ゲーム マンガ/アニメ レトロゲーム

『シティーハンター』PCエンジン版とは?2026年復刻版との違い・Get Wild・ゲーム内容を解説

目次
  1. ゲーム『シティーハンター』とは?PCエンジン版と2026年復刻版・Get Wildを解説
  2. PCエンジン『シティーハンター』の基本情報
  3. 単純な横スクロールではない――建物を探索するアクションADV
  4. 操作するのは冴羽獠
  5. 拳銃だけではない――3種類の特殊武器
  6. まず3件の依頼を好きな順番で受ける
  7. 「美女と共に去りぬ」|巨大企業を探索する
  8. 「猫におびえる海坊主」|救出するのは美樹ではなく真希
  9. 「爆発!獠と冴子の逃避行」|SF色の強い敵まで出てくる
  10. 3件を終えると「ジゴクからの脱出」
  11. 「もっこり」は本当に封印されている?
  12. 香の100tハンマーはゲームの中心システムではない
  13. 原作漫画とTVアニメのどちらがベース?
  14. 1990年版に「Get Wild」は入っていない
  15. では2026年版で「Get Wild」はどこで流れる?
  16. 2026年2月26日、SUNSOFTが公式復刻
  17. 3つのゲームモードを収録
  18. セーブ・巻き戻しを追加
  19. CRTフィルター・画面設定も追加
  20. パッケージと説明書を360度見られる「3Dアーカイブ」
  21. PCエンジン版と2026年版の違い
  22. 2026年現在はどの機種で遊べる?
  23. Steam版はフルボイス化されていない
  24. 発売日のDay 1 Patchは適用推奨
  25. 1990年発売時、アニメ第3期はすでに終了していた
  26. PCエンジン全作品では68点・C Tier
  27. まとめ|1990年の探索型アクションを残したまま、2026年に正式復刻

ゲーム『シティーハンター』とは?PCエンジン版と2026年復刻版・Get Wildを解説

1990年3月2日にPCエンジンで発売された『シティーハンター』は、冴羽獠を操作してひたすら右へ進み、敵を撃ち続けるだけの横スクロールアクションではありません。

確かに画面は横視点で、獠の拳銃で敵を倒すアクションが基本です。しかし各依頼では建物の階を行き来し、複数の扉へ入り、人物と会話し、事件解決に必要なアイテムや追加武器を探します。最初に提示される3件の依頼は好きな順番で進めることができ、すべて解決すると最後の「ジゴクからの脱出」へ進む構造です。

そして、この1990年作品は2026年2月26日に公式復刻されました。

現在はNintendo Switch、Nintendo Switch 2、PlayStation 5、Steam、Xbox Series X|Sで正式に購入できます。復刻版には1990年版を再現する「オリジナルモード」に加え、操作性を調整した「強化モード」、敵配置・アルゴリズムを変更した「ハードモード」、セーブ、巻き戻し、3Dアーカイブ、ギャラリーなどを追加。さらに1990年版には入っていなかったTM NETWORKの「Get Wild」も正式収録されています。

1990年版は実際にはどんなゲームだったのか。そして2026年版では何が変わったのか。順番に整理します。

PCエンジン『シティーハンター』の基本情報

項目内容
正式タイトルシティーハンター
対応機種PCエンジン
発売日1990年3月2日
発売サン電子/SUNSOFT
ジャンルアクション/アクションアドベンチャー
プレイ人数1人
定価6,300円
型番SS90001
メディアHuCARD
容量3Mbit
セーブバッテリーバックアップなし
進行保存パスワード方式

1990年3月2日、6,300円、型番SS90001という商品情報は複数のPCエンジン資料で一致します。SUNSOFT自身も2025~2026年の復刻告知で、オリジナル版を「1990年3月2日にPCエンジンで発売」と明記しています。

旧記事にあった1990年3月16日は誤りです。

また、「NECアベニュー発売」でもありません。SUNSOFTはサン電子株式会社のゲームブランドであり、本作はサンソフト作品として発売されています。

開発元はフライト・プランなのか?

後年資料にはフライト・プランを実開発元とするものがあります。

ただし、今回確認できたSUNSOFTの現在公式資料や商品データでは1990年版をSUNSOFT作品として扱っており、当時スタッフロールからフライト・プランの社名まで一次確認できませんでした。そのため本記事では、

発売:SUNSOFT/サン電子

を確定情報とし、フライト・プラン開発説を基本情報表へ断定掲載しません。

2026年復刻版については公式資料が「開発元:サンソフト」と明記しています。

単純な横スクロールではない――建物を探索するアクションADV

SUNSOFT公式は1990年版を「横スクロールアクション」と説明しています。これは間違いではありません。

ただし、実際のゲーム構造をそれだけで説明すると重要な部分が抜け落ちます。

獠は横視点のフィールドを移動しながら、

  • 階段で上階・下階へ移動する
  • 複数の部屋へ入る
  • NPCから情報を得る
  • IDカードなどのキーアイテムを探す
  • 特殊武器を入手する
  • ボスへ到達するために同じ場所を行き来する

といった行動を繰り返します。2026年公式ページもゲーム内容を「依頼を受ける」「フィールドを探索」「様々な武器を使いこなせ」という3要素で紹介しています。

したがって本作は、

横スクロール型の射撃アクションに、短い探索アドベンチャーを組み合わせたゲーム

と説明するのが最も実態に近いでしょう。

『ファイナルファイト』のように画面奥へ自由移動するベルトスクロールアクションではありません。

操作するのは冴羽獠

プレイヤーキャラクターは冴羽獠です。

海坊主、槇村香、野上冴子もストーリーには登場しますが、1990年版で4人を切り替えて戦うキャラクター選択式ゲームではありません。2026年公式サイトが4人を「CHARACTER」として紹介していることと、4人全員がプレイアブルであることは別です。

通常の拳銃は基本武器として使用し、ジャンプやしゃがみを組み合わせて敵の攻撃を避けながら射撃します。

さらに、各依頼を探索すると通常拳銃以外の特殊武器も入手できます。

拳銃だけではない――3種類の特殊武器

確認できる特殊武器は、

  • バズーカ
  • レーザー
  • ロケット/ミサイル系ランチャー

です。

これらは単なる一発限りのイベントアイテムではなく、一度入手すると以降の依頼へ持ち越せる場合があります。

最初の3依頼は順番を選べるため、

どの依頼から攻略して、どの特殊武器を先に手に入れるか

という小さなルート差も生まれます。ゲームのパスワードデータにも、クリア済み依頼と所持武器の組み合わせが個別に記録されることが確認できます。

通常拳銃が作中で明示的に「コルト・パイソン.357」とゲーム内名称で表示されていることまでは今回固定できなかったため、原作設定をそのままゲーム内武器名としては扱いません。

まず3件の依頼を好きな順番で受ける

ゲーム開始時に選択できる依頼は3つです。

依頼主な内容
美女と共に去りぬ巨大企業へ入り、行方不明になった人物を探す
猫におびえる海坊主海坊主からの依頼で真希を救出する
爆発!獠と冴子の逃避行冴子の依頼で武器製造に関わる施設を調査・破壊する

3件は固定順ではなく、好きなものから挑戦できます。3件をすべてクリアすると最終パート「ジゴクからの脱出」が出現します。

したがって数え方としては、

3つの選択式依頼+最終ステージ=全4パート

と整理するのが分かりやすいでしょう。

「美女と共に去りぬ」|巨大企業を探索する

最初の依頼候補「美女と共に去りぬ」は、巨大企業に勤める人物の失踪から始まります。

ゲーム全体にはヒュージィエレクトロニクスという企業が関わり、この企業をめぐる事件が複数の依頼をつないでいきます。2026年版の商品紹介でも「巨大企業の陰謀」を扱うゲーム独自のサイドストーリーとして説明されています。

ステージ内では企業施設を上下に移動し、人物から情報やアイテムを得ながら先へ進みます。

途中に出てくるのは、現実の裏社会を題材にした敵ばかりではありません。モヒカン風の敵や忍者など、かなりゲーム的な敵配置も見られます。

この時点で、本作が原作漫画の一話を忠実に再現しているゲームではないことが分かります。

「猫におびえる海坊主」|救出するのは美樹ではなく真希

2件目では海坊主が獠へ助けを求めます。

ここで救出対象になるのは真希です。

ただし、「ゲームでは原作の美樹を勝手に真希へ変更した」と説明するのも誤りです。

真希はゲーム完全オリジナル人物ではありません。原作・1987年TVアニメにも登場する氷室真希で、海坊主がかつて世話になった人物の娘にあたります。TVアニメ第27~28話でも海坊主と真希の関係が描かれています。

つまり、

美樹=海坊主と後に深い関係になる主要人物

真希=海坊主が以前から陰で支援していた別人物

です。

ゲームが美樹を真希へ改名したわけではありません。

タイトルの「猫」は海坊主の猫嫌いだけでは終わらない

この依頼では、中ボスにミノタウロス、ボスにはサーベルタイガーという、『シティーハンター』の現実寄りの犯罪劇からはかなり離れた敵が登場します。

海坊主が猫を苦手とする設定自体は原作・アニメにもありますが、本作ではそれをタイトルに使いながら、ゲーム内では巨大なサーベルタイガーまで敵として登場するという独自の展開になっています。

なぜこの敵を採用したのかについて、開発者証言は確認できないため理由までは推測しません。

「爆発!獠と冴子の逃避行」|SF色の強い敵まで出てくる

3件目は野上冴子からの依頼です。

武器を密造している施設に入り、証拠を残すほど徹底的に工場を破壊する流れになります。

ここでは、

  • アマゾネス
  • メタル戦士
  • 白・赤・青の強敵
  • レーザーソードを使う敵

など、原作の犯罪者とはかなり異なるゲーム的な敵が次々と現れます。

したがって、本作を「原作に登場した犯罪組織をそのまま倒すゲーム」と説明することもできません。

原作キャラクターや設定を土台にしながら、敵・施設・事件の多くをゲーム用のオリジナル事件へ組み直した作品です。

3件を終えると「ジゴクからの脱出」

3つの依頼をすべて解決すると、最終ステージ「ジゴクからの脱出」へ進みます。

ここで、それまで別々に見えた事件の背後にある流れが最終局面へつながります。

本作には一般的な「全4話」という章番号表示よりも、3依頼+最終パートという構成説明のほうが合っています。

攻略記事ではないため黒幕や最終局面の詳細まではここで明かしません。

「もっこり」は本当に封印されている?

旧記事の結論だった、

「もっこりを封印したシティーハンター」

は撤回したほうがよいでしょう。

ゲーム内には一部の部屋で女性と遭遇するイベントがあり、獠の体力が回復します。1990年版説明書を保存した資料でも、女性関連の隠し部屋と回復要素を確認できます。

つまり「もっこり」という原作の性格付けを完全に排除したゲームではありません。

もちろん原作漫画の描写をそのまま大量に収録しているわけでもありませんが、

美女に反応する獠のコミカルな一面を、回復イベントとしてゲームシステムへ入れている

と整理できます。

旧記事にあった具体的な「キャー!チカン!!」という台詞については、今回公開資料で文字列そのものまで高信頼に固定できなかったため、完成稿では引用しません。

香の100tハンマーはゲームの中心システムではない

香はゲーム内で依頼の提示やストーリー側に登場しますが、プレイヤーが香を操作したり、100tハンマーを武器として使用したりするゲームではありません。

原作・アニメで有名なハンマー表現を再現しているかどうかを記事の評価軸へ置くよりも、獠・香・冴子・海坊主という人物関係を使いつつ、ゲーム独自の依頼を構築していることのほうが本作を理解するうえでは重要です。

原作漫画とTVアニメのどちらがベース?

北条司の原作漫画『シティーハンター』は1985年から1991年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されました。したがって1990年3月のゲーム発売時点では、原作はまだ連載中です。

TVアニメは1987年に始まり、本作の発売直前まで『シティーハンター3』が放送されていました。

ただし、『シティーハンター3』の最終放送日は1990年1月21日です。ゲーム発売日は3月2日なので、旧記事の「アニメ第3期放送中」は誤りです。

時系列としては、

原作漫画=連載中

TVアニメ『3』=約1か月半前に終了済み

という状況でした。

本作の権利表記には読売テレビ・サンライズも含まれ、2026年版でもアニメ側の画像資料や「Get Wild」が使用されています。ただしゲームの3依頼はTVアニメの特定3話をそのまま再現したものではなく、原作・アニメ側の人物や設定を利用したゲーム独自ストーリーとして理解するのが適切です。

1990年版に「Get Wild」は入っていない

ここは1990年版と2026年版を明確に分ける必要があります。

1987年TVアニメのエンディングテーマとして知られるTM NETWORKの「Get Wild」は、1990年PCエンジン版には収録されていません。

1990年版で流れるのはゲーム用BGMです。

その後2026年の公式復刻に際して、SUNSOFTは「Get Wild」を新たにゲーム内実装しました。公式発表もこの点を復刻版の大きな新要素として明記しています。

「当時は容量不足だったから入れられなかった」「権利問題だった」といった理由について、今回SUNSOFT側の一次証言は確認できません。

したがって、

1990年=未収録

2026年=正式収録

という事実だけを固定します。

では2026年版で「Get Wild」はどこで流れる?

ここは少し意外です。

2026年版を実際に確認したレビューでは、「Get Wild」はメインメニューの楽曲として使われ、ボーナスのミュージックプレイヤーからも再生可能とされています。

つまり、アニメのように、

事件解決 → 本編最後の場面からイントロ開始 → エンディング

という演出へゲーム本編を全面改変したわけではありません。

「Get Wildを収録した」という事実から、1990年版の各ステージエンディングがアニメ式Get Wild演出へ変わったと誤解しないようにする必要があります。

2026年2月26日、SUNSOFTが公式復刻

SUNSOFTは2026年2月26日、1990年版を現行機へ移植し、新要素を加えた「復刻版」を発売しました。

フルリメイクではありません。

基本となるPCエンジン版を残しながら、現代向けモードと補助機能、資料閲覧機能を追加した製品です。

3つのゲームモードを収録

2026年版には3モードがあります。

モード内容
オリジナル1990年版のプレイ感を再現
強化オリジナル版の操作性を現代向けに調整
ハード強化モードを基礎に、敵配置・アルゴリズムを変更

これはSUNSOFT公式の商品説明で明記されています。

強化モードは何が違う?

SUNSOFT公式が明確に説明しているのは、

「オリジナル版の操作性を現代基準にブラッシュアップ」

という点です。加えて2026年版紹介記事では、敵AIについても調整されたと説明されています。

一方、

  • 当たり判定が何ドット変わった
  • 移動速度が何%向上した
  • 射撃受付時間が何フレーム短縮した

といった詳細な数値仕様は公式には公開されていません。

そのため、細かな変更を推測で列挙するのではなく、

オリジナル版の操作レスポンスを調整し、敵側の挙動にも手を入れたモード

程度に整理します。

ハードモード

ハードモードは単純に敵HPを増やしただけではなく、公式説明では敵配置とアルゴリズムを調整した高難度モードです。

どの敵がどこへ増えるかという攻略レベルの差分まで、大全記事で網羅する必要はありません。

セーブ・巻き戻しを追加

1990年版には現在のゲームのような任意セーブはありません。

2026年復刻版では、

  • いつでも中断・再開できるセーブ
  • ミス直前まで戻せる巻き戻し

が正式に追加されています。

探索中に間違った場所へ入った場合や、敵の攻撃を受けた場面をやり直しやすくなったため、オリジナル版をそのまま遊ぶだけの場合でも現行版を選ぶ意味があります。

CRTフィルター・画面設定も追加

2026年版では、

  • ブラウン管風フィルター
  • アスペクト比変更
  • 画面フレーム等の表示調整

も利用できます。

これらは1990年ゲーム本編の内容を変更するものではなく、現行ディスプレイ上での表示方法を選ぶための追加機能です。

パッケージと説明書を360度見られる「3Dアーカイブ」

今回の復刻版で資料的価値が高いのが3Dアーカイブです。

オリジナルPCエンジン版のパッケージやマニュアルを、3Dモデル化された状態で360度確認できます。さらにギャラリーにはオリジナルアートやアニメ画像も収録されています。

この機能はゲームそのものを作り替える要素ではありませんが、1990年の商品資料へ現行機からアクセスできるという意味で、今回のような旧作検証との相性が非常に良い追加要素です。

PCエンジン版と2026年版の違い

項目1990年PCエンジン版2026年復刻版
発売日1990年3月2日2026年2月26日
基本ゲームオリジナル1990年版を収録
オリジナルモード―あり
強化モードなしあり
ハードモードなしあり
Get Wildなしあり
任意セーブなしあり
巻き戻しなしあり
CRTフィルターなしあり
3Dアーカイブなしあり
ギャラリーなしあり
多言語日本語多言語化
プレイ人数1人1人

2026年版は1990年ゲームを別物へ作り直したフルリメイクではなく、オリジナル版を保存したうえで新モードと補助機能を追加した復刻版です。

2026年現在はどの機種で遊べる?

2026年8月現在、公式版は次の機種で購入できます。

  • Nintendo Switch
  • Nintendo Switch 2
  • PlayStation 5
  • PC(Steam)
  • Xbox Series X|S

SUNSOFT日本公式ページは現在もXbox Series X|Sを「対応予定」と表示していますが、Xbox Storeではすでに製品ページが公開され、2026年2月25日発売として販売されています。

そのため現在の実態としては、Xbox版も発売済みです。

パッケージ版はSwitchとPS5

日本向けパッケージ版は、

  • Nintendo Switch
  • PlayStation 5

向けに発売されています。

通常版は3,960円(税込)、限定版COLLECTOR'S BOXは7,920円(税込)です。

Switch 2版はダウンロード版が中心で、Switch 2専用パッケージを通常商品として発売しているわけではありません。

Steam版はフルボイス化されていない

Steam版の商品ページを見ると、日本語を含む各言語はインターフェースと字幕には対応していますが、Full Audio欄にはチェックがありません。

したがって2026年版について、

「アニメ版声優によるフルボイス化」

と書くのは誤りです。

Get Wildやアニメ画像を追加したことと、神谷明・伊倉一恵らの新録ボイスを大量追加したことは別です。

発売日のDay 1 Patchは適用推奨

SUNSOFTは2026年2月26日の発売告知で、Day 1 Patchを配信し、パッケージ版を含め最新アップデートを適用してから遊ぶよう推奨しています。

その後、2026年8月までにSUNSOFT公式ニュースで別の大規模アップデート履歴は確認できませんでした。

そのため資産記事ではバージョン番号を固定せず、

初回起動時は最新アップデートを適用する

という案内だけで十分です。

1990年発売時、アニメ第3期はすでに終了していた

ここも旧記事の修正点です。

『シティーハンター3』は1989年10月15日に始まり、1990年1月21日に放送終了しています。ゲーム発売は3月2日なので、発売時点で第3期は放送中ではありません。

一方、原作漫画は1985年から1991年まで連載されたため、ゲーム発売時にはまだ連載中でした。

つまり1990年3月時点では、

原作=連載中

TVアニメ3=放送終了済み

です。

PCエンジン全作品では68点・C Tier

つぶログのPCエンジン全ソフトTier表では、『シティーハンター』を68点・C Tier・431位タイとしています。

評価理由は、複数依頼を順不同で進め、建物探索と複数武器を組み合わせる企画には特徴がある一方、全体の短さや探索・射撃の深さでは上位作品に届かないというものです。

今回の大全記事はレビュー採点記事ではないため点数を付け直しません。

PCエンジン全体の中での位置を知りたい場合はこちらです。

PCエンジン全ソフトTier表|669作品を網羅した評価・ランキング

まとめ|1990年の探索型アクションを残したまま、2026年に正式復刻

PCエンジン『シティーハンター』は、冴羽獠が横方向へ進んで拳銃を撃つだけのゲームではありません。

最初に3件の依頼から好きなものを選び、建物の階や部屋を行き来し、NPCから情報を得て、キーアイテムや特殊武器を探しながら事件を解決します。3件を終えると「ジゴクからの脱出」へ進む、短編依頼型のアクションアドベンチャーです。

物語も原作の有名エピソードを順番に再現したものではありません。獠、香、海坊主、冴子、真希など既存人物を使いつつ、巨大企業やミノタウロス、サーベルタイガー、メタル戦士などを組み込んだ独自事件が展開します。

そして2026年版は、この1990年ゲームを捨てて現代風に作り直した作品ではありません。

オリジナルモードで旧作を残し、強化モードとハードモード、セーブ、巻き戻し、3Dアーカイブ、ギャラリーを追加し、さらに「Get Wild」を正式収録した復刻版です。

1990年のPCエンジン版『シティーハンター』は、冴羽獠を操作して敵を撃つだけの横スクロールアクションではありません。3つの依頼から好きなものを選び、建物を探索し、NPCから情報を集め、キーアイテムや特殊武器を見つけながら事件を解決していく、探索要素の強いアクションゲームでした。

そして2026年の復刻版では、その1990年版をオリジナルモードとして残しつつ、操作性を調整した強化モード、高難度のハードモード、セーブ、巻き戻し、3Dアーカイブなどを追加。さらに、オリジナル版には収録されていなかったTM NETWORKの「Get Wild」も正式に加わりました。

ゲーム独自の3つの依頼を自由な順番で追う1990年版の構造を残しながら、現在遊びやすい機能を加えて復刻された――それが2026年現在のゲーム『シティーハンター』です。

-ゲーム, マンガ/アニメ, レトロゲーム
-,