いいとも便

夜のいいともエンタメ便Vol.128

今日も一日、おつかれさまでした。
エンタメの世界は、日々新しい話題が生まれては、また次の物語へと続いていきます。
笑いや驚き、そして少しの感動――そのすべてが、日常の中でそっと心を照らしてくれます。
今夜も、そんな“今日の光”をすくいあげながら、お届けしていきましょう。

NHK紅白、出場歌手を発表 初出場10組・全39組が決定。発表会は渋谷のNHKホールで実施。

今年も年末の風物詩が近づいてきました。12月31日放送予定の紅白歌合戦ですが、11月14日、東京・NHKホールで出場歌手の発表会が行われ、全39組(紅組20組・白組19組)の顔ぶれが明らかになりました。初出場となる10組の名前も発表され、年末ステージの興奮が一気に高まりを見せています。

今回の選考では、「今年の活躍」「世論の支持」「番組企画との親和性」という3つの視点が重視されたといい、CD・配信・SNSといった多方面からの実績も考慮されたとのこと。
注目は“世代交代”“新風”の2つの柱です。初出場10組の登場は、若手アーティストのチャレンジとして明確に打ち出されており、紅白という大舞台で一気にブレイクする可能性も取り沙汰されています。一方で、ベテラン歌手も安定した顔として登場し、「年末の安心感」もきちんと担保されました。

会見では「つなぐ、つながる、大みそか。」という今年のテーマも改めて発表。番組側は“世代やジャンルを超えて一つになる音楽の力”を掲げており、初出場歌手・常連歌手の垣根を越えた共演に期待が集まりそうです。
SNS上では「今年の挑戦者リスト」「大物復活なるか?」「誰が紅白史に名を刻むか?」と話題が拡散中。既存の常連出場者だけでなく初出場組の名前も次々トレンド入りしており、紅白が“ただの歌番組”を超えたエンタメ・ステージへと進化している様子が浮かび上がります。
それぞれの歌手がどんな曲を披露するのか、演出はどんな驚きがあるのか──発表会当日の会場で漂った“化学反応の予感”を、年末の本番でもしっかり楽しみたいところです。

紅組(20組)

  • アイナ・ジ・エンド(初)
  • あいみょん(7)
  • ILLIT(2)
  • 幾田りら(初)
  • 石川さゆり(48)
  • 岩崎宏美(15)
  • aespa(初)
  • CANDY TUNE(初)
  • 坂本冬美(37)
  • 高橋真梨子(7)
  • ちゃんみな(初)
  • 天童よしみ(30)
  • 乃木坂46(11)
  • HANA(初)
  • Perfume(17)
  • ハンバート ハンバート(初)
  • FRUITS ZIPPER(初)
  • MISIA(10)
  • 水森かおり(23)
  • LiSA(4) Billboard JAPAN

白組(17組)

  • &TEAM(初)
  • ORANGE RANGE(3)
  • King & Prince(6)
  • 久保田利伸(2)
  • 郷ひろみ(38)
  • サカナクション(2)
  • 純烈(8)
  • TUBE(3)
  • Number_i(2)
  • 新浜レオン(2)
  • Vaundy(3)
  • BE:FIRST(4)
  • 福山雅治(18)
  • 布施 明(26)
  • Mrs. GREEN APPLE(3)
  • 三山ひろし(11)
  • M!LK(初) Billboard JAPAN

放送100年 紅白特別企画

出場数は「紅20・白17(計37組)」、初出場は紅8・白2の計10組です。複数の主要メディアでも同内容で報じられています。

狩野英孝、“毎年恒例”の紅白“落選”報告ポストでファン爆笑「今年も来た」—自虐ネタがトレンドに。

11月14日、紅白出場歌手が発表される中、狩野英孝さんが自身のX(旧Twitter)を更新し、今年も“出場叶わず”の報告をしました。彼が落選を報告するのは、例年ファンの間でも“恒例行事”と化しており、今年もその流れを無事に踏襲した形となりました。

狩野さんは投稿の冒頭で「2025年、今年は紅白歌合戦に出場する事が出来ませんでした。応援して頂いているファンの皆様、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉を述べています。続けて「この1年間、自分が奏でる音を信じて努力しましたが…自分の限界を越えられなかった事と、ミとファの音がうまく表現出来なかったかなと感じています」と、ユーモアを交えつつ自己分析も展開しました。

投稿が公開されると、X上では「今年も来た」「狩野さん恒例だね」「明年こそ!」といった反応が次々とリプライされ、フォロワーからは笑いと共感が広がりました。SNSではこの“落選報告宣言”そのものがもはや一つのエンタメになっており、狩野さんの出場可否ではなく、報告スタイルが注目を集めています。

狩野さんは芸人でありながらアーティスト活動も並行しており、「50TA」という名義でも音楽活動を行っています。紅白出場を自身の目標のひとつに掲げてきたため、この発表は本人にとっても毎年大みそか直前の“恒例ミッション”になっているようです。今回の投稿でも軽妙な言葉選びが随所に見られ、「ミとファ」という音階を引き合いに出すあたり、音楽活動への並々ならぬこだわりを感じさせます。

年末の紅白歌合戦という国民的ステージに向けて期待が高まる中で、狩野さんの投稿は「落選」の報告でありながら、どこか温かい笑いを含んだ“前向きな定例ニュース”として多くの人の目を引きました。12月31日、NHK紅白歌合戦本番の舞台では、出場者発表以上に「いつも来るあの投稿」を楽しみにしている人もいるかもしれません。

🌙 つぶちゃん日常 Season10 - 第2話『灯台の扉のまえで』

光の足跡は灯台の扉の先へ。迷いながらも、つぶちゃんは進む決意を固めていく。

灯台の入口に、光の足跡が吸いこまれるように続いていました。
つぶちゃんは胸の前で手をぎゅっと握りしめ、深く息をのみます。

怖い。
でも、進まないと、きっと後悔する。

扉の向こうには、かすかに揺れる“ひなた”の姿。
呼ばれているような気がして、でも戻れない気もして。
心が引き裂かれそうなまま、立ち尽くしていました。

ぴーくんは、やわらかく光のサインを送ります。
「大丈夫。一人じゃないよ」と告げるように。

灯台の明かりと夕焼けが重なり、影が伸びて、揺れて、
つぶちゃんは一歩、足を前に出しました。

今夜も、小さなニュースの中に、確かな温かさがありましたね。
エンタメは、気づかないうちに誰かの励ましになったり、明日へのきっかけになったりします。
そんな“日々の支え”を感じながら、また新しい夜へ。
それでは、おやすみなさい。

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