
こんばんは。
今日も一日の終わりにほっとひと息──
「夜のいいともエンタメ便」Vol.112をお届けします。
秋も深まって、ニュースの話題も少しずつ年末モード。
芸能・アニメ・ゲーム・ちょっと気になるカルチャーまで、
今日も一緒にのんびり見ていきましょう。
今週のファミ通クロスレビュー
今週(10月29日発売号・通巻1921)の「ファミ通クロスレビュー」では、注目タイトルが続々と登場しました。
最高点を獲得したのはアクションRPG『Absolum』。
スコアは36点(9/9/8/10)で、特にアクション操作の手触りとテンポの良さが高評価。
新規IPながら完成度の高さが光り、今週の“要チェック作品”となっています。
続いて、シリーズ最新作『Battlefield 6』が35点(9/9/9/8)。
壮大な戦場演出と新モード「フロントライン」が好評でしたが、一部ではサーバー安定性に対する指摘も見られたとのこと。
そして、話題の『ドラゴンクエストI&II HD-2D リメイク』は34点(9/9/8/8)。
懐かしさと新しさのバランスが絶妙で、原作ファンからも新規層からも「安心して遊べる仕上がり」との声が多く挙がっています。
そのほか、クラフト系タイトル『Magical Craft: 猫と魔法のドレス』(Switch)が30点(7/8/8/7)。
可愛らしいビジュアルと自由度の高い衣装づくりが評価されました。
今週のクロスレビューは、「手堅い大作と個性派新作が共存した週」と言える内容。
週末にどの作品を遊ぶか迷っている人は、この上位3タイトルを軸にチェックしておくと良さそうです。
牧場×ライフシム新作『Farnia Village』キックスターター開始
新作ライフシミュレーション&アクションRPG『Farnia Village』(ファーニア・ヴィレッジ)のクラウドファンディングが、10月28日より Kickstarter にて正式に開始されました。開発は真鍋慎一氏率いる ManaGames。真鍋氏は過去に『ルーンファクトリー4』を手掛けたディレクターであり、今回もシナリオライターに『ルーンファクトリー』シリーズで実績を持つ 辻 敬則氏を起用。キャラクターデザインは benitama・kannnu・BOKI simole が担当、音楽は Studio Qareeb の 森田智子 氏が参加しています。
本作は「物語を終えてもそこで暮らし続けられる世界」をテーマに、記憶を失った主人公が小さな家と借りた畑から新生活を始めるという導入から展開。農業・釣り・料理・鍛冶・モンスター育成・恋愛・結婚・冒険ダンジョン攻略など、生活系とRPGが融合したワールドが描かれます。 「収穫した作物を料理にしたり、ギフトにしたり、素材として鍛冶に使う」というループと、畑仕事をモンスターと分担できるユニット要素、さらには季節毎に変化する遺跡や闇の女王の城など探索パートも実装予定です。
Kickstarter の目標金額は 500万円(約33,000米ドル)。初出時点で既に数百万円の支援が集まっており、コンソール版(Nintendo Switch 等)も「将来的に検討中」とされています。配信プラットフォームは現在PC(Steam)向けが確定、開発完了予定は 2028年9月 を目標とし、仮にコンソール展開が実現すればさらに期間を要する可能性も。
農場×ライフシム×RPGという人気ジャンルの交差点に位置する本作は、インディーとはいえ“元人気シリーズの核心スタッフ”が参加している点が大きな特徴です。クラウドファンディングを通じた開発体制であるため、完成までの時間は長期化が予想されますが、“暮らすように遊べる”世界を求めるプレイヤーには非常に魅力的なニュースです。今後、進捗映像やストレッチゴールの情報公開にも注目です。
🕊️ つぶちゃん日常 Season9 第1話「約束のつづき」

ぴーくんの光が道を示し、物語は次の約束へ。
朝の光がやさしく丘を包みこむころ、
つぶちゃんは胸に一冊の手帳を抱え、静かに息を整えた。
あの夜の記憶、灯の導き、そして“ひなた”との約束——。
ぴーくんがふわりと浮かび、電子音のような声でつぶやく。
「灯シグナル上昇。海方向。」
その声にうなずくように、つぶちゃんは一歩、丘を下りはじめる。
足もとで小さなランタンが灯り、朝露を照らす。
その光はまるで「行っておいで」と背中を押すようだった。
新しい旅路のはじまり。
約束の続きを探す物語が、いま再び動き出す——。
というわけで、今夜の「夜のいいともエンタメ便」はここまで。
季節の変わり目、体調にはくれぐれも気をつけて。
明日もあなたに、ちょっといいニュースが届きますように。
それではまた明日夜、
おやすみなさい。