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コードヴェイン2 忖度なしレビュー|面白い?つまらない?割り切りポイントと正直評価まとめ

コードヴェイン2 忖度なしレビュー|まず結論から

『コードヴェイン2』は、ハマる人には強烈に刺さる一方で、合わない人にはかなり早い段階で違和感が出るタイプの作品です。
万人向けに整えられたアクションRPGではなく、明確に「割り切り」を要求される作りになっています。

本記事では、良い点だけを持ち上げることも、シリーズファンだからといって甘く評価することもしません。
実際に遊んで感じた手触りをベースに、「どこが楽しく、どこで好みが分かれるのか」「どんな人なら満足できて、どんな人にはおすすめしにくいのか」を正直に整理します。

先に結論だけ言ってしまうと、
アクションの歯ごたえやビルド構築を楽しめる人にとっては中毒性の高い一本ですが、テンポや快適性を重視する人には注意点も多い作品でした。

ここから先は、
・刺さる人/刺さらない人の分かれ目
・割り切りが必要なポイント
・良かった点と気になった点
を順番に掘り下げていきます。

「結局、自分は買うべきか?」を判断する材料として、参考になれば幸いです。

基本情報(CODE VEIN II/コードヴェイン2)

  • タイトル:CODE VEIN II
  • ジャンル:ドラマティック探索アクションRPG
  • 対応機種:PlayStation 5/Xbox Series X|S/Steam
  • 発売日:2026年1月29日(PS5/Xbox Series X|S)、2026年1月30日(Steam)
  • CERO:D
  • 価格(日本公式表記):
    • PS5/Xbox Series X|S 通常版:8,100円+税(ダウンロード版も同価格)
    • Steam:オープン価格
  • メーカー(発売元):バンダイナムコエンターテインメント
  • 公式サイト:https://www.code-vein.com/
  • 公式X(旧Twitter):@CODE_VEIN

あらすじ・世界観

  • 人間とレヴナントが共存する未来で、突如現れた「Luna Rapacis(ルナ・ラパキス)」の影響により、レヴナントが“ホラー(Horrors)”へ変貌し、世界が崩壊へ向かう。
  • プレイヤーは吸血鬼ハンターとして、時を操る力を持つ少女「ルゥ(Lou)」とともに“過去”へ渡り、破滅を止めるために戦う(時間改変が物語の大きなテーマ)。

『CODE VEIN II(コードヴェイン2)』は、崩壊した近未来世界を舞台にした「ドラマティック探索アクションRPG」。対応機種はPS5/Xbox Series X|S/Steamで、CEROはD。PS5/Xbox版は2026年1月29日に発売され、Steamはストア表記では同日(1月29日)解禁。国内向け告知ではSteam版を1月30日としている表記もあるため、PC版は地域・時差で解禁タイミングが前後する点は押さえておきたい。

コードヴェイン2 どんなゲーム?

『CODE VEIN II(コードヴェイン2)』は、崩壊した近未来世界を舞台に、バディと行動しながら探索と戦闘を進める「ドラマティック探索アクションRPG」です。強大な吸血鬼との死闘と、時間を越える物語が大きな軸になっています。

物語面では、プレイヤーは吸血鬼ハンターのひとりとして“世界の崩壊を止める使命”を託され、時間を越える力を持つ少女とともに過去へ向かう、という流れが公式・報道で明示されています。

ゲーム体験としては、バディと共にフィールドを探索し、戦闘では独自の吸血・血の力を活かしたアクションで突破していく設計。Steamストア説明でも「バディと探索」「強大な吸血鬼との死闘」「時間を越えた壮大な物語」という要素が中核として書かれています。

良かった点

1)アクションの手応えが明確で、戦っている実感が強い

コードヴェイン2のバトルは、敵の攻撃を見て判断し、ミスをすればはっきりと返される設計になっています。
ゴリ押しが通りにくく、立ち回り・距離感・スキル選択の精度がそのまま結果に反映されるため、勝てたときの納得感が強いです。

難易度は決して低くありませんが、「理不尽さ」よりも「自分の判断ミス」が原因だと理解しやすく、やり直すモチベーションが保たれます。


2)ビルド構築の自由度が高く、試行錯誤が楽しい

武器・スキル・能力構成の組み合わせによって、戦い方の方向性を大きく変えられるのは本作の大きな魅力です。
正解をなぞるというより、「今の自分に合った形を探す」楽しさがあり、調整する時間そのものが遊びになっています。

一度作ったビルドに固執せず、敵や状況に応じて組み替える余地がある点も好印象です。


3)探索と戦闘が噛み合っており、テンポが崩れにくい

フィールド探索は、単なる移動時間になりにくく、常に緊張感を保ったまま進める作りです。
敵配置や地形の使い方に意味があり、探索と戦闘が分断されていません。

進むたびに「次はどう来るか」を考えさせられるため、ダラっとした時間が少なく、集中力を保ちやすいです。


4)バディシステムが難易度調整として機能している

バディの存在は、単なるサポート役ではなく、戦術の一部として組み込まれています。
助けられる場面も多いですが、完全に任せきりにはできず、自分の立ち回りが前提になるバランスです。

ソロプレイが苦手な人にとっての救済でありつつ、アクションの緊張感を壊さない点は評価できます。


5)世界観とストーリーがプレイの動機になっている

荒廃した世界観やキャラクター同士の関係性が、単なる背景設定に留まらず、先を見たくなる理由として機能しています。
戦闘や探索を進める動機が「強くなるため」だけでなく、「物語を知りたい」という方向にも伸びているのは好印象です。

アクションRPGとしてだけでなく、物語体験としても一定の引力があります。


気になった点

1)パフォーマンスが不安定になりやすい

現時点でいちばん大きい懸念はここです。環境によってはフレームレート低下やカクつきが起きやすく、特に広いエリア・負荷がかかる場面で体験の気持ちよさを削りやすいタイプ。Steamでも発売直後の評価が伸び切らない最大要因として“最適化”が挙げられています。

2)発売直後に“操作・UIまわり”の不具合修正が入っている

これは事実として押さえておきたいポイント。Ver.1.0.1/1.0.2では、ロックオン時のカメラ距離・角度の調整、ミニマップ表示の不具合、言語選択画面でカーソルが反応しなくなる問題、バディの台詞が再生されない問題などが修正対象になっています。
さらにVer.1.0.3では、キャラメイクの「外見保存」データが特定操作で消える問題が修正されています。
つまり、今の時点でレビュー本文に入れるなら「快適性は“アップデート前提で変動する”」という注意書きは必要になります。

3)敵・ボスの“見た目や体験の重複”が気になりやすい

戦闘自体が面白くても、敵やボスのバリエーションが似通って見えたり、同じような手触りの戦いが続くと、どうしても新鮮味が薄れます。ここはレビューでも繰り返し指摘されている弱点で、周回や寄り道を増やすほど気になりやすいタイプの欠点です。

4)探索が“広いだけ”に感じる瞬間が出やすい

オープン寄りの作りになったことで、ハマる人には「遊べる密度が増えた」になる一方、好みによっては「景色や構造が単調で、探索が作業になりやすい」と感じる瞬間も出ます。ダンジョンや風景の印象が伸び悩む、という評価も出ています。

5)難易度の波がやや荒く、だれる区間と急な山が出やすい

中盤で一度テンポが落ち、その後に難度が跳ねるような波がある、という指摘があります。ここは“得意な人ほど平坦/苦手な人ほど急坂”になりやすいので、評価が割れやすいポイントです。

コードヴェイン2は「どこまで付き合える死にゲー」か

このゲームを忖度なしで語るなら、いちばんの判断軸はここです。
難しいかどうかではなく、“失敗したときに、もう一回やる気が残る設計か”で向き不向きが決まります。

付き合える人:失敗の原因が「自分の判断」に戻ってくるタイプ

本作は、強敵・強ボスを前提にした探索アクションRPGとして設計されていて、基本は「敵の動きに合わせて、戦い方を組み替えて突破する」タイプです。
この前提が好きな人(学習して上手くなるのが楽しい人)は、トライ&エラー自体が報酬になります。

折れやすい人:失敗のたびに“ストレスが積み上がる”ポイントが刺さるタイプ

死にゲーで心が折れるのは、難しさそのものよりも「再挑戦までのストレス」が積み上がるとき。
発売直後の段階では、カメラ挙動(ロックオン時の距離・角度)やHUD表示、ストレージ周りなど“快適性”に手が入るアップデートが出ているので、体験の滑らかさは環境やバージョンで変動しやすいです。

本作が上手いところ:難易度を「バディ」で調整できる設計

本作はバディ(パートナー)要素が明確に用意されていて、共闘で助けてもらうだけでなく、能力を強化する方向にも作用するのが特徴です。
ここがあるので、純粋なソロ専用死にゲーよりも「付き合える幅」は広い。一方で、バディ込みの体験が合わない人には、ここがそのまま好みの分岐点にもなります。

ここが“忖度なし”の結論

  • 失敗しても「次はこうする」が思いつく人は、付き合える(むしろ燃える)
  • 失敗のたびに、カメラ・UI・処理落ちなど“操作外のストレス”が気になる人は、付き合いにくい(評価が下がりやすい)
  • バディで難易度の受け止め方を調整できるのは強み。ただし「バディ込みの攻略」が性に合うかで満足度が割れる

忖度なしスコア

コードヴェイン2は、アクションの手応えとビルド構築の試行錯誤が気持ちよく、刺さる人には長時間遊べる中毒性がある一方で、発売直後の段階では“快適性”が足を引っ張りやすい作品です。
特にパフォーマンス面は環境差が出やすく、Steamでも初動で評価が割れています。

また、発売直後から複数回のパッチで、ミニマップ表示不具合や言語選択時の操作不能、バディ台詞、カメラ挙動、外見保存データの問題などが修正対象になっており、現状の体験はアップデート前提で変動する点は押さえておくべきです。

つまり、ゲームの核(戦闘や構築の面白さ)自体は強いのに、遊びやすさの部分で評価が揺れやすい。ここをどう受け止めるかで総合満足度が大きく変わります。

その前提で、バトルとビルドには点を出しやすい反面、快適性と最適化は現時点では辛口になりやすい──そんなバランスで、忖度なしスコアを付けます。

評価項目スコア
バトル(アクション)8.8 / 10
探索・レベルデザイン8.0 / 10
ビルド・育成の奥深さ8.6 / 10
グラフィック・演出8.4 / 10
ストーリー体験8.2 / 10
快適性(UI/ロード/カメラ)7.2 / 10
最適化(パフォーマンス)6.9 / 10
やり込み要素7.9 / 10
コストパフォーマンス7.6 / 10
総合スコア7.9 / 10
CODE VEIN Ⅱ

『CODE VEIN II』は、荒廃した世界を舞台に探索とバトルを進めるアクションRPG。吸血鬼をモチーフにした独特の世界観と、仲間と共闘する戦闘システムが特徴で、前作の流れを継承した正統続編となっています。

価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。

総評

コードヴェイン2は、アクションの手応えとビルド構築の自由度という“シリーズの核”をしっかり強化した一方で、快適性と最適化の面で評価を落としやすい作品です。
戦闘そのものは歯ごたえがあり、試行錯誤がそのまま上達につながる設計で、刺さる人には長時間遊べる中毒性があります。自分なりのビルドを組み、立ち回りを詰めていく過程は、このゲームならではの楽しさです。

一方で、パフォーマンスの不安定さやUI・カメラまわりの粗さが、プレイ体験の没入感を削る場面も少なくありません。内容自体が良いだけに、「もう一段階整っていれば評価が跳ねた」という印象が残ります。

総じて、コードヴェイン2は万人向けではありません。
高難度アクションと構築の試行錯誤を楽しめる人には強くおすすめできますが、快適性や安定動作を最優先する人には慎重な判断が必要です。
割り切って向き合えるかどうか──そこが、この作品を楽しめるかどうかの分かれ目と言えるでしょう。

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