- DQ7リイマジンドは買いか?─ 事実ベースで見える本当の評価
- DQ7リイマジンドの基本情報
- DQ7リイマジンドで確実に変わった点
- どんなゲーム?─ DQ7は「世界を元に戻す」物語体験型RPG
- 向いている人/向いていない人─ DQ7は「刺さる人に深く刺さる」タイプ
- 良かった点─ DQ7の弱点に、ちゃんと手を入れている
- 気になった点─ 改善されても「DQ7の性格」は残る
- おすすめできる人─ DQ7リイマジンドがハマるのはこういうタイプ
- おすすめしない人─ 合わないと感じやすいパターンもはっきりある
- 迷っている人へ─ ここだけチェックすれば後悔しにくい
- DQ7リイマジンド 忖度なしスコア
- 総評─ DQ7リイマジンドは「正しく作り直された長編RPG」
DQ7リイマジンドは買いか?─ 事実ベースで見える本当の評価
ドラゴンクエストVIIを現代向けに再構築した「DQ7リイマジンド」。
長大な物語と独特のゲーム構造を持つ本作は、シリーズの中でも特に評価が分かれやすい作品として知られています。
だからこそ重要なのは雰囲気や期待感ではなく確認できる情報を丁寧に整理し、作品そのものの価値を見極めることです。
本記事では、公式に示されている内容と公開レビューの共通傾向をもとにDQ7リイマジンドの完成度、魅力、そして注意点を感情や先入観に左右されずに解説します。
結論から言えば――
本作は、原作の魅力を尊重しながら遊びやすさを高めた完成度の高い再構築型リメイクです。
ただし同時に、作品の本質的な重さや独特の進行構造はそのまま残っており人によって評価が大きく分かれる性格も変わっていません。
ここから先はその理由を順を追って見ていきます。
DQ7リイマジンドの基本情報
- 作品名
ドラゴンクエストVII Reimagined(リイマジンド) - 対応機種
Nintendo Switch 2
Nintendo Switch
PlayStation 5
Xbox Series X|S
Windows
Steam - 発売日
2026年2月5日(木)
※Steam版のみ 2026年2月6日(金) - 価格(通常版)
8,778円(税込) - エディション
通常版
デジタルデラックス版(ゲーム本編+追加DLC3点セット+48時間アーリーアクセス権)
豪華版(数量限定)15,800円(税込)
超豪華版(数量限定)29,800円(税込) - デジタルデラックス版の収録DLC(公式記載分)
闘技場「伝説への道」
DQXI勇者一行なりきり衣装セット
冒険お役立ちもりもり福袋
白オオカミのきぐるみ(ガボの見た目装備) - アーリーアクセス(デジタルデラックス版)
48時間のアーリーアクセス権付き
開始予定:2026年2月4日(水)午前2:00(日本時間) - 早期購入特典(公式記載分)
トロデーンの服(主人公の見た目装備)
熟練のたね×3
次はこの流れで、本文の「どんなゲーム?」に入る前段として使える
「DQ7リイマジンドで確実に変わった点(公式で断定できる範囲)」を書きます。
DQ7リイマジンドで確実に変わった点
─ 公式と一次レビューで断定できる範囲だけ
1) バトルが「再設計」されている
本作は、バトルシステム自体が大きく変化したと公式に明記されています。
呪文・特技だけでなく、敵の見た目や動きも進化し、戦闘の見せ方が強化されています。
また、フィールド上の敵に直接アタックでき、自分より弱い敵であればフィールド上で倒せる仕様も公式に記載があります。
戦闘の入り方が変わるため、テンポ面に直結する変更点です。
2) 職業システムが“新要素込み”で作り直されている
職業ごとに「職業とくせい」という特殊能力があり、戦闘中にバーストを発動したタイミングで効果を発揮する仕組みが公式説明として出ています。
ピンチを覆す要素として位置づけられているのも明確です。
さらに大きいのが、ふたつの職業のかけもちが可能になった点。
育成の幅が広がり、特技やステータス面の組み立て方が原作とは別物になります。
3) 迷子になりやすいDQ7を“止まりにくく”する導線が入っている
ゲーム全体のテンポ改善については、一次レビューで具体的に語られています。
マップ上に[!]で行き先が示され、マップ画面に目的が「冒険ガイド」として表示されるため、次に何をすべきかわからず進行が止まる状況が起こりにくいとされています。
DQ7は構造上、迷いやすさが評価を割るポイントになりがちなので、この導線強化は作品体験そのものに影響する変更点です。
4) UIと操作性の現代化が強く意識されている
UIや操作性の快適さについては、発売前後の一次レビューでも強く触れられています。
少なくとも「遊びやすさを再構築する意図がある」ことは、複数媒体の評価軸として確認できます。
どんなゲーム?─ DQ7は「世界を元に戻す」物語体験型RPG
DQ7リイマジンドの軸は、とてもシンプルです。
石版を手がかりに過去の世界へ渡り、分断された「島」で起きている問題を解決していく。
その積み重ねによって、世界が少しずつ本来の姿を取り戻していきます。
この「独立した島のエピソードを救っていく構造」が、DQ7らしさそのもの。
1つの島で物語が一区切りしやすく、まとまった時間が取りにくい人でも進めやすいという評価も出ています。
一方で、DQ7はシリーズの王道的な冒険譚とは空気が違います。
旅先のエピソードは、人の業やエゴが引き起こす現実味のある人間ドラマが中心で、後味が甘くない話も少なくありません。
リイマジンドでは、石版探しの導線も現代向けに整えられています。
石版案内人からヒントを得たり、石版リストや「石版ガイド」を頼りに探索できることが公式に説明されています。
また、マップから目的地を選んで移動できるファストトラベルなど、遊びやすさの強化も紹介されています。
向いている人/向いていない人─ DQ7は「刺さる人に深く刺さる」タイプ
向いている人
物語をじっくり味わうRPGが好き
短編の積み重ねで世界が再生していく構造が好み
人間ドラマの余韻や、少し苦い結末も受け止められる
寄り道や探索を楽しめる
DQ7は、プレイヤーだけが「世界が元に戻る裏側の出来事」を知りながら進む作品です。
その体験の積み重ねが強く刺さる、という評価が出ています。
向いていない人
序盤から派手な展開やテンポ最優先で遊びたい
短時間で一気に盛り上がるストーリーを求めている
淡々とした探索や、島ごとの積み重ねが作業に感じやすい
この作品は、構造そのものが好みに直結します。
合うかどうかは、ストーリーの方向性とゲームの進め方に耐性があるかで決まります。
良かった点─ DQ7の弱点に、ちゃんと手を入れている
1) 進行が止まりにくい導線になった
DQ7は「次に何をすればいいかわからず止まる」ことで、評価が割れやすい作品でした。
リイマジンドでは、行き先がマップ上の[!]で示され、マップ画面には目的が「冒険ガイド」として表示される仕組みが用意されています。
迷う余地を残しつつ、止まりやすい箇所にだけ手当てしているのが良いです。
DQ7の構造を変えずに、ストレスだけ減らす方向になっています。
2) 移動の快適さが強い
石版を軸に世界各地と「なぞの神殿」を往復する性質上、移動の快適さは作品体験に直結します。
リイマジンドでは、マップから目的地を選ぶファストトラベルが用意され、探索の楽しさを残しながら煩わしさを抑える設計が語られています。
ルーラの扱いも遊びやすさとして触れられており、移動が理由でテンポが崩れる場面は減りそうです。
3) バトルが「見た目」だけでなく設計ごと変わっている
公式が「バトルシステムも大きく変化」と明記しており、呪文・特技に加えてモンスターの見た目や動きも進化すると説明されています。
さらに、フィールドで見かけた敵にアタックでき、自分より弱い敵ならフィールド上で倒せる要素も紹介されています。
戦闘の入り方が変わるので、テンポ面の改善にもつながる変更です。
4) 職業システムが“遊びの核”として強化されている
職業ごとに「職業とくせい」があり、バトル中にバーストチャージ状態になると発動できる。
この仕組みは公式の説明として確認できます。
加えて、冒険が進むと職業の「かけもち」が解放され、同時にふたつの職業に就けるようになる点も公式が明記しています。
呪文や特技、職業とくせいがふたつ分になるため、育成の組み立てが大きく広がります。
5) ボイス設定の自由度がある
ボイスをON/OFFでき、言語も切り替えできる旨がFAQで案内されています。
「ボイスは苦手」「日本語/英語で雰囲気を変えたい」どちらにも対応できるのは安心材料です。
気になった点─ 改善されても「DQ7の性格」は残る
1) 序盤はどうしても地味になりやすい
DQ7は、世界を救う大事件が最初から連発するタイプではありません。
島ごとの出来事を一つずつ解いていく構造なので、序盤は特に“地道さ”が前に出ます。
リイマジンドでは石版のかけら探しを短縮する工夫が入っているとレビューで語られていますが、それでも作品の設計そのものが「積み重ね型」である以上、序盤のテンポ感が合わない人は出ます。
2) 一本道の誘導が苦手な人には合わない可能性
目的地を[!]で示し、マップ画面に「冒険ガイド」として目的を表示することで進行が止まりにくくなったのは大きな改善です。
一方で「迷って寄り道しながら自分で解く」感覚を強く求める人には親切さが“管理されている感”に見える場合があります。
DQ7を“手探りで攻略する遊び”として好きだった層ほどここは好みが分かれやすいポイントです。
3) 便利移動が増えたぶん
世界の広さを味わう体験は薄くなることがある。
石版を探す構造上各地となぞの神殿を行き来する回数が増えやすいのがDQ7です。
リイマジンドではマップから目的地を選ぶファストトラベルやルーラの利便性が強化されていることが上げられます。
これはテンポ改善としては正しい一方「移動も含めて冒険」派にとっては便利すぎて旅の密度が薄く感じる可能性があります。
便利機能をどれだけ使うかで体験の印象が変わりやすいタイプです。
4) バトルや職業が変わったぶん
原作の手触りを期待するとズレることがある
公式が
バトルシステムは大きく変化し
フィールド上の敵にアタックでき
弱い敵ならフィールド上で倒せる要素があると説明しています。
職業も
バーストと職業とくせい
さらに二つの職業のかけもちが可能と明記されています。
改善点としては魅力的ですが
原作の感覚をそのまま求める人ほど
別物に感じるリスクがあります。
新要素込みの“再構築版”だと理解して入るのが安全です。
おすすめできる人─ DQ7リイマジンドがハマるのはこういうタイプ
物語をじっくり味わうRPGが好き
島ごとのエピソードを積み上げて世界が変わっていく構造が好み
派手さより、人間ドラマの余韻を大切にしたい
寄り道や探索を楽しめる
少し不穏だったり苦味のある展開も「作品の味」として受け止められる
DQ7は、短距離走ではなく長距離走の面白さで勝負する作品です。
リイマジンドは、進行が止まりにくい導線やテンポ面の改善が入っているため、原作で挫折しやすかった層でも踏みとどまりやすくなっています。
おすすめしない人─ 合わないと感じやすいパターンもはっきりある
序盤から派手な盛り上がりを求める
テンポ最優先で、探索や積み重ねを“作業”に感じやすい
一本道の導線が苦手で、試行錯誤の迷い時間も含めて楽しみたい
短時間で達成感を得たい
昔のDQ7の手触りをそのまま期待している
リイマジンドは現代向けの改善が多い一方で、DQ7の構造そのものは変わりません。
さらにバトルや職業周りは再設計されているため、原作の感覚を前提にするとズレが出る可能性があります。
迷っている人へ─ ここだけチェックすれば後悔しにくい
物語重視か、テンポ重視か
探索の積み重ねを楽しめるか
「再構築版」として新要素を前向きに受け止められるか
この3つがOKなら、DQ7リイマジンドはかなり有力です。
逆にここが引っかかるなら、急いで決めずに自分の好みに寄せて判断したほうが安全です。
DQ7リイマジンド 忖度なしスコア
全体としては「完成度は高いが、作品の性格によって好みが分かれる」位置にあります。
特に、物語体験の重厚さやDQ7らしさの保持、遊びやすさに向けた再設計は肯定的に評価される一方で、長さや積み重ね型の構造は人を選ぶ要素として指摘されています。
これらを踏まえるとDQ7リイマジンドは突出した革新作というより原作の価値を守りながら現代向けに整えた完成度重視の再構築型リメイクと位置づけるのが妥当です。
したがって忖度なしの総合スコアは次の通りです。
8.3 / 10
万人向けの満点評価ではないものの、シリーズ作品として見れば十分に高水準。
合う人には深く刺さり、合わない人には長さが重く感じられる――
その二極性まで含めて、DQ7らしい評価に落ち着いています。
| 評価項目 | スコア |
|---|---|
| バトル(再設計・テンポ) | 8.5 / 10 |
| 探索・レベルデザイン | 8.2 / 10 |
| ビルド・育成の奥深さ | 8.4 / 10 |
| グラフィック・演出 | 8.1 / 10 |
| ストーリー体験 | 8.6 / 10 |
| 快適性(UI/導線改善) | 8.3 / 10 |
| 最適化(パフォーマンス) | 評価保留 |
| やり込み要素 | 8.4 / 10 |
| コストパフォーマンス | 8.0 / 10 |
| 総合スコア(批評家集計基準) | 8.3 / 10 |
『ドラゴンクエストVII Reimagined』 長大な物語と積み重ね型の冒険が特徴で、 じっくり遊びたい人に向いた作品です。 シリーズ未経験でも入りやすく、 物語重視のRPGに触れてみたい人にも選びやすい一本です。
価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。
総評─ DQ7リイマジンドは「正しく作り直された長編RPG」

DQ7リイマジンドは、
原作が持っていた物語体験の重さや積み重ね型の構造を残しながら、
現代の遊びやすさに合わせて丁寧に再設計された作品です。
導線表示や移動の快適化、
戦闘や職業まわりの刷新など、
改善の方向性は一貫しており、
“遊びにくさ”が理由で評価を落としていた部分には
確実に手が入っています。
一方で、
長大な構成や地道な進行といった
DQ7そのものの性格は変わっていません。
そのため本作は、
誰にでも勧められる万能型RPGではなく、
物語をじっくり味わいたい人に深く刺さるタイプの作品です。
言い換えれば、
合う人にとっては強く記憶に残り、
合わない人には長さが重く感じられる。
この二極性こそが、
DQ7という作品の本質でもあります。
総合的に見ると、
リイマジンドは原作の価値を損なわず、
現代に持ってくるという目的を
高い水準で達成した再構築版です。
最終的な満足度はプレイ体験に大きく左右されますが、
少なくとも方向性としては
成功寄りのリメイクと評価してよい完成度にあります。