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ダウンタウンチャンネル改め『DOWNTOWN+』始動!料金・出演者・開始日まとめ【2025最新】

ダウンタウンチャンネルが「DOWNTOWN+」として始動!

2025年11月1日、吉本興業が新たに立ち上げる独自配信サービス「DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)」がついに始動します。
かつて“ダウンタウンチャンネル”と呼ばれていたプロジェクトが正式名称を発表し、料金体系や申込開始日も明らかになりました。

本記事では、料金プラン・開始日・出演者情報・制作体制・エンタメ界への影響 を正確な情報に基づいて整理。
松本人志・浜田雅功を中心とした新時代の配信サービスが、どのようにお笑い界を変えていくのかを解説していきます。

出演者について現在わかっていること

現時点で公式に確定しているのは、サービス内のカテゴリーが「ダウンタウン」「松本人志」「浜田雅功」の3つに分かれるということです。
スタート時にはまず「松本人志」カテゴリーからコンテンツが配信され、本人がプロデュース・出演する企画が予定されています。

ゲスト出演やレギュラー出演者に関しては、まだ公式発表は出ていません。ただし、報道ベースでは「ダウンタウンファミリー」と呼ばれる芸人たち──今田耕司さん、東野幸治さん、千鳥の大悟さん、バカリズムさんなどの名前が挙がっています。

今の段階で断言できるのは「ダウンタウン本人が主軸」という点だけ。
その他の出演者や具体的な番組内容は、今後の公式発表で明らかになる予定です。

出演者について考察

まず押さえておきたい確定情報はここまでです。

ここからは、公開情報と制作の現実的制約を踏まえた“考察”です。

  1. ダウンタウン直系・長年の共演ライン:ココリコ(遠藤章造/田中直樹)、月亭方正(山崎邦正)、板尾創路、ジミー大西、ほんこん、ライセンス(井本貴史/藤原一裕)…『ガキ使』『リンカーン』『ダウンタウンDX』など出演歴が豊富で、アーカイブ企画との連動にも向く。
  2. トーク/企画回しが強い人:千原ジュニア、ケンドーコバヤシ、劇団ひとり、小籔千豊、小峠英二(バイきんぐ)、サバンナ高橋、山里亮太(南海キャンディーズ)、カズレーザー(メイプル超合金)…大喜利や検証企画など幅広く成立しやすく、切り抜き映えも見込める。
  3. 世代クロスの化学反応枠:かまいたち、霜降り明星、見取り図、ニューヨーク、さらば青春の光(森田哲矢ほか)…松本人志との世代差による掛け合いが新規層への届きやすさを生む。
  4. 物語性・ドキュメンタリー要素を強められる人:バナナマン(設楽統/日村勇紀)、おぎやはぎ(小木博明/矢作兼)、ハライチ(岩井勇気/澤部佑)、マヂカルラブリー(野田クリスタル/村上)…語りや企画設計に強く、配信プラットフォームの長尺にも耐える。
  5. アーカイブと今をつなぐ橋渡し役:くっきー!、FUJIWARA(藤本敏史/原西孝幸)、ダイアン(津田篤宏/ユースケ)…過去の名場面を呼び水にしながら現在の笑いへ自然に接続できる。

制作体制と資金規模

DOWNTOWN+は、単なる芸人コンテンツ配信の枠を超えた大規模プロジェクトとして動き出しています。
吉本興業は「コンテンツファンド」を立ち上げ、国内外からの出資を受けて数十億円規模の資金を確保しました。報道ベースでは、その規模は40〜50億円程度にのぼるとされています。

このファンドは、バラエティやトーク番組に限らず、ドラマ制作やライブイベント、さらにウェブトゥーンやAI技術を活用したコンテンツなど、多彩なジャンルを想定しているのが特徴です。
従来の「テレビ番組制作」とは違い、配信プラットフォームに直結した作品作りができるため、柔軟で実験的な企画が実現しやすい環境が整えられています。

また、吉本は独自のサブスクリプション型プラットフォームを構築し、ユーザーと直接つながる仕組みを持つ点も注目されます。これにより、単なる動画配信にとどまらず、双方向的な企画やコミュニティ形成も将来的に視野に入っていると考えられます。

「ダウンタウンを核にした新しい映像文化を創る」──そんな姿勢が、制作体制からも見て取れる状況です。

エンタメ界への影響

地上波の編成やスポンサーに縛られにくい“自前の配信拠点”が生まれることで、制作と公開のスピード感が変わります。
尺や表現に余白ができ、企画の試行回数を増やせる。結果として、短期の打ち上げ花火よりも「当たり企画を磨いて育てる」運用に寄りやすくなります。

もう1つ大きいのは、アーカイブ資産の生かし方が変わること。
名場面をただ流すのではなく、当事者を呼んで“いまの目線”で語り直すことで、旧作と新作が循環しやすくなります。これは継続率(解約抑止)に直結します。

タレント主導のプラットフォームになるため、キャスティングや露出タイミングの自由度も上がります。
“テレビの編成期待ち”ではなく、反応が出た組み合わせを短い間隔で再投入できるのは配信の強みです。

広告モデルも地上波とは設計が異なります。
サブスク収益を軸に、スポンサーやコラボ回を“番組側が選ぶ”余地が広がる。単発のバズよりも、コミュニティと継続視聴をどう積み上げるかが勝負所になります。

総じて、「番組」から「事業」へ。
ダウンタウンを核に、企画・出演・アーカイブ・コミュニティが一体で回る仕組みが整うことで、国内の配信ビジネスの基準が一段上がる──そんな転換点になり得ます。

名物企画の再登場に期待

「DOWNTOWN+」の大きな魅力のひとつは、過去に愛された企画の“今版”が見られるかもしれない、という点です。
公式にはまだ発表されていませんが、ファンの間で長く語り継がれてきた名物コーナーは、配信向けに形を変えて復活する余地が十分にあります。
ここでは、実際に存在した企画名を挙げながら、現代の配信に合った展開の仕方を考えてみます。

  • ガキの使い「サイレント図書館」:固定カメラ+集音強化の“無音編集”。国・世代を超えて伝わる視覚ギャグでショート切り抜きと相性抜群。罰カードは安全設計で週替わり更新。
  • ガキの使い「きき◯◯(ききシリーズ)」:1回=3本立て(口・触・香)でテンポ化。企画の核は“ブラインド比較+即オチ”。SNS投票で次回の題材を募集可能。
  • ガキの使い「山崎 vs モリマン」:勝敗の“理由”を可視化する採点UI(技術点/芸術点/奇襲点など)。
  • ガキの使い「絶対に笑ってはいけない◯◯24時」:年末大型一本ではなく90分×シーズン制。危険罰は排し、“創作・表現系の罰”に置換。
  • HEY!HEY!HEY!「タイムマシン」「チャンプに質問」:音楽ゲストの制作舞台裏と絡めた対話特化。
  • ダウンタウンなう「本音でハシゴ酒」:飲食演出は控えめ、“場所の生活音×会話”を活かすロケ最小主義。移動は徒歩or楽屋で30分×2本更新。
  • リンカーン「芸人大運動会」:屋内ミニ種目×短尺連投(月4本)。“推しチーム制”で会員限定の結果速報・舞台裏もセット化。
  • ごっつええ感じ「エキセントリック少年ボウイ」「キャシィ塚本」「放課後電磁波クラブ」など:10〜15分短編コントを監督違いで撮るシーズン企画。各話に作り手トークを併載。
  • ガキの使い「七変化」:採点は観客1人=100点満点の分布可視化。世代ミックスで出演、毎回テーマを指定。
  • ガキの使い「ヘイポー謝罪文」:文章×音読×舞台装置で“謝罪の作法”を競う公募回。テキストも会員特典で公開。
  • ガキの使い「七変化」×「ききシリーズ」複合回:前半“きき”で点差、後半“七変化”で逆転可。編集テンポを揃え定番枠に。
  • リンカーン「芸人大新年会」「芸人ドリル」
  • HEY!HEY!HEY!(楽屋トーク系総集編):ミュージシャン×芸人の1対1ロングトーク。
  • ガキの使い「名場面振り返り」:当事者+作家の副音声回で資産を語り直す。
  • コラボ特番(ダウンタウン×若手強者):かまいたち/霜降り明星/さらば青春の光らと“創作大喜利

料金についての考察(1,100円/年額11,000円は高い?安い?)

まず、国内の主要配信の「税込・月額」は、概ね——
・Hulu:1,026円
・ABEMAプレミアム(広告なし):1,080円(広告つき:580円)
・Disney+(スタンダード):1,140円
・Netflix(広告なしスタンダード):1,590円(広告つき:890円)
・U-NEXT:2,189円
・WOWOW:2,530円
・DAZN:4,200円
このならびで見ると、DOWNTOWN+の1,100円は“1,000円前後帯”のど真ん中。Hulu・ABEMA(広告なし)よりわずかに上、Disney+(スタンダード)より少し下、Netflix(広告なしスタンダード)よりは安い——という位置づけです。
年額は11,000円=実質「月あたり約917円」。このラインだとHuluやABEMA(広告なし)より安い水準に入ってきます。

体感価格を決める“3つの要素”

① 独占度(ここでしか見られないか):ダウンタウンの新作やアーカイブの“独占”が強く、代替のききにくいジャンル。コアファンほど元を取りやすい価格帯。逆に幅広く色んな作品を観たい層だと、総合SVOD(Netflixなど)の方が満足度を得やすい可能性もある。

② 更新頻度(1か月に新作がどれだけ出るか):仮に月4時間しっかり観るなら1時間あたり275円、月8時間なら1時間あたり約138円。年額プラン(11,000円=月換算917円)を選べばさらに割安。更新頻度が高いほど体感は安く、低ければ割高になる。

③ 共有条件(同時視聴・家族利用の可否):細則発表待ちだが、家族で共有できれば体感コストはさらに軽くなる。

“高い/安い”を分ける具体的な線引き

安く感じやすい人:ダウンタウン(松本・浜田)軸の新作とアーカイブを毎週必ず追う/大喜利・トーク・仕掛け企画がまさに好物/年額契約(917円/月)で腰を据えて楽しむ予定。

高く感じやすい人:話題回だけを月1〜2時間視聴/映画や海外ドラマなど多ジャンル横断が主目的(=総合SVOD向き)/広告つき低価格プラン(580〜890円帯/ABEMA・Netflix)で十分と考える。

結論(数字ベース)

・月額1,100円は国内配信の中で“中位レンジ”。
・年額11,000円(=917円/月換算)は同レンジ競合より相対的に割安。
・独占度と更新頻度しだいで評価は変動。“週1本必ず観る”習慣があれば安く、月1〜2時間程度なら割高感が出やすい。
・判断目安は月4時間以上視聴→安い側、月2時間未満→高く感じやすい側。迷う場合は月額で開始し、更新状況を確認後に年額へ切り替えるのが効率的。

まとめ

DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)は、2025年11月1日夜に本格始動します。
月額1,100円・年額11,000円(税込)のシンプルな料金体系で、スマホ・テレビ・PCから視聴可能。申込は10月24日からスタートします。

開始時は松本人志さんの新企画とアーカイブ配信から展開され、今後は浜田雅功さんやダウンタウンとしてのコンテンツも加わっていく予定です。
資金規模は数十億円にのぼり、従来のテレビ枠を超えた挑戦的な企画やジャンル横断型の番組も計画されています。

さらに「サイレント図書館」「ききシリーズ」「七変化」「芸人大運動会」など、過去にファンに愛された名物企画の再登場も考えられ、世代を超えて楽しめるプラットフォームとなる可能性が高いでしょう。

テレビの枠を超えて、ダウンタウンがどんな新しい笑いと文化を生み出すのか。
「DOWNTOWN+」は、お笑い界にとって大きな転換点となるスタートラインに立ちました。

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