- Seedance 2.5とは?無料・料金・使い方・2.0との違い【2026年】
- Seedance 2.5とは? 何ができる動画生成AIなのか
- Seedance 2.5は日本から使える? Dreaminaでの始め方
- Seedance 2.5は無料で使える? 料金はいくら?
- Seedance 2.0との違いは? 何が進化したのか
- Seedance 2.5のプロンプト例|最初は簡単な動画から
- 日本語・音声・画質はどこまで対応している?
- 動画生成AIの中でSeedance 2.5の性能は高い?
- 商用利用・著作権・人物の写真で気をつけたいこと
- Seedance 2.5についてよくある質問
- まとめ|まず短い動画を1本。料金とモデル名を確かめよう
Seedance 2.5とは?無料・料金・使い方・2.0との違い【2026年】

Seedance 2.5(シーダンス2.5)は、文章や画像、音声、動画を参考にして、最長30秒の音声付き映像を生成できるByteDanceの動画生成AIです。
注目したいのは、ただ動画が長くなったことではありません。人物が部屋から廊下へ出て、最後に別の場所へ移る。そんな複数の場面を一つの短編として組み立てたり、生成後に一部分だけ編集したりと、映像制作そのものに踏み込んできました。
では、実際にはどこから使えるのでしょうか。無料枠はあるのか、有料だといくらかかるのか、前のSeedance 2.0とは何が変わったのか。公式発表と料金・技術資料を基に、初めて触る人にも分かるように整理します。
先に結論 一般の人がブラウザで試すなら、まずは公式のDreamina(Seedance 2.5)を確認するのが分かりやすい方法です。無料クレジットの案内はありますが、実際に2.5を何本作れるかはアカウントや生成条件によって異なります。料金表示だけを見て契約せず、モデル名・必要クレジット・書き出し条件を確かめてから始めましょう。
Seedance 2.5とは? 何ができる動画生成AIなのか
開発元はTikTokやCapCutを手がけるByteDance。そのAI研究組織「ByteDance Seed」が2026年7月31日に正式発表したモデルです。Seedance 2.0から続く、映像と音声を一緒に作る仕組みを発展させています。
使い道は大きく三つ。文章からまったく新しい動画を作る「文章から動画」、写真やイラストを出発点に動きを加える「画像から動画」、そして参考動画や音声を組み合わせ、動きやカメラワークを指定する制作方法です。
たとえば、自分で描いたオリジナルキャラクターの立ち絵を用意し、「窓の外を眺めたあと、振り向いて笑う」と指定する。商品の写真を渡して、カメラがゆっくり近づく紹介映像にする。ナレーション原稿を基にした短い場面の映像素材を作る。こうした用途が考えられます。
ByteDanceが特に強調するのは、単独のきれいな1カットだけでなく、複数の場面のつながりを意識した動画です。従来の短い動画をいくつも別々に作ってつなぐ方法に比べ、物語全体の流れを指定しやすくしたと説明しています。
開発元は公式発表ページで、コンサート、人物の移動、複数の参考素材を使う映像、部分編集の作例を公開しています。仕上がりの雰囲気を知りたい人は、ByteDance公式の動画付き発表を見ると、機能の狙いがつかみやすいでしょう。紹介映像は開発元が選んだ作例であり、どんな入力でも同じ品質になるという意味ではありません。
最大30秒。ただし「30秒の作品が毎回完成する」わけではない
Seedance 2.5は、1回の生成で最大30秒まで対応します。短い広告や物語のワンシーンなら、複数のカットを含めた構成を一度に考えられる長さです。長い映像が欲しい場合には、作った動画の続きを生成する延長機能も用意されています。
ただし、30秒間ずっと人物の顔、手、衣装、背景が崩れないことを保証する数字ではありません。場面が増えるほど、前後のつながりや音声、動作を確認する必要があります。動画を延長できることと、何分間でも一発で完成することも別の話です。
参照素材を使って、見た目や動きを伝えられる
2.5では画像が最大30枚、参考動画が最大10本、音声が最大10本という、開発元の参照上限が案内されています。合計すると最大50点。ただし、入力できる種類や合計秒数、利用画面で表示される上限には条件があります。「参考素材50点を、どのプランでも無条件に入れられる」という意味ではありません。
複数の画像から登場人物や背景を指定し、参考動画からカメラの動きを伝える、といった制作が可能になる設計です。いわゆるR2V(Reference-to-Video)は、こうした素材を手掛かりに動画を作る方法を指します。
Seedance 2.5は日本から使える? Dreaminaでの始め方
Seedanceは動画を生成するモデル名。Dreaminaは、そのモデルを使って作品を作るためのWebサービスです。ここを混同すると、公式サイトで見た機能や料金が、別のサービスでも同じだと勘違いしがちです。
DreaminaにはSeedance 2.5を紹介する日本語ページがあり、開発元の公式モデル一覧からもDreaminaへの導線が用意されています。ByteDanceはJimeng AI(即夢AI)やDoubao Proでの提供も発表していますが、日本の一般読者が最初に試すならDreaminaの画面が分かりやすいでしょう。
日本語の案内ページが存在していても、日本からの登録・決済・各機能の提供条件がすべて同じとは限りません。ログインしていない状態では、個別のアカウントにSeedance 2.5の生成権限があるかまでは確認できません。
Dreaminaで動画を生成する手順
- 公式ページを開く。 Dreamina公式のSeedance 2.5ページから、利用画面へ進みます。
- ログインし「AI Video」を開く。 画面の表示言語によっては「AI動画」などの名称になります。
- モデル名を「Dreamina Seedance 2.5」に合わせる。 「Seedance 2.0」「2.0 Mini」、その他の動画モデルと取り違えないようにします。
- 作りたい内容を文章で入力する。 元画像を使う場合は「+」などから追加します。複数の参照素材を利用する場合は、対応する参照モードを選びます。
- 画面比率・長さ・画質と必要クレジットを確認する。 YouTubeショートなら縦型9:16、通常の横動画なら16:9が一つの目安です。選べる設定は利用状態によります。
- 「Generate」で生成する。 完成した動画を再生し、動きや音、素材の変形がないか見ます。納得できたらダウンロードします。
以上はDreaminaが公開する操作ガイドに基づく基本的な流れです。ボタンの表示や設定項目は更新される場合があります。いきなり30秒の複雑な動画を狙うより、最初は短い単純な場面で操作と消費クレジットを確かめた方が、失敗したときも原因を追いやすくなります。
写真やイラストから動画を作りたい場合
文章だけで作ると、主人公や背景の雰囲気までAIが決めます。すでに使いたい写真やイラストがあるなら、元画像を参照させる方が狙いを伝えやすくなります。
たとえばオリジナルのキャラクター画像なら、「服の色と髪型は変えない」「カメラは固定」「ゆっくり手を振る」といった指定から始めます。指示に余計な動作を詰め込まないことも大切です。元画像に写っていない後ろ姿や手の形まで、完全に再現されるとは限りません。
実在人物の写真については、後述する本人の同意やサービスごとの人物素材の制限も先に確認してください。
Seedance 2.5は無料で使える? 料金はいくら?
Dreamina公式は、Seedance 2.5を試すための無料クレジットを案内しています。しかし、無料で登録できることと、Seedance 2.5を無料で何本でも作れることは違います。
生成に必要なクレジットは、選ぶモデル、秒数、画質、参照素材、利用プランなどで変わります。無料クレジットが付与されても、希望する生成条件を選べない場合や、残量が足りない場合もあり得ます。
無料枠で最初に見る場所: ログイン後のクレジット残量、Seedance 2.5の選択可否、生成ボタン付近の消費クレジット、動画の保存・透かし条件。この四つが分かれば、契約せずに試せる範囲を判断しやすくなります。
「4回無料」は現在の恒常特典ではない
検索すると「Seedance 2.5を4回無料で生成できる」という紹介が出てきます。これはDreaminaが案内した3日間限定の特典で、公式の料金ガイドにも終了した旨が記されています。2026年10月14日時点の常設無料枠として扱うことはできません。
同様に、2026年9月23日〜10月9日を対象とする初月割引も、期限を過ぎたキャンペーンです。案内ページが検索に残っていても、割引価格で契約できると考えないでください。
Dreaminaの月額プランとクレジットの見方
Dreaminaには無料プランのほか、Basic(ベーシック)、Standard(スタンダード)、Advanced(アドバンスト)などが用意されています。料金ページでは、プランごとの毎月のクレジット、透かしの削除、処理待ちの優先度、動画の延長や高解像度化などを案内しています。
| プラン | 掲載されている主な特徴 | 確認しておきたい点 |
|---|---|---|
| 無料 | 無料クレジットの案内 | 2.5の利用権限、日ごとの付与量、保存時の条件 |
| Basic | 月単位のクレジット、動画制作向けの有料機能 | 生成秒数とクレジット消費量、継続料金 |
| Standard | Basicより多いクレジット、生成機能の拡張 | 対象モデル、プラン特典、割引終了後の料金 |
| Advancedなど | 制作量の多い利用者を想定した上位枠 | 年間払い・月払いの違い、利用上限、優先処理 |
参考として、Dreaminaの英語版料金案内には、割引前のBasicが月15米ドル、Standardが月36米ドル、Advancedが月159米ドルと表示される例があります。ただし、これは日本での確定請求額ではありません。日本語ページでも海外通貨が表示される場合があり、税金、決済方法、初月割引、年払いの条件によって金額が変わります。
Dreamina自身も、最終的な価格・税金・請求条件はログインして確認するよう案内しています。現時点の料金はDreamina公式のプラン表示で確認してください。
「10秒動画を何本作れるか」で比べる
動画生成は、使った時間ではなく完成した動画の長さや設定に応じてクレジットを消費する方式が中心です。同じ10秒でも、画質や入力素材によって必要量が変わります。しかも、狙いどおりにできなければ作り直しが必要です。
月額だけを比べるより、10秒の映像を3回作り直したときのクレジット消費、使えるモデル、保存時の透かしを比べた方が、実際の負担が見えてきます。
APIから使う場合の料金は、Dreaminaの月額とは別
開発者向けのBytePlus ModelArkには、生成した動画に応じた料金の計算例があります。以下は動画を参照入力しない、16:9の5秒動画を1本作る場合の公式サンプルで、DreaminaのWebアプリから発注する価格ではありません。
| 生成条件 | 公式の5秒料金例 | 意味 |
|---|---|---|
| 480p | 0.514米ドル | 低解像度の例 |
| 720p | 1.156米ドル | 標準的な画質設定の例 |
| 1080p | 2.843米ドル | 高解像度の例 |
動画を参照素材として加える場合は、その入力動画の長さも料金に関わります。料金や請求方式が異なるため、上の金額をDreaminaの個人向けクレジットへそのまま換算することはできません。出典はBytePlus公式のモデル料金資料です。
Seedance 2.0との違いは? 何が進化したのか
Seedance 2.0は2026年2月12日、2.5は同年7月31日に正式発表されました。どちらも文章・画像・動画・音声を扱えるため、「2.0は文章だけ、2.5になって画像も使えるようになった」という理解は間違いです。
違いが最も分かりやすいのは、一度に作れる長さと、参考にできる素材の数でしょう。
| 比較項目 | Seedance 2.0 | Seedance 2.5 |
|---|---|---|
| 公式発表 | 2026年2月12日 | 2026年7月31日 |
| 1回の生成時間 | 最大15秒 | 最大30秒 |
| 画像の参照上限 | 9枚 | 30枚 |
| 動画の参照上限 | 3本 | 10本 |
| 音声の参照上限 | 3本 | 10本 |
| 音声と動画の同時生成 | 対応 | 対応 |
| 動画延長・編集 | 対応 | 時間を指定した編集、連続性の改善を重視 |
| APIの出力解像度 | 480p・720p・1080p・4K | 480p・720p・1080p |
| 主な進化の方向 | 複数素材を扱う生成と操作性 | 長めの短編、参考素材の増加、編集の精度 |
参照素材の数は開発元のモデル上限で、すべてのサービス・プランの画面で同数を使えるという保証ではありません。また、解像度の行はBytePlus ModelArkのAPI仕様です。Dreaminaの宣伝ページにある書き出し機能の表現とは分けて読む必要があります。
30秒の中で「場面を変える」ことに力を入れている
2.5では、同じ被写体をずっと映し続けるだけでなく、舞台裏から通路へ、通路からステージへと移動するような映像を一つの流れとして生成することを重視しています。公式発表には、一人の人物の移動に合わせてカメラが追いかけ、複数の場面へ移る作例があります。
もちろん、場面転換を細かく指定するほど、人物や衣装の一貫性など確認する点も増えます。最初からたくさんのカットを入れ込むより、2〜3場面の短編から試す方が現実的です。
時間を指定した編集にも対応
「0〜4秒は商品全体を映す」「4〜8秒でカメラを寄せる」といった時間単位の指示や、生成後の一部分の調整が技術的な特徴です。不要なものを除いたり、背景やカメラ視点を調整したりする機能も開発元が案内しています。
ただ、機能があることと、どんな生成結果でも元の部分を完全に保ったまま修正できることは別です。利用画面・対象モデル・契約によって使える編集機能が違う場合もあります。
2.5は4K対応? 2.0より画質が下がったのか
ここは少し紛らわしいところです。Dreaminaの紹介ページには4K動画の制作をうたう表現があります。一方、BytePlus ModelArkの2.5の生成仕様には480p・720p・1080pが記載され、2.0の仕様には4Kも含まれています。
つまり、Dreaminaが案内する4K制作と、Seedance 2.5のAPIで直接生成する解像度は、同じ数字として扱えません。 Dreaminaの高解像度化など、後から画質を上げる工程を含むかどうかを分けて考える必要があります。
2.5は物語のつながりや編集機能を強化した世代です。あらゆる設定値が2.0の上位互換になったというわけではありません。高画質が最重要なら、対応する出力モードと実際に使うサービスの仕様を確認して選ぶことになります。
Seedance 2.5のプロンプト例|最初は簡単な動画から
プロンプトとは、AIに伝える制作指示のことです。難しい専門用語を並べなくても、何を映すか・何が動くか・カメラはどう動くかがはっきりしていれば、目的を伝えやすくなります。
以下はそのまま使ったり、題材を変えたりできる入力例です。ここに掲載した文章で、つぶログが実際に生成テストを行った結果を示すものではありません。
例1:文章から風景動画を作る
夕方の小さな港町。海沿いの道に街灯が一つずつ灯り、穏やかな波が岸に寄せる。カメラは道に沿ってゆっくり前進する。画面内に人物や文字は出さない。自然な空の色と落ち着いた光。10秒程度、16:9。
背景映像を作りたい場合は、まず一つの場所と一つのカメラ移動に絞ってみましょう。ここから「雨の夜」「アニメ調」「縦型」など条件を一つずつ変えると、違いが分かりやすくなります。
例2:イラストを自然に動かす
参照画像のオリジナルキャラクターが窓際に立っている。髪型、衣装、配色、背景の配置は維持する。キャラクターはゆっくり瞬きをして、右手を軽く上げる。カメラは固定。急なズームや場面転換はしない。5〜8秒程度。
画像からの生成では、動かしたい部分と変えてほしくない部分を分けて書くのがポイントです。元の画像が不鮮明だったり、動作が複雑すぎたりすると、思いどおりに仕上がらないことがあります。
例3:複数カットの短い商品紹介
白い陶器のマグカップを紹介する短い映像。
0〜5秒:木製の机の中央に置かれたマグカップを横から映す。朝の柔らかい光。
5〜10秒:カメラがゆっくり近づき、取っ手と質感を見せる。
10〜15秒:カメラが少し引き、マグカップ全体を正面から映して終了。全カットで同じ形と色を維持する。画面に文字やロゴは出さない。
商品名や小さな文字は、生成段階で正確に表現しようとせず、動画編集ソフトで後から載せる方法もあります。実在の商品を宣伝する場合は、AIが勝手に形や機能を変えていないか必ず確認してください。
うまくいかないときは、全部を書き直さない
カメラが激しく動くなら「固定」にする。登場人物が増えるなら一人に減らす。背景が変わるなら参照画像を使う。失敗した部分を一つに絞って修正すると、何が結果に影響したのか見えやすくなります。
Seedance 2.5には時間や箇所を指定する編集機能も案内されていますが、まずは基本の生成に慣れてから使う方が、クレジットの消費を把握しやすいでしょう。
日本語・音声・画質はどこまで対応している?
日本語で指示できる。ただし、話す日本語の自然さは別
Dreaminaの公式案内には日本語が対応言語として挙げられています。日本語で場面を指示し、生成する用途が想定されています。
一方、人物が日本語を話す場面では、声の抑揚、発音、口の動き、映像と音声のずれを確認したいところ。「日本語プロンプト対応」と「自然な日本語の会話を安定して生成できる」は同じではありません。 今回の記事は公式仕様を整理したもので、つぶログ独自の日本語音声テストではありません。
横動画も縦動画も作れる
BytePlusの技術資料では16:9、9:16、1:1、4:3、3:4、21:9などの画面比率を案内しています。ただし、編集や延長のように元動画を使う場合は、その素材の比率に合わせる仕組みがあり、すべての場面で好きな比率へ自由に変更できるわけではありません。
動画の生成は最大1080pまでというAPI仕様があり、1080pでは10bit色深度・HEVC形式に関する注意も示されています。古い再生環境で動画が再生できない場合には、書き出し形式や対応機器も確認したいところです。Dreaminaでの書き出し画質は契約と選んだ機能によって異なります。
動画生成AIの中でSeedance 2.5の性能は高い?
Seedance 2.5は、つぶログが2026年10月14日に取得したArtificial Analysisの比較データを基にした「動画生成AI Tier」で、主要8モデルの中のS Tierに分類しています。
| 比較内容 | 順位 | 比較値 |
|---|---|---|
| 文章から音声付き動画(T2V v2.1) | 29モデル中3位 | Elo 1,159(±16) |
| 画像から音声付き動画(I2V v1.1) | 2位 | Elo 1,139(±17) |
この数値は、第三者が生成動画を見比べ、どちらを好むかという評価を集めたものです。Eloは1000点満点の品質点ではありません。比較条件が違うT2VとI2Vの数値を足したり、平均したりもできません。
評価差の幅が重なる上位モデルについては、数値が少し高いから必ず優れていると断定するのは適切ではありません。また、この順位には無料枠の広さ、料金、画面の使いやすさ、日本語のセリフの自然さなどは含まれていません。
元の比較はArtificial Analysisの文章から動画および画像から動画です。順位は更新されるため、ここでは2026年10月14日に記録した値として紹介しています。
「一番高性能なモデル」と「初めて使う人に勧めやすいサービス」は必ずしも一致しません。Seedance 2.5は制作機能や上位の比較結果が魅力ですが、導入の手軽さや費用も含めて選ぶ必要があります。
商用利用・著作権・人物の写真で気をつけたいこと
Seedance 2.5は広告や商品の紹介など、仕事での動画制作も想定されています。ただし、AIモデルに商用向けの用途があることと、作った動画をどんな条件でも自由に販売・収益化できることは別です。
DreaminaやBytePlusなど、利用するサービスと契約によって規約が異なります。収益化するYouTube動画や広告で使うなら、利用画面で示される生成物の権利、公開条件、商用利用の可否、素材の扱いを確認してください。米国向けのDreamina利用規約を、そのまま日本の全利用者の契約条件として適用することもできません。
自分の写真・家族写真・有名人の顔は使える?
BytePlusの一部の動画生成APIには、実在人物の顔を含む参照素材の扱いに制限が設けられています。正規の許可を得た人物素材を扱うための別の仕組みも案内されていますが、通常のアップロード画面で誰の写真でも使えるわけではありません。
Dreaminaの画面で実際にどの画像を受け付けるかは、利用する機能や審査条件に従います。家族や知人であっても本人の同意を取り、第三者の写真を無断でアップロードしないことが基本です。実在人物の取り扱いについては、つぶログの実在人物のAI画像はどこからNG? 炎上しやすい理由と投稿前の確認点でも整理しています。
既存のアニメ・ゲーム・音楽を参照に使う場合
技術的に入力できる素材でも、権利上使ってよいとは限りません。アニメの場面やゲーム映像、既存曲、他人の声、企業ロゴなどを使う場合は、元の素材についての権利や許諾が問題になります。
オリジナルのイラスト、自分で撮影した風景、使用許諾を確認した素材を用意する方が安全です。動画を公開する際は、生成物に他人の作品と似た表現や誤った商品情報が含まれていないかも見直しましょう。
透かしが消えるプランでも、著作権の問題は解決しない
Dreaminaの有料プランにはダウンロード時の透かしを削除する特典が案内されています。しかし、透かしなしで保存できることは、第三者の素材を無断利用できるという意味ではありません。素材の権利、生成サービスの規約、動画を投稿するプラットフォームのルールは、それぞれ別に確認する必要があります。
入力した写真や動画をサービスがどのように扱うかも、プライバシーポリシーと利用規約を確認したいところです。公開していない商品情報や人物素材を扱う場合は、特に注意してください。
Seedance 2.5についてよくある質問
アプリをインストールしないと使えませんか?
Dreaminaにはブラウザで利用する公式の制作画面があります。まずはWebページから試せるか確認できます。対応端末や利用可能な機能は、ログイン後の画面で確かめてください。
スマホでも使えますか?
スマホからアクセスできるWebサービスですが、画面構成や選択できる機能は環境によって異なります。複数の参照素材を使う編集では、PCの方が素材や設定を見比べやすい場合があります。
無料クレジットだけで30秒動画を作れますか?
必ず作れるとは限りません。必要クレジットはモデル、秒数、画質などで変わります。Dreaminaの生成画面で30秒を選べるか、消費予定が無料残量に収まるかを確認してください。
Seedance 2.5とSeedreamは何が違いますか?
Seedanceは主に動画生成、Seedreamは画像生成に使うByteDance系のモデルです。Seedreamで画像を作ってから、その画像をSeedanceで動かす、という組み合わせも考えられます。名前は似ていますが、役割が違います。
Seedance 2.5なら日本語の会話動画も作れますか?
音声と映像の同時生成に対応し、日本語もサポート言語に含まれます。ただし、発音や口の動きの自然さは題材や設定によって変わり、常にきれいな日本語の会話になると保証するものではありません。
2.0を使っている人は、2.5に乗り換えるべきですか?
30秒前後の短編、複数の参考素材、時間指定の編集を重視するなら2.5を検討する理由があります。一方、単純な短い映像を安く作りたい場合や、2.0でしか使えない出力設定を重視する場合は、実際の料金と機能を比べて判断した方がよいでしょう。
まとめ|まず短い動画を1本。料金とモデル名を確かめよう
Seedance 2.5は、単に文章から映像を作るだけでなく、参考素材を組み合わせて短い物語を作り、できあがった一部分を調整する方向へ進んだ動画生成AIです。Seedance 2.0から最大生成時間が15秒から30秒になり、参照素材の上限も大きく増えました。
使ってみたい人は、まず公式DreaminaでSeedance 2.5を選べるか確認し、無料クレジットと生成時の消費量を見るところから始めるとよいでしょう。最初から長い動画を作る必要はありません。数秒の映像を一本作れば、どんな動きが得意なのか、作り直しにどれほど費用がかかるのかも分かってきます。
モデルの性能が高く評価されているのは確かですが、料金や操作性まで含めて誰にとっても一番とは限りません。作りたい映像と使える予算に合うか、そこを基準に選ぶのがよさそうです。
文章作成や検索など、動画以外も含むAIサービス全体の特徴を比べたい場合は、つぶログの生成AI42サービスTier表【2026年版】も参考になります。
主な参照資料(2026年10月14日確認)
- ByteDance Seed:Seedance 2.5正式発表(2026年7月31日)・公式映像作例
- ByteDance Seed:Seedance 2.0正式発表(2026年2月12日)
- BytePlus ModelArk:Seedance 2.5 技術チュートリアル
- BytePlus ModelArk:モデル料金・計算例
- Dreamina:Seedance 2.5の機能・無料枠の案内
- Dreamina:日本語のプラン案内と課金条件
※サービス・プラン・無料クレジット・割引・生成機能は変更される場合があります。モデルの性能順位は2026年10月14日取得の外部比較データによるもので、つぶログによる同条件の実機採点ではありません。