いいとも便

夜のいいともエンタメ便Vol.110

こんばんは、夜のいいともエンタメ便です。
週明けの夜、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日もエンタメの話題を中心に、最新ニュースをゆったりと振り返っていきます。
静かな夜にぴったりの情報を、心地よいテンポでお届けします。

『闘神伝』三部作、現行機で復活へ。1990年代の3D格闘が再び動き出す

エディアは10月27日、初代プレイステーションの3D格闘ゲーム『闘神伝』『闘神伝2』『闘神伝3』を現行機向けに移植すると正式発表した。版権元のタカラトミーと商品化ライセンス契約を締結し、発売は2026年度から2027年度の間を予定している。
対応ハードや価格などの詳細は後日発表される見込み。

『闘神伝』シリーズは1995年に誕生し、3D空間を活かした奥行き移動やサイドステップなど、当時としては革新的なシステムで注目を集めた。2作目、3作目と進化を重ね、90年代の格闘ゲームブームの一翼を担ったタイトルとして知られている。

今回の移植は、ポリゴン初期の荒々しいビジュアルや独特の操作感をそのままに、最新環境で蘇らせることが目的とされている。ファンの間では「リマスターか?」「オンライン対戦が追加されるのでは」といった声も上がっており、詳細の続報に期待が集まっている。

懐かしの名作が再び動き出す――
かつての格闘ゲーム黄金期を知る世代にとっても、歴史を振り返りたい新世代にとっても見逃せないニュースとなりそうだ。

PC新作『まだ猫は逃げますか?』Steamで本日リリース

PCゲーム『まだ猫は逃げますか?』が、2025年10月27日(日本時間)よりSteamにて正式リリースされました。開発はNAYUG、パブリッシャーは0UP GAMESおよびKADOKAWAが担当しています。価格は税込1,200円で、リリース開始時点でセール価格が適用されている旨も公式ストアページに記載されています。

ゲームのジャンルは“探索ステルスアクション”。プレイヤーは一匹の猫となって、誰も住んでいない古民家を探索。アイテムを集めて“家族の記憶”を読み解きながら、怪奇現象の謎に迫っていきます。背筋(“背筋”)氏がシナリオを手がけており、日常の裏側に潜む不気味さを描いた作品として注目されています。

また、ゲームプレイ中に音を立ててしまうと“不気味な男”に気付かれ、追われるスリルがあるなど、ホラー要素とステルス要素が融合。開発側としても“猫になって逃げる”というユニークな切り口を強調しています。

公式SNS(Xアカウント)では、「本日よりSteamにて配信開始いたしました!」との告知が出されており、正式リリースが確定しています。
ストアページにはシステム要件も公開されており、Windows 10/11(64 bit)、8 GB以上のメモリ、8 GB以上の空き容量などが必要とされています。

今後の展開としては、ユーザーレビューや実況・配信されることで“猫視点のホラー探索ゲーム”という新たなジャンルとして話題になる可能性があります。「驚きと癒やし、恐怖と安心」が同居する構成は、ゲーム動画との相性も良く、クリエイター・ストリーマーからの注目も予想されます。

🌙 つぶちゃん日常 Season8 第9話「灯籠の光、夜を導く」

夜の庭に差す灯籠の光。
つぶちゃんは初めて“外の世界”へ足を向ける。

月明かりの下、つぶちゃんは静かに本を閉じた。
灯籠の光がふわりと浮かび、まるで彼女を外へ誘うように小道を照らす。
少しの不安と、胸の奥の小さな希望。
ぴーくんが隣で「転送プロトコル一時起動デス」と告げる声を聞きながら、
つぶちゃんはそっと立ち上がった。

――この光が、どこへ導くのか。
その答えを知るために、夜の静けさの中へ一歩を踏み出す。


今夜も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
明日へ向かう前のひととき、少しでも笑顔や発見があったなら嬉しいです。
また明日の夜も、ここでお会いしましょう。
それでは、皆さんどうぞ穏やかな夜を。

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