『FAIRY TAIL』の完全新作漫画、『FAIRY TAIL RE(フェアリーテイル リ・ファンタジア)』の連載が始まりました。
原作者の真島ヒロさんが自ら漫画を描く新作ということで、「原作本編の続編なのか」「『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』とは何が違うのか」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
『FAIRY TAIL RE』は、原作連載20周年を記念して制作された完全新作です。2026年7月29日発売の「週刊少年マガジン」35号から、9週連続の短期集中連載として始まりました。第1話「言葉じゃ足りなくて」は、講談社の漫画サービス「マガポケ」でも配信されています。
一方、原作第545話の直後から続く正式な続編は、現在も連載中の『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』です。
この記事では、『FAIRY TAIL RE』の連載期間や物語の位置付け、『100 YEARS QUEST』との違い、単行本、アニメ化の有無などを、公式情報に基づいて解説します。
『FAIRY TAIL RE』とは?

『FAIRY TAIL RE』は、真島ヒロさんが物語と作画を手がける『FAIRY TAIL』の完全新作漫画です。
2006年に始まった原作の連載20周年を記念し、2026年7月29日発売の「週刊少年マガジン」35号で、表紙と巻頭カラーを飾って連載が始まりました。
公式には、次のような作品として紹介されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | FAIRY TAIL RE |
| 作者 | 真島ヒロ |
| 連載開始日 | 2026年7月29日 |
| 掲載誌 | 週刊少年マガジン |
| 配信 | マガポケ |
| 連載形式 | 9週連続の短期集中連載 |
| 第1話 | 言葉じゃ足りなくて |
| 単行本発売日 | 2026年10月16日予定 |
最大の特徴は、真島ヒロさん本人が完成した漫画の作画まで担当していることです。
原作本編は2017年に完結しましたが、その後も正式続編、テレビアニメ、ゲームなどを通じてシリーズは続いてきました。
しかし、原作者本人が再び「週刊少年マガジン」でナツやルーシィたちの新しい物語を描くことは、本編完結後のシリーズ展開とは異なる特別な動きです。
原作開始時と同じ35号から連載
原作『FAIRY TAIL』は、2006年の「週刊少年マガジン」35号から2017年の34号まで、約11年間にわたって連載されました。
今回の『RE』も、原作開始からちょうど20年後となる2026年の35号から始まっています。
原作と同じ号数から新作を始めることで、20周年を象徴する企画になっているといえるでしょう。
『FAIRY TAIL RE』は原作の続編?
『FAIRY TAIL RE』は公式に「完全新作」と紹介されていますが、原作本編の直後から始まる正式な続編とは発表されていません。
原作第545話の続きとして公式に位置付けられている作品は、『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』です。
『100 YEARS QUEST』では、ゼレフやアクノロギアとの戦いを終えたナツたちが、100年以上にわたって誰も達成していない伝説級の依頼「100年クエスト」へ挑みます。
テレビアニメ公式サイトでも、「『FAIRY TAIL』の最終話からそのまま続く」正統続編と明記されています。
したがって、現時点では次のように整理するのが正確です。
原作本編の正式な続編が『100 YEARS QUEST』、20周年を記念して真島ヒロさんが新たに描く短期作品が『RE』です。
詳しい時系列は発表されていない
『RE』が原作本編のどの時期を描いているのか、『100 YEARS QUEST』の前後どちらに位置するのかは、2026年8月1日時点で公式に明示されていません。
第1話は、収穫祭の時期を迎えた魔導士ギルド「妖精の尻尾」に、新たな波乱が迫るところから始まります。
原作にも収穫祭を舞台にした物語がありますが、今回の作品は過去の収穫祭編の再編集やリメイクではなく、完全新作ストーリーとして発表されています。
「収穫祭」という言葉だけを根拠に、原作の特定エピソードと同じ時期だと断定することはできません。
今後の連載で時系列を判断できる情報が描かれる可能性はありますが、現段階では独立した新エピソードとして読むのが適切です。
『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』との違い
『RE』と『100 YEARS QUEST』は、どちらもナツたちが登場する公式漫画ですが、制作体制や物語の位置付けが異なります。
| 比較項目 | RE | 100 YEARS QUEST |
| 制作 | 真島ヒロ | ネーム原作:真島ヒロ/漫画:上田敦夫 |
| 連載開始 | 2026年7月29日 | 2018年 |
| 掲載媒体 | 週刊少年マガジン・マガポケ | マガポケ |
| 連載形式 | 9週連続の短期集中連載 | 継続連載 |
| 公式の位置付け | 20周年記念の完全新作 | 原作最終話から続く正統続編 |
| 作画 | 真島ヒロ | 上田敦夫 |
『100 YEARS QUEST』も、真島ヒロさんが作品に関わっていないわけではありません。
真島ヒロさんが物語のネーム原作を担当し、上田敦夫さんが完成した漫画の作画を手がける共同制作です。2018年に始まり、2026年8月7日には単行本第24巻が発売されます。
一方の『RE』は、真島ヒロさん自身が漫画として描き上げる短期作品です。
長期的に原作の続きを描く『100 YEARS QUEST』と、原作者本人が20周年に合わせて描く『RE』が、異なる形で同時に展開されています。
『100 YEARS QUEST』の代わりに始まったわけではない
『RE』の開始に伴い、『100 YEARS QUEST』が終了したり、続編としての役割を交代したりした事実はありません。
20周年特設サイトでも、『100 YEARS QUEST』は引き続き正統続編として紹介されています。
『RE』は新しい長期続編ではなく、20周年の節目に追加された別の新作です。
『RE』は全何話?最終回はいつ?
『FAIRY TAIL RE』は、公式に9週連続の短期集中連載と案内されています。
ただし、「全9話」とは明記されていません。
通常は1回の掲載につき1話が発表されるため、9回の掲載で全9話になる可能性は高いものの、現段階で正式な総話数として断定することはできません。
最終回の掲載号や発売日についても、2026年8月1日時点では発表されていません。
週刊少年マガジンには合併号や発売休止週もあるため、「7月29日から9週間後が必ず最終回」と単純に判断するのは避けた方がよいでしょう。
確定しているのは、9週連続で掲載される短期作品であることまでです。
連載開始日は7月29日と8月5日のどちら?
『RE』について調べると、連載開始日を「2026年8月5日」と記載した公式ページも見つかります。
これは、2026年4月8日に公開された最初の告知で、「週刊少年マガジン」36・37合併号から開始予定と発表されていたためです。
その後、7月22日に公開された新しい公式発表では、開始号が7月29日発売の35号へ変更されています。
実際に「週刊少年マガジン」35号へ第1話が掲載され、マガポケでも7月29日に配信されました。
したがって、現在の正しい連載開始日は2026年7月29日です。
古い告知ページに8月5日という日付が残っているため、検索時には注意してください。
『FAIRY TAIL RE』はどこで読める?
『RE』は、紙版・電子版の「週刊少年マガジン」と、講談社の漫画サービス「マガポケ」で読めます。
第1話「言葉じゃ足りなくて」は、マガポケ内の原作『FAIRY TAIL』作品ページに追加されています。2026年7月29日から配信され、ページ上では毎週水曜日の更新が案内されています。
原作とは別の作品ページを新設するのではなく、『FAIRY TAIL』本編のページ内に新エピソードとして掲載されている点も特徴です。
無料で読める範囲や公開期間は変更される可能性があるため、最新の配信条件はマガポケの表示を確認してください。
まとめて読むなら単行本
毎週の連載を追わず、完結後にまとめて読みたい場合は、2026年10月16日発売予定の単行本を待つ方法もあります。
通常版と特装版が同時発売される予定です。
単行本の発売日は2026年10月16日
『FAIRY TAIL RE』の単行本は、2026年10月16日発売予定です。
書誌情報は次のとおりです。
| 種類 | 税抜価格 | ページ数 | ISBN |
| 通常版 | 570円 | 208ページ | 9784065453261 |
| 特装版 | 1,500円 | 208ページ | 9784065453247 |
通常版は講談社コミックス、特装版は講談社キャラクターズAとして発売されます。発売日は変更される可能性があります。
通常版と特装版は、どちらも208ページです。
短期連載の内容を1冊にまとめる構成と考えられますが、公式は現時点で「全1巻」「全話収録」とは明記していません。
描き下ろしページや追加エピソードの有無についても未発表です。
特装版にはポストカード16枚セットが付属
特装版には、『FAIRY TAIL』20周年記念のポストカード16枚セットが付属します。
内容は次の3種類です。
- 漫画家による寄稿イラスト
- 雑誌表紙やカラー扉のイラスト
- 『RE』本編の名場面
寄稿イラストの参加作家として、森川ジョージさん、瀬尾公治さん、吉河美希さん、上田敦夫さん、冨樫義博さんが発表されています。
20周年特設サイトには、ゆでたまごによるお祝いイラストも掲載されていますが、特装版の寄稿ポストカードとして公式に列挙されているのは上記5組です。
公開されたお祝いイラストが、すべて特装版へ収録されるわけではない点には注意が必要です。
漫画本編だけを読みたい場合は通常版、20周年記念イラストも保存したい場合は特装版が選択肢になります。
『RE』はスピンオフ作品?
『RE』は、公式には「スピンオフ」ではなく、『FAIRY TAIL』の完全新作ストーリーと紹介されています。
ただし、正統続編とも発表されていないため、次のように理解するのが分かりやすいでしょう。
- 原作の直接的な続き:『100 YEARS QUEST』
- 20周年記念の新エピソード:『RE』
- 詳しい時系列:未発表
「正統続編ではないから非公式作品」というわけではありません。原作者本人が描き、週刊少年マガジンとマガポケで発表されている正式なシリーズ作品です。
一方で、公式が使用していない「正史」「パラレルワールド」といった言葉で位置付けを決めつけるのも避ける必要があります。
『100 YEARS QUEST』を読んでいなくても楽しめる?
『RE』を読む前に、『100 YEARS QUEST』をすべて読んでおく必要があるとは案内されていません。
両作品の詳しい時系列上の関係も発表されていないため、『100 YEARS QUEST』の途中から直接続く物語とは確認できません。
ただし、ナツ、ルーシィ、グレイ、エルザをはじめとする登場人物の関係や、「妖精の尻尾」というギルドの成り立ちは、原作本編を読んでいる方が理解しやすくなります。
シリーズを物語の基本順に追う場合は、次の読み方が分かりやすいでしょう。
- 原作『FAIRY TAIL』全63巻
- 正統続編『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』
- 20周年の新作『FAIRY TAIL RE』
ただし、『RE』を3番目に置いているのは、時系列ではなく発表順によるものです。
詳しい時系列が判明するまでは、『RE』を独立した新エピソードとして楽しむのが安全です。
『RE』はアニメ化される?
2026年8月1日時点で、『FAIRY TAIL RE』のアニメ化は発表されていません。
テレビアニメ、映画、OVAなど、映像化の形式を含めて公式案内はありません。
『FAIRY TAIL』本編には長期アニメ化の実績があり、『100 YEARS QUEST』も2024年7月からテレビアニメが放送されました。
そのため、『RE』にも映像化を期待する声が出る可能性はあります。
しかし、9週連続の短期作品であり、単独でテレビアニメ1クールを構成できる物語量になるかも分かりません。
読者の反響や単行本の売り上げだけでアニメ化が決まるとも限らないため、現段階では公式発表を待つ必要があります。
短期連載後も『FAIRY TAIL』は続く?
『RE』は、最初から9週連続の短期集中連載として発表されています。
掲載期間の延長、長期連載への変更、第2弾の制作は、2026年8月1日時点で発表されていません。
現段階では、20周年を記念して完結まで描かれる短期作品として考えるのが適切です。
ただし、『RE』の終了が『FAIRY TAIL』シリーズ全体の終了を意味するわけではありません。
正統続編『100 YEARS QUEST』は現在も連載中です。20周年特設サイトでは、2026年から2027年にかけて新しいグッズやイベントを準備していることも、真島ヒロさんのメッセージとして明かされています。
『RE』の続編や延長は未発表ですが、シリーズ全体の展開は今後も続きます。
『RE』というタイトルの意味は?
『RE』という題名の由来や、「RE」に込められた意味は、2026年8月1日時点で公式に説明されていません。
約9年ぶりに真島ヒロさんが『FAIRY TAIL』の新作を週刊少年マガジンで描くことから、再始動や再会を連想することはできます。
ただし、これは作品の状況から考えられる解釈にすぎません。
「RE」が特定の言葉の略なのか、「FANTASIA」が物語の核心を表しているのかは発表されていないため、正式なタイトルの意味は未判明です。
今後、単行本の作者コメントやインタビューで明かされる可能性があります。
なぜ今『FAIRY TAIL』の完全新作が描かれた?
『RE』が制作された直接のきっかけは、原作連載20周年です。
『FAIRY TAIL』は2006年に連載を開始し、2017年に全545話、単行本全63巻で完結しました。
原作完結後も、正統続編、テレビアニメ、ゲームなどの展開が続き、2026年に20周年を迎えています。
20周年特設サイトでは、真島ヒロさんが、長年応援を続ける読者への感謝を伝えています。
2026年から2027年にかけて、記念グッズ、サイン会、展示販売会、一番くじなど、複数の企画も進められています。
そのなかでも『RE』は、過去のイラストや名場面を振り返るだけではなく、真島ヒロさん本人がナツたちの新しい物語を描く、20周年の中心的な企画です。
『FAIRY TAIL RE』をまとめて読みたい人には、20周年記念ポストカード16枚セット付きの特装版も用意されています。真島ヒロさんのイラストに加え、冨樫義博さん、森川ジョージさん、上田敦夫さんらの寄稿イラストも収録される、今回の新作と20周年を記念した特別仕様です。
価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。
まとめ|『RE』は真島ヒロが描く20周年記念の完全新作
『FAIRY TAIL RE』は、原作連載20周年を記念し、真島ヒロさん自身が物語と作画を手がける完全新作です。
2026年7月29日発売の「週刊少年マガジン」35号から、9週連続の短期集中連載として始まりました。
重要なポイントをまとめると、次のとおりです。
- 真島ヒロさん本人が漫画を描く
- 9週連続の短期集中連載
- 原作の正式な続編は『100 YEARS QUEST』
- 詳しい時系列や正史上の位置付けは未発表
- 単行本は2026年10月16日発売予定
- 通常版とポストカード付き特装版が発売される
- アニメ化や連載延長は発表されていない
『RE』は『100 YEARS QUEST』に代わる新しい長期続編ではありません。
しかし、原作本編の完結から約9年を経て、真島ヒロさんが再び週刊少年マガジンでナツたちを描く、特別な新作です。
正式続編とは異なる20周年の新エピソードとして、原作から作品を追ってきた読者にも、これから『FAIRY TAIL』に触れる人にも注目される作品となっています。