上位に入り、ほかにもディズニーのスティッチや『チェンソーマン』のポチタ、ポケモンの人気キャラなどが並んでいます。

アニメ・ゲーム・テーマパーク・万博公式キャラが一列に並ぶこのランキングは、2025年のキャラクタービジネスと“推し活”消費の縮図と言えるでしょう。画面の中で好きになったキャラクターを、「ぬいぐるみ」という形で手元に迎えたいという欲求が、検索行動からもくっきり見えてきます。

「◯◯界隈」ランキング:コミュニティをラベリングする言葉たち

今年は、「◯◯界隈」と呼ばれるネットスラング系の言い回しにもスポットライトが当てられました。ランキングには、「もんた界隈」「残業キャンセル界隈」「ぷくぷく界隈」など、一見すると正体不明なワードが並びます。

どれもX(旧Twitter)などで生まれたミームや、日常のちょっとした行動・価値観をネタ化した言葉です。「界隈」というラベルをつけることで、自分が属するコミュニティやライフスタイルを、軽い自虐やユーモアを込めて表現する文化がさらに浸透していることがわかります。仕事、お金、メンタルヘルスといったテーマが多いのも、2025年の空気感をよく表しています。

歌詞検索ランキング:サブスク時代でも“言葉”を読み込みたい

音楽分野では、「曲名+歌詞」で検索された回数を集計した歌詞検索ランキングが公開されています。ここでは、米津玄師「IRIS OUT」やヨルシカ「ライラック」など、アニメ主題歌や物語性の強い楽曲が上位を占めました。

サブスクで気軽に聴ける時代になっても、「歌詞の意味をきちんと知りたい」「もう一度文字で味わいたい」というニーズは根強く、むしろアニメ・ドラマとのタイアップによって、その欲求が強まっていることがうかがえます。音楽と物語、映像コンテンツの結びつきが、検索ランキングからも読み取れる結果です。


47都道府県別Google検索ランキングの特徴

2025年は、全国版だけでなく「都道府県別Google検索ランキング」も公開されました。各都道府県ごとに、その地域で急上昇したキーワードTOP5をまとめたもので、ローカルな関心ごとがダイレクトに反映されています。

たとえば、ある県では「バーガーキング」が1位になっており、新店舗のオープンやキャンペーンがニュースとして大きく取り上げられた影響がうかがえます。別の県では、「ドン・キホーテ」や地元スーパーの名前、Jリーグクラブのチーム名などが上位に入り、さらに地震・停電などの災害関連ワードが検索を大きく押し上げた地域もあります。

全国版ランキングが「日本全体のトレンド」を示すものだとすれば、都道府県別ランキングは「ローカルの関心地図」とも言える存在です。同じ年に同じ日本で暮らしていても、住んでいる地域によって、毎日検索しているキーワードがこれほど違うのか——そのギャップを眺めるだけでも、なかなか興味深いデータになっています。


2025年Google検索ランキングから見える“今年の空気”

2025年度Google検索急上昇ワードの地域別トレンドを示すイメージ。都道府県ごとの話題と共に人物とノートパソコンが描かれている

ここまで見てきた総合急上昇ランキング、各種カテゴリ、47都道府県別ランキングをまとめると、2025年の日本にはいくつかの大きな特徴が浮かび上がります。

まず、政治・スポーツ・エンタメ・ゲームが、同じ土俵の上で検索されていること。
「中居正広」「高市早苗」「モンスターハンターワイルズ」「Pokémon LEGENDS Z-A」「東京2025世界陸上」といったワードが、一つのリストの中で肩を並べている事実は、ニュースと娯楽が同じ強度で人々の関心を引きつけていることを示しています。

次に、リアルイベントとオンラインコンテンツのハイブリッド化です。
大阪・関西万博のパビリオンや人気ぬいぐるみランキング、アニメ主題歌を中心とした歌詞検索の伸びなどは、「現地での体験」と「SNSや動画での盛り上がり」がセットになって広がっていることを物語っています。

そして、「◯◯界隈」に代表されるネットスラング系ワードの存在。
仕事、恋愛、お金、健康…さまざまな不安や悩みが、コミュニティごとの“空気”として切り取られ、半分ネタ、半分本気の言葉として広がっている様子が、ランキングから透けて見えます。

検索ランキングは、「今年何が流行ったのか」を振り返るだけでなく、「日本で暮らす人たちが、どんなことに引っかかり、何に笑い、何に不安を覚えていたのか」という感情の流れも教えてくれます。2025年のGoogle検索ランキングは、その意味でも、かなり“今の日本らしさ”が凝縮された1年分のログと言えるのではないでしょうか。

2025年「新語・流行語大賞」とGoogle検索ランキングの違い

2025年の「現代用語の基礎知識選 T&D保険グループ 新語・流行語大賞」では、年間大賞に高市早苗首相のフレーズ

働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相

が選ばれました。

トップテン入りした言葉には、次のようなワードが並んでいます。

  • エッホエッホ
  • オールドメディア
  • 緊急銃猟/クマ被害
  • 国宝(観た)
  • 古古古米
  • 戦後80年/昭和100年
  • トランプ関税
  • 二季
  • ミャクミャク

一方、Googleの「検索で振り返る 2025」総合(急上昇)ランキングでは、

  • 中居正広
  • 遠野なぎこ
  • 高市早苗
  • 永野芽郁
  • ドジャース 対 ブルージェイズ

といった“人名や出来事そのもの”が上位を占めています。

同じ2025年を振り返っているのに、両者で並ぶ言葉はかなり違います。このギャップには、次のような特徴があります。

流行語大賞:フレーズとしての「切り取り」

流行語大賞は、その年の世相をよく表している「言い回し」や「キャッチコピー」に光を当てる賞です。

  • 高市首相の「働いて働いて働いて…」
  • 気候変動をめぐる「二季」
  • 万博公式キャラに由来する「ミャクミャク」

など、ニュースや出来事そのものではなく、「どんな言葉で語られたか」が評価されます。

Google検索ランキング:名前・出来事そのもの

一方でGoogle検索ランキングは、「その年に検索が急上昇した固有名詞」の一覧です。

  • 高市早苗
  • 中居正広
  • ドジャース 対 ブルージェイズ

といった具合に、「誰が」「どの試合が」「どの作品が」話題になったのかが、ストレートに並びます。

たとえば高市首相の場合、

  • 流行語大賞ではスピーチの一節「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」
  • Google検索では名前そのもの「高市早苗」

という形で、それぞれ別の角度から2025年を切り取っているわけです。

2つを並べると見えてくるもの

  • 流行語大賞だけを見ると、「クマ被害」「二季」「ミャクミャク」など、言葉だけが独立して並び、背景事情が少し見えにくくなります。
  • Google検索ランキングだけを見ると、「なぜその人物・出来事が話題になったのか」という“文脈”がぼんやりしがちです。

両方を見比べることで、

  • どんなニュースが
  • どんなフレーズで語られ
  • どれくらいの人に届いたのか

が、かなり立体的に浮かび上がってきます。
2025年を振り返るときも、「言葉のランキング」と「検索のランキング」をセットで眺めると、その年の空気をより深く掴めるはずです。


まとめ ─ 検索ランキングは「今年の日本の空気」を映す鏡

2025年のGoogle検索ランキングをあらためて整理してみると、いくつかのポイントが見えてきます。

  1. ニュースと娯楽が同じ強度で検索されている
    • 「高市早苗」「中居正広」「ドジャース 対 ブルージェイズ」「モンスターハンターワイルズ」「Pokémon LEGENDS Z-A」など、政治・芸能・スポーツ・ゲームが一つのリストに並んでいます。
    • リアルな社会の動きも、エンタメも、どちらも同じように“気になったらまず検索する”対象になっていることがわかります。
  2. リアルイベントとオンラインの盛り上がりが一体化している
    • 大阪・関西万博のパビリオン名、ミャクミャクやラブブのぬいぐるみ、アニメ主題歌の歌詞検索など、現地イベントとネット上の話題がセットで伸びました。
    • 会場での体験やテレビ放送、SNSでの拡散が、検索行動と密接に結びついていることがうかがえます。
  3. 「◯◯界隈」に代表されるネットスラングが、世代ごとの空気を映している
    • 「もんた界隈」「残業キャンセル界隈」など、ネット独自のミームもランキングに登場しました。
    • 仕事やお金、メンタルヘルスといったテーマが、半分ネタ・半分本音の言葉として共有されている様子が見て取れます。
  4. 47都道府県別ランキングには“ローカルの関心”がストレートに出る
    • 地震やクマ被害、地元企業やスポーツチームなど、その地域ならではの検索ワードが上位に入っています。
    • 同じ一年を過ごしていても、住んでいる場所が違えば「毎日検索している言葉」も大きく違う――そんな日本の姿が浮かび上がります。

こうしたランキングは、「今年どんな言葉が流行ったか」を知るだけのものではありません。

  • どのニュースで不安を覚え
  • どのコンテンツで盛り上がり
  • どんな言葉に笑ったり、傷ついたりしたのか

といった、私たちの感情の動きまで、かなり細かく記録してくれています。

2026年以降も、Google検索ランキングはその年ならではの“空気”を映し続けるはずです。
今年のデータをいちど丁寧に振り返っておくことで、来年また新しいランキングが発表されたとき、「あのときから何が変わったのか」「どんな流れが続いているのか」を、より深く味わえるようになるのではないでしょうか。

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